2月3日からの奈良で特別昇班している可能性も高い梶原海斗だが、特別昇班を果たせず出走なら断然の本命となる。アマ歴豊富なエリートで、トップスピードの高さは123期勢でも屈指。地元だし得意のカマシ、まくり一撃で敵の包囲網を粉砕し力の違いを示すか。立石拓也なら梶原の仕掛けにも付いていけるという期待が持てる。50歳を迎えた大ベテランだが、今期初戦の1月小松島では半田誠の逃げを差して優勝している。梶原の踏み出しだけに集中していく。
梶原が不在の場合は、機動力で次ぐ宮道良輔がV争いをリードしよう。誰が相手でも迷わず先手を狙っていく姿勢が気持ち良い若手で、11月四日市では同期対決を制して圧巻の逃げ切り優勝を果たしている。その後もVこそないが、常にV争いを演じており、勝機が巡れば逃さない。
野崎翼、富安保充の中部勢も好勝負だろう。失格点もあって1期でチャレンジに逆戻りとなった野崎だが、1・2班戦でもまれて力付け、降格後は決勝を外していない。レースの組み立てもしっかり考えて新人にも対抗してくる。
神尾敬冬が率いる南関勢も軽視は禁物だ。1月小田原では3連勝で通算2V目を達成と神尾もレースに慣れて本領を発揮し始めた。自慢のダッシュを利かせた自力攻撃で台頭は十分考えられるところ。
出走なら梶原海斗で断然
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梶原海斗
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宮道良輔