そろった中近勢に期待する。ラインを率いる伊原克彦は、19年後期にS級で4勝をマーク。今回は18年前期以来の降級となるが、その時は半年間で2Vを達成している。ここも、持ち前の機動力でV争いをリードしよう。援護するのは、同じくS降りの水谷良和と、堅実な富永益生だ。水谷は8月西武園記念で優出を果たしているし、富永も12月川崎でVなど安定している。ベテランが後ろを固めて、中近ラインで上位独占を目指す。
地元の鶴良生も黙っていない。19年は調子を落とした時期もあったが、夏頃から徐々に復調して10月宇都宮でV。次々開催の11月名古屋MNでも、船瀬惇をまくって優勝を飾った。今シリーズは、タテ脚兼備の高比良豪との地元コンビで、他地区の強敵を迎え撃つ。
中四国勢を率いる山本奨も軽視はできないし、スジの機動型は手薄でも小林圭介の鋭脚は要注意だ。
地元勢に対抗する中近勢
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伊原克彦
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鶴良生