KEIRIN EXPRESS

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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠ日刊スポーツ杯

5.13Sat 14Sun 15Mon

次回開催

F2

5/20 ・21 ・22

検車場レポート

  • 5/12 Fri.  (前検日)
  • 5/13 Sat.  (1日目)
  • 5/14 Sun.  (2日目)

5R

選手の写真です。
山口聖矢選手
 平塚ダービーで弟(拳矢)が優勝してニコニコの笑顔で競輪場に来た山口聖矢が初日特選の1番車。
 「弟の優勝は僕も嬉しい。ただ弟の優勝でこんなに記者さんに囲まれるとは(笑)。以前、ここで人の後ろを回れるなら回りたいと言ってちょくちょく後ろを回っているけど、自力を出さないといけないときは出します。まくりですけど。来期のS級に向けてヨコの動きを頑張っていきたい。気持ち的にはヨコ中心ですね。S級でタテは通用しないと思うので。上野君とは何度か対戦して全部負けているような気がする」
 上野優太は降級後、優勝5回、準優勝1回、決勝3着1回と無類の強さを見せている。
 「前回の和歌山から状態は全く変わりがない。前回の決勝は展開が向いた。連日、前がいなかったけどそれでも戦えた。初日の成績があまり良くないので何とかしないと。梁島君との2分戦はやり難い。捌いても良いかもしれないが、変なレースはしたくない」

8R

選手の写真です。
林慶次郎選手
 地元の林慶次郎は前回の奈良こそ一息だったが、自身としては悪くなかった様子。
 「2場所前の高知は良い動きができたと思うし自分のレースができた。ただ前回の奈良は終始余裕がなかったですね。それでも前回から兄(大悟)のフレームを使いだして着以上に感触が良かった。そこから練習もできたので前回よりはいいと思う」
 番手は東矢昇太が務める。
 「弟(圭吾)がS級に上がれたので自分も頑張らないとですね。自分がA級にならないようにしないと(笑)。慶次郎君の番手は1回ある。3番手を回ったことも1回ある。良い番組なのでしっかり付いていきたい」
 蒔田英彦は点数が急降下しているだけにここが踏ん張りどころ。
 「小倉は相性が良いので。点数を下げていてうかうかしているとA級になってしまう。このままじゃヤバいので、頑張らないとですね」

9R

選手の写真です。
菊池岳仁選手
 菊池岳仁は前回のダービーで3走で帰郷となったがその分、練習ができた様子。
 「ダービーの途中でセッティングを換えて3走目は良かった。ハンドルの高さとかを変えましたね。(新山)響平さんみたいなレースが理想の走りですね。早めに換えたので練習もできました」
 番手を回る阿部力也は状態が上向いてきた。
 「だいぶ戻ってきましたね。前回のダービーはレベルが高すぎただけで、不甲斐ない時期が長かったけど、練習の感触が良くなってきた。菊池君の仕掛けにまずは離れないようにしたい」
 近藤隆司は菊池と同じくダービーは3走で帰郷となった。
 「ダービーは着こそ悪かったけど、日に日に感じは良くなっていた。ここ最近、地べたで乗れていない影響が成績に出ている。ドームは好きなので、自信を持って走りたい」

10R

選手の写真です。
飯野祐太選手
 約3年振りとなる小倉出走の飯野祐太は初日から目標をゲット。
 「前回のダービーは感じとしては悪くなかったけど、流れとか展開が良くなかった。小倉は久しぶり。いつ以来か覚えていない。今年やっと競輪祭を走れる。猪狩君とは初連係だけど、練習は一緒にやったりする。ダービーが終わって次の日から練習はやったので問題ない」
 前を任された猪狩祐樹は緊張の面持ち。  「飯野さんの前を走るなんて、腹を括るってどころじゃないですよ。先行で頑張るしかない」
 石塚孝幸は3月の玉野で落車して今回が復帰戦。
 「肋骨を折ったけど、それ以上に打撲が酷くて。それがヤバかったですね。一応、練習はできたけど、まずは走ってみて。長田君とは初連係。しっかりと頑張ってもらいますよ」

