V争いの中心は山崎芳仁だ。7月福井、9月岐阜と今期は記念決勝で2回確定板に上がっている。グレード戦線で活躍する脚力はまだまだ健在だ。ここは対戦メンバー、レースの流れに応じて、多彩な戦法を使い分ける。今年最終戦で有終のVを飾ろう。佐藤友和はパッとしない近況だが、調子は徐々に上向いている。山崎と好連係を決めて、来年につながるシリーズにしたい。
鈴木竜士はF1シリーズを中心に抜群の安定感を誇っている。ほとんどのレースで最終バックを取っているのは好感が持てる。今シリーズも来年を見すえて、積極果敢に攻め切る。
北津留翼は11月防府のブロックセブンで豪快にまくってV。勝ちパターンに持ち込んだときの破壊力は相変わらず凄まじい。
桐山敬太郎、海老根恵太の南関勢も侮れない。桐山は落車の影響で本調子を欠いているが、ここまでには上積みが見込める。海老根は決め脚の鋭さが戻ってきた。
差し脚シャープな池田良やしぶとい北野武史の動向も見逃せない。
総合力高い山崎芳仁
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山崎芳仁
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鈴木竜士
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北津留翼