今期はまだ優勝に手が届いていない入江航太だが、直近4カ月の競走得点は今シリーズ最上位。ここ5場所は予選で4勝、3回優参してオール決勝3着と近況も悪くない。このメンバーなら、機動力にものを言わせてのV取りが有力とみて中心視した。同県のベテラン赤星俊光が入江をマークする。準決を乗り切れない場所が目立つが、3月武雄の決勝は、峯口司のまくりに食い下がって準V。熊本ワンツーは十分だろう。九州では調子を上げてきた成海大聖にも魅力を感じる。予選で大敗が続いていたが、4月松山で211着と気を吐くと、同月武雄325着、5月玉野141着と成績がまとまってきた。仕掛けがツボにはまれば、一発があっておかしくない。
今年は初戦の1月松阪で3連勝と、最高のスタートダッシュを決めた平野想真。最近は決勝を外す場所が続いていたが、4月別府では連勝で優参している。ここから上向いていくようなら大駆けもありそうだ。中部の追い込み型が不在なら、中近スジで白崎芳典が平野に続くか。
岡本翔、山中崇弘の四国勢の動向にも注意したい。
入江航にV機到来
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入江航太
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平野想真