11R

選手の写真です。
松岡辰泰選手
松岡辰泰は前回のダービーで敗者戦だが2連対と動きは良かった。
 「ダービーの前は練習の感覚が良くなくて、新しいことに挑戦したりして噛み合っていないと思ったけど、練習よりレースの方が感じが良かった。終わってからは1日休んで、3日ほど練習してきた。初日から地元勢が付いてくれるので頑張らないとですね」
 番手を回る稲吉悠大は番組を見て笑顔を見せた。
 「松岡君の番手を回るのは初めて。3番手はあるんですけど。こんないい番組を組んでもらえるなんてありがたい。前回から状態は変わらないと思う。しっかりと付いていきたい」
 3番手を固める高木和仁は元気いっぱいだ。
 「久留米G3を欠場したけど、練習はバリバリできました。凄い良い番組だけど、これは俺が付いていけるかどうかやね。頑張らないと」

12R

選手の写真です。
三谷竜生選手
 今開催トップの競走得点を保持している三谷竜生がシリーズリーダー。
 「ダービーは調子自体は良かったけど、決勝に乗れなかったので。終わってから中4日で特に大したことはしていないので変わらずだと思う。1日、2日ほど休んで2日ぐらい乗った感じですね」
 別線の機動型は取鳥雄吾だ。
 「直前は防府で練習してきました。全プロに出る関係もあって、1000メートルのモガきしかやっていない。1本やってバテバテになりましたね。疲れはあるような無いようなって感じ」
 昨年の競輪祭で決勝3着となった小原太樹は単騎戦を選択。
 「競輪祭の決勝で3着取っているので小倉は良いイメージがある。ダービーにピークを合わせていたので終わってから疲れが出た。なのでだいぶ軽めの練習しかしていない。この後は高松宮記念杯競輪だったり全プロもあるので次はそこを目指してって感じです」

5R

選手の写真です。
上野優太選手
 前受けした上野優太は車を下げて5番手に。そこから強烈なまくりで逃げる梁島邦友を捕らえてゴールした。
 「山口さんが踏むかなと思った。合わされる前に早めにいこうと思って仕掛けた。もう少しスッと出てくれれば良かったんですけどね。スッと出て流れるイメージだったんですけど。しっかりとケアをして挑みます」
 柏木伸介は上野のまくりを止めれずも前へ踏み込み2着に入った。
 「梁島君と初連係でどういう脚質でどこで踏み直すとかもわからなかった。上野君を止められなかった時点でタテへ踏めば1着もあったかもしれないけど、そこで梁島君が踏み直すかもしれないし、そういう所を見てしまった。自分は自分が思っている以上に強いかもしれない(笑)。練習ではめちゃくちゃ弱いんですけどね」

8R

選手の写真です。
林慶次郎選手
 打鐘で林慶次郎が叩くとライン3車で出切る。ペース駆けで別線を封じるとそのまま押し切った。
 「内を空けすぎましたね。でも東矢さんは脚があるから大丈夫かなと。脚を残し気味に踏んだので残れた。兄からこのフレームは踏み直しがあまり効かない、残りにくいと言われていたけど、しっかりと踏み直せて残れた。イメージがいいのでこのままいく。ハイペースの展開になったときにどうかですね」
 東矢昇太は蒔田英彦に絡まれるも耐えてワンツー。
 「蒔田さんがきた所を凌げたのはでかい。今回からフレームやセッティングを追い込み仕様にしているのでその分で凌げたと思う」

9R

選手の写真です。
阿部力也選手
 一度は正攻法の田上晃也が突っ張るも立て直した菊池岳仁が打鐘目掛けて一気にスパート。別線を置き去りにするとゴール前で阿部力也が差した。
 「かなりキツい所で菊池君が仕掛けたので3番手の金成さんはキツかったと思う。悪い時なら抜けていないと思うし、だいぶ戻っている。めちゃくちゃ良かった頃に近づいている感じがするし、それを超えるように。全部のG1に出られるようにしたい」
 菊池岳仁はレースを支配するも反省点を口にする。
 「脚を使わずに出れたのにそこからが重い。回せていないんですよね。余裕を持って走れていなくて力んでいる。サドルの高さとかを換えたけど、元に戻そうと思う」

