KEIRIN EXPRESS

実力互角のメンバー構成。しかも全員が来期の２班昇格が決まっていて、勝負駆けの選手はいない。狙いは絞りにくいが、先行とまくりを使い分けて勝率高い岸田剛を中心視した。昨年の後期は５Ｖを達成すると、今期も４月末までに５Ｖ。勝率は８割を上回っている。
先行力なら近谷涼も引けを取らない。直近４ヵ月の連がらみの決まり手は約８割が逃げてのもの。今期は４月末までに５Ｖは岸田と互角だ。主導権を握れば押し切りも十分に望める。
５月富山１１４着で特別昇班に失敗した昼田達哉ながら最近は勝ち星が多い。自力攻撃に破壊力を増した印象があり、仕掛けがツボにはまれば単可能。
堀航輝も今期は４月末までに５Ｖ。そのうちの４回は３連勝だ。４月の３場所はやや物足りなかったのは気になるが、快速を遺憾なく発揮なら怖い。
今期は８連勝を２回達成している松本秀之慎。特別昇班を２回逃がした影響があるのか、最近の成績は今ひとつ。
昨年の後期は優勝ゼロの長谷川飛向ながら今期は５Ｖ。上昇度は魅力的だ。