ビッグ初参戦の黒沢征治(写真)は、前回の弥彦FIで落車に見舞われ中3週間で復帰。頭部打撲など影響が心配されるが、状態はどうか。
「(3週間のうち2週間を入院して)最初の1週間は安静にしていたけど、そのあとの1週間は動ける範囲で(体を)動かしていた。そこからは全然普通に乗っていた。できるかぎり100パーセントに近づけるようにはやってきた。先行で魅せるレースをしたい」
坂本貴史は、前回の地元、青森記念を3363着から中3日で今シリーズを迎える。
「(青森記念は)新山兄弟のワンツーだし、支部としては成功だった。でも、そこ(決勝)に自分がいなかったのが悔しい。そこからは(中3日で)気持ちを切らさないようにやってきた。トレーナーさんにも問題ないと言われたんで大丈夫ですよ」
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前回の青森記念を7677着と一息の結果だった武田豊樹(写真)だが、戦う姿勢は前向きだ。
「(初日は関東ひとりで)自分で頑張ります。(前回の青森記念で自力で動いていたことが)ここでも役に立てばいいですね。(前回から中3日で)リフレッシュしてきたつもりです」
渡部哲男は、5月のダービーでワンツーを決めた山田庸平とのタッグで一次予選突破を目論む。
「前回(広島FIを616着)はなにか感触が悪かった。思い当たるところもあったんで、練習の方と体を修正しました。実戦で走ってみないとわからないけど、あと良くなってくれてると信じて(笑)」
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中2週間以上空いたゆとりのローテーションの鈴木竜士(写真)は、前回の京王閣FIから上積みが望めそうだ。
「ここ2、3場所は良くないですね。脚力的に足りない部分があった。それで(前々回の)オールスターも自信がなかった。(今回は)ちょっと練習する時間が取れた。(タイムとか)数字的なところも戻ってきた。前回にしても(ラインで)ワンツーが決められるところで、自分が3着だったりっていうのがあった。ただ、レース自体はそのイメージで仕掛けられればと思ってます」
6月からのルール改正に戸惑ったところもあった竹内翼だが、ここにきてようやく対応できるようになってきた。
「(6月からの新)ルールに適応できるようになってきた。しっかり自力を出せるようにっていうところに立ち返ってっていうところですね。ちょっと悪い時期もあったけど、良くはなっている」
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練習中の落車のアクシデントで簗田一輝が、右足首を骨折。およそ2カ月の長期欠場を余儀なくされた。
「1カ月くらい入院をしていました。練習は2週間くらいできたし、歩いたり、走ったりするよりも自転車に乗っている方が(足は)問題ない。筋力が落ちているけど、ペダリングは違和感がなかった」
復帰場所の前々回のオールスターで優出を遂げた郡司浩平(写真)は、前回の地元、小田原で今年2度目の記念を制覇した。
「(前回の小田原記念優勝は)最高の結果で終われた。(怪我から復帰した)オールスターの時から思っている以上に戦えているんで、小田原もそのままでした。あとは小田原が終わって少し疲れている部分もあったんで休みも取りました」
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木暮安由(写真)は前回の青森記念準決で落車に見舞われ、最終日を待たずに欠場した。
「(落車は)自分は平原(康多)さんに任せてたわけだし、仕方がないですよね。(状態的には)たぶん大丈夫だと思うし、自転車も前回の青森と同じのを持って来ました」
前回の地元、福井FIで完全Vを飾った野原雅也は、1月の小倉FI以来の優勝で今シリーズに弾みをつけた。
「(前々回の)オールスターくらいからだいぶ自転車が無理なく進むようになってきた。(状態は)悪くないし、上がってきていると思います」
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松浦悠士(写真)は、前回の富山で6月の取手に次いで今年2度目の記念V。ビッグ初制覇の期待も膨らむ。
「前回の優勝はうれしかったです。(獲得賞金でのグランプリ出場に賞金の)上積みはもうちょっと欲しい。ただ、しっかりレースもできているし、ヨコの動きよりもタテの方の意識がほとんどですね」
南潤は、オールスターの落車で小田原記念を欠場。今シリーズは、20日以上空いた。
「(落車の)怪我はほぼ治ったんで、状態的には大丈夫ですね。練習も1日休んだだけですぐに始められた。今回から新しい自転車ですけど、練習ではタイム的にも変わらなかったし、乗りにくいっていうのもなかった」
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全日本選抜、高松宮記念杯と今年2度のGI制覇の中川誠一郎(写真)は、余裕をもったローテーションで状態アップに努めてきた。