10R

選手の写真です。
飯野祐太選手
 正攻法の猪狩祐樹が突っ張り先行。打鐘前でもう一度反撃にきた長田龍拳も合わせてレースを作ると、番手の飯野祐太は3コーナー手前から番手まくり。そのまま押し切って予選を突破した。
 「今日は猪狩君が頑張ってくれたおかげ。作戦通りに走ってくれた。1センターぐらいでタレてきているのがわかったけど、ぎりぎりまで待ったから自分で踏み上げていく感じだったから佐藤さんはキツかったかなと思う。あと2勝ですね。感覚は悪くないから頑張りたいですね。もっと強くなろうと思って試してダメになり、戻して成績がまとまるの繰り返しなんですよね。ここ2年は全てが悪い方向にいっている。もっと信念を持っていかないとダメなのかなと。謙太郎も頑張っているし、負けていられないですよね」 
 3番手を回った佐藤慎太郎はゴール前で後ろから宮崎大空に抜かれるかと思ったが、こらえて2着をキープ。
 「スタートを取るのに必死でした。最後もキツかったですね。宮崎君にいかれたと思ったけど、何とか2着で耐えることができてよかった」

11R

選手の写真です。
松岡辰泰選手
 前受けした松岡辰泰がロングスパート。別線を封じて見せて押し切った。
 「逃げの決まり手が0だったので1を付けたいなと。早めにいった方がラインで決まると思ったし、魅せるレースをたまにはしないとダメかなと。ダッシュの仕方を変えてフォームがバラバラになってしまったので修正したい」
 稲吉悠大が迫ってワンツー。
 「仕事は何もできず。自分の所で粘られる雰囲気だったのでそこを気にしながらで。外を対応できず。高木さんのコースが厳しくなってしまった。一走して緊張しましたね」

12R

選手の写真です。
小原太樹選手
 正攻法の取鳥雄吾が突っ張り先行。それでも三谷竜生が外併走でへばりつく。最終ホーム過ぎに阿竹智史が三谷を捌くも単騎の小原太樹がまくって初日特選を制した。
 「三谷さんが出切れば付いていって、ダメならレース展開を見てって感じでした。でも取鳥君も出させる感じが全くなくて、そういう意味では展開が向いてくれたって感じですね。あの展開でまくって1着なので脚は大丈夫ですね」
 正攻法からの突っ張り先行でレースを作った取鳥雄吾はレースを振り返る。
 「キツかった。突っ張った時に阿竹さんが遅れている感じがして、踏み過ぎると三谷さんに入られて番手まくりされるし、それは嫌だったので阿竹さん勝ってくれと思っていた。1コーナーぐらいで阿竹さんが勝ったのがわかって良し良しと。でもここで来るかもと思った所で小原さんがまくってきてこれは合わせきれんと。いかれてしまったけど、悪くない。ポストを少し短くしたけどもう少し煮詰める。煮詰めるっていっても微調整する程度」

3R

選手の写真です。
廣田敦士選手
 後ろ攻めから押さえた廣田敦士がそのまま先行。ペース駆けで別線の巻き返しを封じると堂々と押し切った。
 「初手は中団が良かったんですけどね。平山君が位置にこだわったので後ろからになった。平山君が調子良く見えたので3番手に入られてどうかなと思ったけど、押し切れてよかった。状態は良い気がするけど、トップスピードが欲しい。修正点しかないですね、踏み方とか」
 平山優太は3番手確保から外を踏み込み2着。
 「スタートは中団にこだわった。初手から脚がきつかったですね。疲れは残っていないと思うんですけど。脚なのかバンクなのか。出脚が良くなかった。何とか耐えられた感じ。体のコンディションは悪くないから長めのダウンをして決勝に備えたい。今年初決勝。前回は11月の広島だったと思う」
 柏木伸介は内へ進路を取り3着に入った。
 「平山君にはもう少し早くいってほしかったけどね。結果的に外いったほうが良かったのかも。内にいったからにはどかしながらアタマまでいきたかった。そういう欲が出てきたのはやる気が出てきた証拠だと思う。今は気持ちが燃え上がっている」

4R

選手の写真です。
戸田康平選手
 正攻法の戸田康平は後ろ攻めの渡邉直弥を突っ張ると梁島邦友を出させて中団確保。逃げる梁島を射程圏に置いてまくりきった。
 「とりあえず一つのラインは突っ張ろうと。どうあれ梁島君は仕掛けてくるし、すんなりの彼の先行はまくることができないですからね。(1着までは)何とかですね。もう少し早くいければ良かったんですけど。後ろに広島勢も付いてくれていたし。前のフレームの方が軽いから踏み出しが楽なんですけど、今のも悪くないし良くわからないですね」
 小橋明紀は戸田を止めれずタテへ踏み込み2着。
 「せっかく良い番組を組んでもらえたのに梁島君を残すことができなくて彼に申し訳ない。それしか言うことがないですね…」

