本命に推した山本浩成は、昨年後期は1、2班戦で善戦していた実力者。先行した時の末脚はもう少し欲しいが、まくりに回ると力強く、準V2回の実績がある。さすがにチャレンジ戦では実力上位で、1月松山、同月小松島といきなり6連勝を達成した。この開催の前に特別昇班を果たす可能性があるが、ここ出走なら優勝候補の一番手だ。
機動力には素晴らしいものがある中野光太郎の単にも魅力を感じる。在所成績第13位の好素材で、直近4カ月の勝率は75%のハイアベレージだ。特別昇班をかけた11月武雄は11落失着と惜しくもチャンスを逃がした。その後は3場所欠場が続いたが、復帰戦の1月和歌山は41 着。更に良化があるようなら自力攻撃でVゲットの場面は大いにあろう。
坂田康季も在所成績は第13位と上位に食い込んだ有望株だ。昨年の後期は3V、準V4回、決勝3着3回と安定した成績を残している。今年も1月当所114着とまずまずのスタートを切ったが、続く同月松山で落車し、次場所を欠場した。体調が浮沈の鍵となりそう。
在所成績は第22位ながら、まだ優勝には手が届いていない高橋優斗。12月向日町で落車したため、2場所欠場して1月松山から復帰し結果は711着。2日目から2勝したものの、スピードの乗りは今ひとつだった。調子の上積みが欲しい。
ここ参戦なら山本浩
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中野光太郎