ラインの総合力は九州勢が大きくリードしている。自力型が宮崎大空、平川慎太郎、追い込み型は原田礼、屋宜浩二とそろっている。中でも最近の宮崎はまるで別人のような好成績だ。準決が壁になっていたが、4月高知で3連勝すると、5月別府131着、6月大垣でも3連勝。勢いを買って中心視した。平川も6月高知で3連勝と好調で、当所は3月に走って112着の実績がある。原田は2年半ぶりのA級戦。前期は1勝にとどまったものの、A級戦なら話は別だ。目標に困らない今節は地元V奪取も十分にありそう。
近畿勢は吉堂将規の機動力に期待がかかる。吉堂は3月岐阜で優勝するなどパワーは非凡だが、4月奈良での落車後は一息不足場所が続いている。調子の上積みがあれば九州勢撃破も。
中国勢は自力型が手薄。櫻井太士、和田誠寿らは位置取りが鍵となりそうだ。
成績急上昇の宮崎大
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宮崎大空