父(圭二)譲りのスピードで、勝ち星を稼いでいる小川三士郎が優勝候補の筆頭。本格デビュー後は12場所走って4V、準決では11勝、予選は負け知らずだ。先行基本の競走で他をねじ伏せている。レインボーカップ・チャレンジファイナルに参戦するので、この開催の前にチャレンジ戦を卒業している可能性はあるが、ここ出走なら本命人気を集めよう。
対抗格は当所ホームの松本定。本格デビュー後はまだVに手が届いていないものの、準Vが6回もあり、機動力にはなかなかのものがある。バンクは熟知しているので、タイミングよく仕掛けての初Vゲットは十分。
格なら前期はS級を張っていた神山尚が最上位。今期は完全Vが2回、直近4ケ月の3連対率は8割を上回っていて、格上の走りを披露している。まくり、差しには威力があるし、同県の貝原涼太とタッグを組めれば、展開の利を得られる可能性もある。首位に躍り出る場面もありそうだ。
最近は動きがいい神尾敬冬も怖い。直近5場所は連勝での優参が4回ある。先行主体の自力攻撃が冴え渡っているので、一発には注意したい。
随所で新人を撃破している野上竜太にも魅力を感じる。10月富山では伊東佑、谷内健、岩元叶、11月佐世保では船山真、松本定らを相手に優勝を手にした。経験値を活かして新人を翻弄するか。
勝率が高い小川三
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小川三士郎
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松本定