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久留米競輪

KURUME KEIRIN

83#

GⅢ 「火の国杯争奪戦」in久留米

10.6Fri 7Sat 8Sun 9Mon

次回開催

F2

10/23 ・24 ・25

レース展望

信頼性が高い古性優

  • 古性優作

  • 新山響平

  • 守沢太志

熊本競輪場開設73周年記念「火の国杯争奪戦」は、10月6日~9日の日程で、今年も久留米競輪場に於いて行われる。今シリーズは古性優作、新山響平、守澤太志、郡司浩平、松浦悠士のSS班5名が参戦する豪華メンバー。地元勢は嘉永泰斗、中川誠一郎、伊藤旭、松岡辰泰、松本秀之介、伊藤颯馬と自力型がずらりとそろった。これ以上は望めぬ布陣でSS班に徹底抗戦する。SS班が貫録を示すのか、それとも地元勢が意地を見せるのか。興味津々のV争いだ。


 共同通信社杯12欠着。3日目から欠場した古性優作だが、これは家事都合によるもの。体調に問題がないとなれば、今年の戦歴から中心視は順当だ。G1はすべて決勝に進出していて、全日本選抜、高松宮記念杯は昨年に続いて連覇。ダービーでは決勝5着、オールスターは準Vと素晴らしい成績を修めている。連対率も昨年の60・2%を大きく上回る72・5%を誇っていて、最も信頼性が高いとみた。山田久徳が古性とタッグを組み近畿ワンツーを目指す。山田久はオールスターで12351着と気を吐くと、9月は向日町記念、豊橋と続けて優参していて動き軽快。
 北日本勢は新山響平、守澤太志のSS班に菅田壱道、和田圭の宮城コンビと戦力が整っている。中でも新山は地元の共同通信社杯では1222着、オール連対の準Vと激走を演じた。二次予選Aはまくりだったが、他の3走は先行していて、自慢の先行力を猛アピール。ビッグ地元Vは成らなかったもの、レース内容は申し分なかった。ここもラインの先頭を任されれば強気に攻める。オールスターで落車し、8月松戸記念を欠場した守澤だが、9月立川記念3115着、共同通信社杯2714着の伸びは悪くない。チャンスが巡ってくればものにできる状態にある。菅田は当所は相性がいいバンク。60周年記念、20年には国際自転車トラック競技支援競輪を制している。展開が向けば浮上してきそうだ。

  • 嘉永泰斗

  • 郡司浩平

  • 松浦悠士


迎え撃つ地元勢は嘉永泰斗をはじめとして中川誠一郎、伊藤旭、松岡辰泰、松本秀之介、伊藤颯馬と自力型がそろった。九州には北津留翼、山田英明も控えているので、勝ち上がり戦から有利に戦えそうだ。一昨年のこの大会の覇者である嘉永は、持ち味の自力攻撃に一段と磨きがかかった感がある。共同通信杯社1217着。準決は単騎で最後方に置かれたが、最終1センターから仕掛けると、圧巻のスピードで8人を抜き去り、上がりタイムは10秒7を叩き出した。破壊力はSS班に引けを取らないので、大会2V目をゲットする場面も大いにあろう。この大会は3Vの実績がある地元の重鎮・中川も侮れない。9月宇都宮はやや軽い相手だったとは言え、上がり13秒5の快速まくりを決めて優勝している。
 昨年の覇者である郡司浩平は、20年にも優勝していてこの大会は好相性。だが、9月松戸記念は準決7着で最終日を欠場すると、共同通信杯社では8223着。一次予選で敗退すると未勝利に終っている。調子の上積みが欲しい。対照的に和田真久留は勝ち星ラッシュ。オールスターでは18117着と3勝をあげると、9月は平塚111着、豊橋112着、小田原111着。快速を活かした自力攻撃が冴え渡っている。
 オールスターで落車負傷した松浦悠士は、その後は欠場が続いている。完調での参戦は難しいか。

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注目選手

  • 阿部拓真

    宮城 ・107 期・S2

    阿部拓真

     最近は伸びの良さが目につく。8月松戸記念は予選を連勝で準決にコマを進めると、共同通信社杯では二次予選Bで勝ち星をゲットしている。うまくレースの流れに乗っての一発には注意したい。

    ■直近4ヶ月成績(*11/28現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    106.32 2 9 1 5 10
  • 河端朋之

    岡山 ・95 期・S1

    河端朋之

     ワールドクラスのスピード、ダッシュ力は一級品。腰痛を抱えているが、8月玉野、9月富山で優勝しているように体調は問題ない。上位戦でも自慢のスピードを遺憾なく発揮できれば大駆けも。

    ■直近4ヶ月成績(*11/28現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    109.20 8 7 4 1 8
  • 後藤大輝

    福岡 ・121 期・S2

    後藤大輝

     S級デビュー戦だった6月の当所記念では1452着。先行力を猛アピールして2連対を果たした。9月松阪113着と最近の調子もいいので、ホームバンクで大暴れが期待できそうだ。

    ■直近4ヶ月成績(*11/28現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    104.88 14 7 3 3 5