「オールスターが調整失敗だったんで、もう1回やり直そうっていう感じでやってきた。1回、疲れが出たのか、熱が出て体調を崩した。でも、2日くらいで治ったし、そのあとは(練習を)コンスタントにやれている」
一次予選は単騎になる吉澤純平だが、仕掛けをちゅうちょすることはなさそうだ。
「このメンバーだとあんまり消極的だと後方になってしまう。前々にいないと厳しいメンバーですからね。自分がやることに変わりない。位置を取ってしっかり仕掛けるだけです」
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前回のオールスター最終日は、脇本雄太の番手から白星を挙げた古性優作(写真)。手応えをつかんで初日に臨む。
「まずは脇本さんにしっかり付いていくことだったし、ひとつ、ひとつの段階として抜けたっていうことは(良かった)。もっと余裕をもって付いていって、援護ができたらっていうのがある。脇本さんにも安心感をもってもらえるように。そのあとは(日にちがあったんで)やりたい練習ができた。(初日は)ひとりでも気にならないし、しっかりと」
太田竜馬は、前回の青森記念を3161着で2勝をマークした。
「青森記念は結果はあれだけど、手応えがゼロじゃない。究極を求めたらまだダメだけど、全然戦えないっていうのではない。今回も上向きっていうことには変わりない」
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中村浩士は前回の久留米FIで今年2度目の優勝。単騎の初日一次予選での立ち回りが注目される。
「体調的には普通ですし、安定した状態が続いている。(支部長で)公務があったりしたけど、自分はそういうスケジュールをプラスにする術を考えるタイプですから。それにこういう経験は何十回もしているんで」
前回のオールスター二次予選で落車を喫した村上博幸(写真)は、1月の記念で4連勝の完全優勝を遂げた当所で復帰する。
「今回は間が空いたけど、張り切りすぎずにやった。ずっと乗ってはいたけど、軽め軽めですね。それでも練習は普通にできたんで、(落車の)影響はそんなにないと思います」
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渡邉一成(写真)は、オールスター、富山記念、青森記念と直近の3場所はグレードレースですべて優出。優勝こそないものの、勝ち星を積み重ねている。
「優出している部分で言えば、いい評価をしてもいいのかなと。ただ、もう少しレースで、どうにかできたかなっていう反省もあります。位置取りを含めて勝つためにどう動くかっていうところでは、自分としても変わってはきていると思う。あとは安定だけを求めるのではなく、しっかり勝ち切らないとっていうところを目標にしないとっていうのもあるんで」
青森記念を欠場した清水裕友は、小田原記念から中2週間以上空いた。
「(青森は)体調不良でした。そこからはボチボチ、練習はいつも通りやりました。去年(の共同通信社杯の準Vは)ラッキーだったところもあるし、今年はしっかり優勝を狙いたい」
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連勝でコマを進めた準決で落車に見舞われた前回の青森記念。平原康多(写真)の状態はどうか。
「自分の計算より新山(将史)に早く降りられてしまって…、自分のミスっていうとこもある。いい勉強になりました。怪我は大きくなかったし、思ったより体の状態は悪くない。ああいう落車でこのくらい(の状態)でいけてるだけ運が良かったと思う。日にちが少なかったけど、やれるだけの努力はしてきた」
前回の大宮FIで落車の坂口晃輔だが、地元のビッグシリーズで状態は問題なさそうだ。
「怪我は大丈夫。そこから(長野県の)松本で合宿をしてきた。予定通り追い込んで、いい練習ができた。地元なんでしっかりと仕事をして1着を取りたい」
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近況勝ち星は少ない浅井康太(写真)だが、地元だけに期待は大きい。
「(状態的には)最低限には達したかなと。動きとしてはだいぶ良くなってきている。ただ、レース勘っていうのもあるんで、あとは走ってみてですね。(怪我による)痛みがなくなったっていうのが一番(の要因)だと思います」
園田匠は、前回の富山記念を2261着。最終日の1着は、らしさを見せた。
「(富山は)連日、悪くなかった。33バンクでしっかり伸びているし、今年は落車をしてないっていうのが大きい。落車さえしなければ、練習すれば身になる。多少、(いいころに)戻ってきていると思います」
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