5R

選手の写真です。
中野智公選手
 中団確保した山口聖矢が渡辺航平のけん制を受けてうまくまくれない。惰性をもらった中野智公が鋭い伸びを見せて突き抜けた。
 「少し入っていくのが早かったかなとも思うけど、山口君も止まっていたんで。腰の事も考えて体重を十何キロ落としてそれが良い方向に。それと初日が終わってからハンドルを0.03ミリぐらい変えたらいい感じになってくれた」
 中嶋将尊はペースで駆けて渡辺の援護もあり2着に粘った。
 「自分は逃げても今後に繋がらないんですけどね。それでも山口さんが楽に出させてくれたし、脚を使わず出れて落ち着いていけた。本来は自在でいきたいけど、メンバー的にもこうなりましたね。一喜一憂せずに頑張ります」

10R

選手の写真です。
和田圭選手
 松岡辰泰が反撃すると先行態勢に入っていた菊池岳仁も踏み上げる。最終ホームで阿竹智史が佐藤慎太郎を決めながら内を掬って先頭まで躍り出る。目標の松岡が外を踏むも浮いてしまい失速。そのまま阿竹がゴールに迫るも俊敏に切り替えた和田圭が直線で突き抜けた。
 「松岡篤さんのほうが内に入ってきたかと思った。阿竹さんはそのまま前にいって難しい展開になりましたね。阿竹さんも松岡君が出切れば迎え入れる感じだったし。バックで松岡篤さんがまくってきていたし余裕はそんなになかった。みんなが脚を使っている中で自分だけが脚を使っていなかったおかげ」
 阿竹智史はトリッキーな動きをみせるも2着。
 「ワンクッション待ったんですけどね。松岡辰君が合わされた感じがあって、出切れないと思った。一緒に外いっても浮かされるかなと思ったんですよね。外行くか迷って咄嗟に内を見た。難しい展開になってしまった。2走した感じは悪くないですね」

11R

選手の写真です。
三谷竜生選手
 前受けから下げた三谷竜生は打鐘過ぎに小原太樹に掬われて6番手に。逃げる林慶次郎との車間も大きく離されたが、圧倒的な力でまくり切って周りを驚かせた。
 「小原君が掬ってくるのは頭にあったので落ち着いていた。小原さんがこなかったらホームで仕掛けようと思っていた。前が車間を空けているのがわかったけど、思ったより遠かった。乗り越えられる感じはあった。得に換えた所はないがいつも通りなのかなと。調子は悪くないから決勝もしっかりと走りたい」
 追走した岡崎智哉は三谷の強さに唖然とする。
 「さすがです。自力屋としてショックなぐらい強い。今の竜生に簡単に前を任せてくれとはいえない。小原君に掬われてまずいと思ったし、いけるのかと思ったけど、関係なかった。強い。付いていてすごい勉強になるし
少しずつ近づいていきたい」
 横山尚則は俊敏に3着に入り決勝へ。
 「蕗澤君が頑張ってくれたがキツい展開だった。ただあれしかないですよね。三谷君を後方に置いてのレースであれより楽なのもないのが事実。三谷さんがとにかく強かった」

12R

選手の写真です。
取鳥雄吾選手
 打鐘で取鳥雄吾が一気に反撃して主導権。別線の巻き返しを封じるとそのまま押し切った。
 「東矢さんまで付いてくれたし頑張ろうと。飯野さんならまくってくると思って踏み直したし踏み直せたけど、思ったよりタイムも出なかったし最後も伸びなかった。犬伏君なら11秒1で上がっていたと思う。体の方だと思うからしっかりとケアをしたい」
 番手で絶好だった小川勇介は差し切れず2着に。
 「雄吾がつえー。踏み直された。強かったけど、早めに仕掛けてくれたのは嬉しかったですね。その気持ちが。ギヤ盤を変えて初日よりは良かったけど、もうちょいですね。もう少し修正したい」