片岡迪之、掛水泰範と別線にも機動型がそろっているが、好調な上田尭弥(写真)率いる九州ラインが人気を集めそう。上田は自粛明け3場所は全て初日予選を勝っている。
「他のレースを見てみたかったけど、1Rなんでショックです。(3月)玉野記念でギックリ腰になって調子を落としたけど、調子はある程度良くなってきた。最近は自分のいいレースできてる部分もある。ウィナーズカップから新車を使ってるんだけど、それも(5月)名古屋ぐらいから良くなってきた。大塚(健一郎)さんには前回(松山、準決勝)で迷惑かけてるので頑張らないと」
落車続きからようやく解放された大塚健一郎は6月武雄で優勝するなど着実に調子を戻している。
「前回(6月松山)は疲れてましたね。月に3本走るのなんて10年ぶりだったから。これから徐々に体力をつけていきたい。コロナ(で開催中止)はあったけど、怪我なく2カ月トレーニングができたのは大きかった。それが徐々に出てくれれば」
//= nl2br($race['content']) ?>
地元勢のトップバッターは小川丈太だ。自粛明けは6月久留米記念、松山と初日で敗れているが、2場所で3勝と悪くはなさそう。
「脚の状態的にはずっといいんで。レースのタイミングとか、組み立てがうまいこといったら、もっとはまると思う。7車は最近走ってないんでわからない。だから走ってみないと。チャレンジとは違うと思うんで。いいスタートダッシュを決めて、地元勢にバトンを渡せるようにしたい」
ここ2場所連続で優出するなど、5月別府で落車の影響を感じさせない山田庸平が小川の前に立ちはだかる。
「落車してっからは普通に。練習も悪くないんで、レースも走れてると思う。ずっと練習ではいいけど、レースでは出てないんで、そこですね。7車は練習みたいな感じになるんじゃないかなと思う。走ってみないとわからないですけどね」
6月玉野、松山で連続優出と悪くない北津留翼(写真)。7車立なら、そのスピードが生きそうだ。
「前回(松山)は6年ぶりに作った新車で走りました。サイズを色々変えたけど悪くないと思う。調子はあまり変わってないと思う。7車は走ってみないとわからないですね」
吉武信太朗はうまくペースを握って吉岡篤志と決めたい。
「(4月)京王閣で初優勝のあと、ここで(4月小松島679着)まあまあやらかしてるんでリベンジですね。前回の玉野はまあまあ感じ良かったので、そのままいけたら何とかなるんじゃないですか。7車はやりにくいですね。あんまり走ってないんで確かめながら。まずは力を出し切れるように頑張ります」
//= nl2br($race['content']) ?>
中国勢がラインを固めることで中四国4車のラインが完成。番手を回る久米康平(写真)には絶好のチャンスだ。
「前回(6月防府)は状態は良かったけど、タイミングを間違えて負けた感じ。その前の玉野もそうだけど、もったいなかった。ちゃんと行かなあかんとこで仕掛けたときは決まってるし、タイミングを逃さなければやれると思う。中3日も普通にやってきました。仕掛けるチャンスは9車よりあると思うんで、7車はやりやすいと思う」
佐藤幸治は4車が並ぶ中四国ラインにどう抵抗するか。
「7車なんでレースは単調になると思う。ブロックセブンで何回か走ったことがあります。九州別線とかじゃないんで、まだやりやすいですね。前回(6月防府)から中3日は軽めにやってきた。状態も悪くないと思う」
//= nl2br($race['content']) ?>
先月があっせん停止だった山崎賢人は5月宇都宮記念以来、37日ぶりのレースとなる。
「今は流れが悪いけど、宇都宮のときも感触は悪くなかった。それまでレースで余裕がなかったけど、宇都宮で何となくつかめたので良くはなりそう。オールスターのファン投票は18位だった。まさかオリオン賞に選ばれると思わなかったので、ありがたいですね。まずは結果が欲しいです」
開催中止明けは大きな数字が目立つ大西祐だが、7車のレースで流れを変えたい。
