地元の鶴良生がシリーズの中心を担う。今期A級降級後、1月は走っていなかったため今回が今年の初戦となるが、パワフルな機動力はA級戦でもトップレベル。地元戦のここは好スタートを切りたいところだ。同県の樫山恭柄と共に九州勢を引っ張って、地元開催を盛り上げるか。
鋭い差し脚が武器の松崎貴久も有力候補の一人。1月高松では631と今一つの成績だったが、地力は十分にある。突進力のある松岡晋乃介や、ベテランの渡邊健、金子貴志らと好連係を決めれば、最後の直線で台頭するシーンも十分だ。
安定感抜群の中川勝貴も見逃せない。1月岸和田では221と優勝し、勢いも申し分なし。直線の強襲力はここでも光る。近畿勢は菱田浩二や鮫島康治など積極的なタイプも揃っており、目標には困らなそうだ。
伊藤大彦も2場所連続で決勝進出と好調。ガッツ溢れる走りには魅力があり、鋭い追い込みで上位争いを演じる可能性は高い。パンチ力ある松本卓也や、若手の保田浩輔らと呼吸を合わせて強敵撃破を目論むだろう。
地元・鶴良生が貫録V狙う
-
鶴良生
-
松崎貴久
-
中川勝貴