前期はS級で決勝に乗った実績がある岡崎景介。さすがにA級では実力上位で、レインボーカップ・A級ファイナルに選抜されている。この開催の前にS級復帰を果たしている可能性はあるが、ここ出走なら優勝候補の筆頭だ。8月伊東で落車し、2か月半実戦から離れたが、11月高松からカムバック。一抹の不安はあるものの、ここまでに体調は戻るだろう。同県の吉永好宏が岡崎とタッグを組む。48歳の大ベテランながら差し脚は鋭く、10月別府では3連勝を飾っている。岡崎の仕掛け次第では逆転もありそうだ。11月大垣で優勝をゲットした福島栄一は差し脚好調。四国の先行目標が不在なら、広島勢と連係か。3番手は勝負権のある位置だ。
若手に負けじと自力勝負で奮戦している西浦仙哉にも魅力を感じる。8月玉野で3連勝した後は、決勝での連がらみはないものの、9月和歌山、11月岸和田では初日特選を制している。仕掛けがツボにはまれば単望める。
河崎正晴、工藤文彦の九州勢も侮れない。新鋭の河崎はここに来て1、2班戦に慣れてきたのか、優参率がアップしてきたし、工藤も10月高松132着、11月別府113着と成績がまとまってきた。動向には注意したい。
最近は乱調気味の徳田匠だが、当所は8月に参戦して逃げ切りVを飾っている。調子が戻れば怖い。