九州勢の軸となる井上昌己を中心視する。8月松戸記念の一次予選は、最終ホームからロングまくりを決めて快勝。惜しくも準決勝3着で優出を逃したが、シリーズ3勝の大活躍だった。今シリーズもキレのあるまくりを繰り出して、V争いをリードしよう。九州の若手が勝ち上がりに成功すれば、番手で仕事をして鋭く抜け出す。地元の福岡勢には、ホームの田中誠と坂本亮馬、松尾信太郎と豪華なメンバーがそろっている。長いラインで別線を完封できるか。
自在な立ち回りで着実にレベルアップしている久保田泰弘も怖い存在だ。2月当所は内藤秀との併走を凌いだ後に、最終バックからまくって2着で決勝進出を果たした。近況も、7月玉野で323着と好調ムードだ。援護する西岡拓朗の差し脚にも要注意。
四国勢は機動型が手薄だが、堅実な堤洋や8月高松と小倉で連続優出の網谷竜次には警戒したい。
九州勢をまとめる井上昌己
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井上昌己
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田中誠
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西岡拓朗