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久留米競輪

KURUME KEIRIN

83#

FⅠ

2.25Sun 26Mon 27Tue

レース展望

破壊力を買えば嘉永泰斗

  • 嘉永泰斗

  • 和田健太郎

Gレースで存在感を示している健脚がそろい熾烈なV争い。本命には嘉永泰斗を推した。昨年の嘉永は機動力に一段と迫力を増した感がある。ウィナーズカップ、共同通信社杯ではいずれも準決で勝ち星をゲット、G3では5月函館記念で優勝をものにしている。競輪祭の一次予選2で落車し、約1カ月実戦から離れたが、復帰後は12月GPシリーズ立川623着、1月高松122着と、着実に調子を戻している。更に良化が見込めるここは、持ち味の自力攻撃で別線をねじ伏せよう。野田源一は常に前で戦うので、九州の追い込み型が不在なら、嘉永には渡部哲男、橋本強の愛媛コンビが続くか。渡部はチャンスはきっちりものにしている。12月松山の決勝は、突っ張って駆けた北津留翼を差して地元Vを手にした。橋本も差し脚、位置取りともにしっかりしている。1月佐世保の初日特選では、犬伏湧の逃げに食い下がり四国ワンツーを決めた。
当所ホームの野田源一も有力な優勝候補。昨年はオールスターで2勝、競輪祭では一次予選2で勝つなど、ビッグレースでもゲリラ戦で一発があった。1月和歌山記念で落車したのは気になるが、体調に問題がないようなら、好位置取ってのまくりで地元Vを飾る場面は大いにあろう。
直近4カ月の競走得点トップは和田健太郎だ。12月は伊東記念、平F1戦で優勝していて、いつもこの時期は成績がいい。南関の自力型がいないようなら、宿口陽一との連係から勝機を見い出すか。
皿屋豊、山田諒の中部勢、渡邉一成、和田圭の北日本勢も軽視できない。

注目選手

  • 新村穣

    神奈川 ・119 期・S2

    新村穣

     最終ホーム、バックの先制回数が多く、相変わらず競走は積極的だ。決勝こそ乗れていないものの、連がらみが多いし、1月川崎記念では、予選を24着で準決にコマを進めた。一発の魅力を秘める。

    ■直近4ヶ月成績(*12/22現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    105.58 16 8 8 4 11
  • 小嶋敬二

    石川 ・74 期・S2

    小嶋敬二

     54歳の大ベテランは元気一杯。10月伊東~12月平までの5場所は、毎場所勝ち星をゲットしている。予選、選抜クラスは人気の有無にかかわらず目が離せない。

    ■直近4ヶ月成績(*12/22現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    101.50 4 6 1 5 10