G戦線で存在感を示している強豪がそろい熾烈なV争い。
本命には北津留翼を推した。今年は年頭から勝ちまくっていて、前期は圧巻の24勝を挙げている。ダービーでは12着で準決に進出すると、高松宮記念杯は3911着、西2次予選で敗退も2勝をマーク。G1大会で他の自力型をねじ伏せているスピードは輪界トップクラスだ。好発進を決めて地元Vをゲットしよう。北津留とは連係実績が豊富な園田匠がタッグを組む。全日本選抜の2次予選では、まくって快勝した北津留を好マークしてワンツーを決めている。北津留の仕掛け次第では差し切りもありうる。
競走得点トップは小倉竜二だ。最近は差し脚好調で、5月前橋記念では清水裕友のまくりを差して優勝している。ここは中四国スジで河端朋之を目標だろうが、河端とは6月川崎の最終日にワンツーを決めたばかり。やや末脚が甘いところはある河端ながらダッシュ力、トップスピードは一級品。小倉に好展開が巡る可能性は大いにあろう。
超エリート街道を驀進中の山口拳矢の単にも魅力を感じる。前期はF1戦で5V、ウィナーズカップ、高松宮記念杯では準決に乗っている。6月別府記念の決勝で、先行して松浦悠の反撃を許さなかったスピードは非凡。好機に仕掛けて主導権を握れば勝ち負けに持ち込める。
山田久徳、村上博幸の京都コンビに南修二と実力者がそろった近畿勢も好勝負が見込める。中では山田が好調で、高松宮記念杯では6112着と3連対。西1次予選で敗退も機敏な立ち回りが光った。
北津留翼が豪快に決める
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北津留翼
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小倉竜二
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山口拳矢