今シリーズは地区あっせんで西日本の選手によるV争い。
総合力は近畿勢が大きくリードしている。村上博幸、山田久徳の京都勢をはじめ松岡健介。更に中西大、南潤、藤井栄二と先行型がズラリとそろっている。軸になるのはもちろん村上だ。9月向日町記念7232着、地元からただ一人優参を果たすと、決勝は脇本雄の逃げに食い下がり地元の意地を見せた。近畿連係から差し脚を伸ばす。山田は向日町記念ではまさかの1次予選敗退となったが、2日目、最終日と2勝していて調子に問題はない。松岡健介はオールスターでは231着で準決進出。チャンスが巡ってくればものにできる状態にある。
近畿勢を撃破すれば原田研太朗か。ここのところ低空飛行が続いていたが、8月小松島では連勝で優参。準決は皿屋豊の逃げを上がり10秒6の快速まくりで仕留めている。仕掛けがツボにはまれば一発も。堤洋、山中貴雄が原田と四国ラインを形成する。
地元の九州勢は自力型が手薄で苦戦は免れまい。
村上博が束ねる近畿勢
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村上博幸
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山田久徳
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原田研太朗