小松崎大地(写真)は、前回の岸和田FIを731着。最終日は同地区の箱田優樹を利して勝ち星を挙げたものの、こう振り返る。
「前回の3日間は手ごたえがなかった。悪かったですね。そのあとは計画通りに(練習を)やってきました。良くなっているとは思いますけど、走ってみてからですね」
前回の弥彦FIも725着。菊池岳仁はここ3場所勝ち星がないだけに状態が気になるところだ。
「(長野県松本市の)美鈴湖も33だし、33バンクは相性がいい。セッティングを試していたけど、戻してきました。オールスターのころと同じような感覚ではあります。寬仁親王牌は昨年に続き2回目ですけど、前橋では初めてですね。しっかりと走りたい」
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前々回の立川FIの初日に落車を喫して途中欠場の南修二(写真)は、前回の和歌山FIを514着。
「(和歌山は)普通というかいつも通りでした。そこからは上積みはとくにないというか、変わらないかなと。(前橋は)走りやすいと思います」
共同通信社杯での落車からの復帰場所となった前回の防府FIを726着の石原颯。主導権を握った決勝だが、久木原洋のまくりに屈した。
「防府の前に(3月のウィナーズカップでの落車より骨折の)左鎖骨に入っていたピンを抜いてきました。動きやすくはなりました。防府の決勝はペース配分を間違えて、変に脚を使ってしまいました。(前々回の共同通信社杯の)名古屋(の落車)で壊れたフレームが元通りになってきたので、今回はそれを使います」
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一次予選は、前回の松阪記念の二次予選でもタッグを組んだ皿屋豊との連係。坂口晃輔(写真)は、その後の10月14日に行われた地区プロの競技大会のケイリン種目で優勝を飾った。
「地区プロではカーボン(フレーム)に乗ったりして、違う刺激が入った。漢字の競輪が自分には向いているんですけど、ケイリンで初めて優勝ができた。いい流れかなと。(前回の松阪は)いい手ごたえというか、日に日に良くなってきていた」
皿屋豊は、ホームバンクの松阪記念で一、二次予選を連勝。ともに逃げ切りで準決に進み、決勝まで勝ち上がった。
「松阪は決勝以外は完ぺきでした。記念の決勝は2回目でしたが、前は(山口)拳矢君がいて自力は初めてで失敗した。いい経験になったし、これから大きいレースが続くので、反省を生かしたレースをしていきたい」
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前回の松阪記念では2勝をマークした内藤秀久(写真)は、追加配分が自身にとってはプラスだったようだ。
「松阪が追加でした。自分は実戦が一番大事なんで、松阪に行って良かった。そこからむちゃくちゃ向上をしたとか力がついたとかはないけど、そのままキープをしているかなと思います」
町田太我は前回の松阪記念でまさかの一次予選敗退も、シリーズ後半を連勝。通算100勝のメモリアルを遂げた。
「松阪は100勝ができて、ちょうどいい感じで締めくくることができた。また、イチから200勝を目指していきたい。いつも通りに練習をしてきたし、感じも普通です。(開催後半に1着を取れるのは)なんでか、わからない。勝てる時は勝てるし、負けるときは負けるんですよね」
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吉澤純平(写真)は、松阪記念を初日特選、二次予選を連勝。順風満帆だったが、準決で落車に見舞われて最終日を待たずに欠場した。
「(落車の)怪我はほとんどない。雨で滑ったんで多少打撲があったけど、擦過傷はなかった。そこからケアしながら練習をやってきました。松阪から新車だったんですけど、その自転車がだいぶ良かった。ある程度、(セッティングが)出たかなと」
近況、白星を量産している坂井洋だが、苦手意識のある33バンクにこう口を開く。
「支部の合宿を泉崎でやってきた。33バンクですし、ここに向けてと、地区プロも前橋であるので。33バンクは成績を調べてもらうと、わかると思うんですけど苦手なんです。直前の練習は感触が良かった」
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岩本俊介(写真)にとっては久しぶりの前橋バンク。一昨年12月のFIシリーズでは落車に見舞われただけに、今シリーズはそのイメージを払しょくしたい。
「(前橋は)後手を踏んだら終わりだと思うので、そこら辺は気をつけたい。スタートのポジションからですね。(前回の函館FIの112着は)ボチボチですね。そのあとも普通に練習して、前回と同じくらいの感じですね」
前回の松阪記念で通算4回目のGIII制覇を遂げた山田久徳は、そこから中8日のローテーション。
「(松阪の前に)練習ができていたし、脚自体は自信をもって走れていた。(記念を獲った後で)流れがいいので、そのあとの練習でも感覚が良かった」
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優勝は4月の函館FIから遠ざかっている和田圭(写真)だが、近況も安定した戦績。直近の2場所は、函館312着。弥彦416着とFIシリーズでの着順をまとめている。
「いい意味で変わらず、普通ですかね。(前橋は)イメージ的に怖いけど、成績はそんなに悪くないと思います。頑張るだけです。(9月の)青森記念ではうまく追走できずに、(新山響平に)迷惑を掛けたんで、しっかりと集中したい」
共同通信社杯以来、およそ1カ月ぶりの実戦になる山口拳矢は、新たな相棒と大一番に臨む。
「注文していたフレームが届いた。思ったより遅かったですね。セッティングはもっと煮詰めたかったけど、今回はこれ1台です。小倉のドームは苦手ではないけど、前橋は初めて走るので、それがどうなるかですね」
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好調を実感していた三谷竜生(写真)は、その通り松阪記念を2212着のオール連対。決勝はまくりでラインの山田久徳とのワンツーで別線を一蹴した。