「こんだけ成績を落とすと、みんなが心配して声をかけてくれる。心の状態以外は大丈夫です。脚は問題ないけどメンタル。今は走るたびに傷口が広がってる。前回(松山最終日)の1着も1ミリも中身はなかったので。今回は濱田(浩司)さんと橋本(強)さんに言われるままに練習用のフレームで来た。7車は僕にとって間違いなくプラスなんで頑張りたい」
島川将貴(写真)は前回の松山で2段駆け態勢の九州勢を豪快にまくって優勝するなど好調維持。今回も期待できそうだ。
「決勝は1歩間違ったら危ない展開でしたね。初日、2日目と重くてアップのローラーで乗りづらかったので、最終日にセッティングを微調整したら乗りやすくなった。最終日は良かったので、今回はイケそうな感じです。練習はキツいのもしたし、街道も。いつもと変わらず全部できました。(7車は)チャレンジとは訳が違うけど、考えすぎんほうがいいと思う。力勝負したほうがいいのかな」
山形一気は前回、松山の初日にも島川とワンツーを決めている。
「ここに向けて仕上げてきたつもり。前回の松山は色々変えたのもあったし、新車だったけどセッティングも煮詰めて直前の練習の感じも良かった。コイツ(島川)が強すぎて参考にならないかもしれないけど」
//= nl2br($race['content']) ?>
ディフェンディングチャンピオンの太田竜馬(写真)は7Rに登場する。やや物足りない近況ではあるが、高松宮記念杯の3日目には上がり10秒9でまくるなどスピードは健在だ。
「去年よりはいい状態じゃないと思う。でも踏み出しは悪くないし、10秒台は久しぶりに出たので問題ない。7車ならマシになるかな。流れはチャレンジだと思うので、タイミングは取りやすいと思う」
津村洸次郎はいきなりの太田との対戦に困惑ぎみ。
「悪くはないんですけどねえ…。一発目で相手がこれじゃキツいですよね。2分戦だし、どうにかするしかないですね」
//= nl2br($race['content']) ?>
原田研太朗(写真)も予選スタート。「冒険した」と話す高松宮記念杯から、しっかりと修正して地元記念を迎える。
「僕のときはチャレンジも9車だったし、8車まではあるけど7車は初めて。わからないのが正直なところです。練習みたいな感じって言っても、練習もあまり強くないんで。ただ引いても5番手なので、いつもより気持ちの余裕はある。調子自体は前回よりいいかな。宮杯は伸び重視に自転車の方向性を変えてみたけど、僕には重すぎた。戻そうと思ってたけど、今回は練習用の自転車を持ってきました」
山中貴雄が原田をマークする。
「状態は悪くないです。7車はブロックセブンであるけど、これはブロックセブンと一緒なのかどうか走ってみないと何とも言えない。ブロックセブンは2回走ってるのでなんとなくはイメージができてます」
小川真太郎(写真)はギリギリで特選スタート。清水裕友、河端朋之に中川誠一郎と別線には強力な機動型がそろっているが、地元で意地を見せたい。
「よく(特選に)乗れたっすね。ツイてる。宮杯が終わってから練習の感じが珍しく良かった。いつもは弱いんだけど。前回から新車でセッティングを前回から変えたらいい感じになりました。7車がどんな感じかわからないけど、みんな脚力は僕よりあると思うので、出し切れるように。出し切れないと100パーセント負けるんで」
高松宮記念杯で決勝3着の松浦悠士は打倒、脇本雄太をテーマに後半戦を戦い抜く。
「脇本さんが目標として、いてくれるのはいいですね。でも(脇本が)強すぎて、現状1人でどう勝とうかっていうところじゃない。試行錯誤しながら、オールスターの決勝では倒したい。フレームは久留米記念の初日に使ったのを試してみる。セッティングも出たので」
7車で競技色が強いレースになれば河端朋之のスピードが生きそうだ。
「ちょっとわからないですね。競技はこっちの7車とは違うかなと思うので。競輪に復帰してから1着は取れてないけど、それなりには走れてる感はある。宮杯前に2場所走れたし、逃げてもまくってもそこそこ走れてる感じはある。悪くないですね。7車だと叩いたりまくったりしやすくなるのかなと思うけど、それはみんな同じだと思うので」
//= nl2br($race['content']) ?>