「(前回は)調子もいいですし、感覚も良かった。(前橋は)室内ですし走りやすいですね。(初日は)小森(貴大)君に。(連係は)ちょっと覚えてないです」
通算7度目で初めての地元GIとなる佐々木悠葵は、前回の岸和田FIの637着から変わり身がありそうだ。
「前回はダメでした。体がうまく使えなくて、進まなかった。落車からずっと背中が硬くなっていたみたいで、それを(ほぐしたり)やってもらった。それまでは、周回で5割くらい使っちゃってた感じでした。(背中の硬さが解消されたのが)一番デカいです」
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前々回の共同通信社杯は1813着。前回の向日町記念は1172着で3連対の吉田有希(写真)は、仕上がりも上々の様子。G戦線での経験を積んで、持ち前の機動力を生かす術を体得しつつある。
「(共同通信社杯は)結構、いい内容だった。2日目以外は仕掛けられた。向日町はケアをしないで行ったんで、体がボロボロでした。そこからはリフレッシュしながら、いい練習ができた。(9車立てに慣れたのが)一番大きいです。7車立てとは全然違う。そういうのが(慣れてきて)僕に向きつつあるのかなと思います」
前々回の向日町記念の2日目に落車した神山拓弥だが、その後は連勝。最終日は吉田の逃げを差し切った。
「(吉田)有希とは最近結構、連係している。向日町は二次予選と最終日に連係して、最終日はワンツーだった。最近は差せるようになってきたし、差せる感覚をつかんだのかな。今回は地区プロに向けても、支部合宿をしてきてきた」
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共同通信社杯2262着からおよそ1カ月空いたゆとりのローテーションの眞杉匠(写真)は、その期間を練習に充てて迎える大一番。正規の配分では初の寬仁親王牌となる。
「しっかり追い込んで、ここに向けてやってきました。(直前の手ごたえは)悪くないかなという感じです。前回よりは良くなっていると思います。たまたまあっせんがなかっただけですが、1カ月空くのは初めてでした。時間があったので計画的にやれました」
フランスのサンカンタンアンイブリーヌで行われた世界選手権に出場していた山崎賢人は、昨日の帰国からの強行軍。
「(ケイリンとスプリントに出場したが)全然ダメでした。ケイリンはもったいないというか、悔しい負け方をしました。いい状態で世界選に行ったので、問題ないと思います。時差ボケだけです」
スピード自慢がそろったこのメンバーでも魅力たっぷりの太田竜馬は、前回の松阪記念で重いバンクコンディションに手を焼きながらも上々のポテンシャルを披露した。
「4日間を通して最低限のレースはできたと思っています。バンクは重いなという感じでした。それで自分の状態はよくわからなかったです。いまひとつスピードが乗らない感じでした。それからは普通にして、いつも通りでした」
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寺崎浩平(写真)も山崎賢人同様、フランスでの世界選手権から前日に帰国。オールスター以来の競輪でGI連続優出を目論む。
「(世界選は)手ごたえは、なんとなくありましたし、去年より今年1年は成長できた。その実感ができたので、まだまだやれるかなと思います。競技でやっていることが競輪にプラスに働いていると思います」
前回の防府FIの決勝で落車に見舞われた成田和也の状態はどうか。
「(落車は)まったく問題ないです。そのあとは寬仁親王牌に向けて練習してきました。まあ、普段通りの練習ですけど。(直前の感触は)感覚的には悪くないと思います。(前橋は)脚質的に合うバンクかなって思ってます」
獲得賞金ランク9位。初のグランプリ出場ボーダー圏内にいる山田庸平にとっては、残す2つのGIが正念場だろう。
「(ここ2場所で)新しいフレームを使ったんですけど、いいところ、悪いところが出ていたので、今回は戻してきました。共同通信社杯で落車した影響はないんですけど、体の調子があまり良くなくて、したい練習はあまりできていないですね。やれることはやってきました」
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8月の小田原記念から16走して10勝、2着5回、3着1回の郡司浩平(写真)。共同通信社杯、久留米GIIIを連続優勝中と、着外なしのハイパフォーマンスを見せている。
「レースもやりたいことができてますし、その通りに体も動いているので、そういう意味では状態はいいと思います。ここ最近はしっかりと計画通り練習もできてますし、レースに向けての準備もできている。それが結果として現れてうれしいです。そこからは練習量的にはたくさんできましたし、久々にいい感覚で臨めるかなと思います」
同じメンバーの昨年末のグランプリでは郡司の3番手を回った守澤太志がここは古性優作をタッグを組む。
「前回の久留米に関してはセッティングもだいぶ定まってきた。調子も上がってきたかなってところですね。共同通信社杯の時に(セッティングを)大幅に変えた。それがしっくりきていなかったのでどうかなって思っていたんですが、久留米のときはだいぶ良くなったと思います。グランプリのときは郡司君の3番手を回ったんですけど。(初日は)古性君の番手にいかせてもらおうと思います。最近の古性君の走りを見て素晴らしい選手だと思います。郡司君の3番手が嫌とかではなく、古性君の評価が僕のなかで上がったというか。すごいしっかりした走りをしているので古性君の番手を走りたいなって思っていた」
3車の関東勢はグランプリと同じ並び。昨年、弥彦で寬仁親王牌を制した平原康多は、3番手でシリーズをスタートさせる。
「(共同通信社杯の落車は)大きな怪我じゃなかったです。すぐに練習しました。(1カ月近く空いたが)ちょっと空きすぎてるくらいでしたね。(共同通信社杯の)名古屋の時とそんなに変わらない感じだとは思うんですけど」
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