チャレンジ戦を最短の3場所で卒業すると、10月小田原113着では、惜しくもS級特進を逃がした後藤大輝。本格デビュー後の連勝は17で止まったものの、その後も同月武雄111着、11月静岡112着と、先行基本の競走で別線をねじ伏せている。当所はチャレンジ戦で特別昇班を決めたバンクで、決勝は上がり10秒9の好タイムで逃げ切っている。スピードの違いにものを言わせて優勝をゲットする公算が大きい。まくり、差し鋭い松尾勇吾は、10月玉野の決勝で落車し次場所を欠場した。体調に問題がなければ後藤に続いての九州ワンツーは有力だ。
競走得点トップは山本健也だ。ここのところ高いレベルで成績をまとめていて、直近5場所は2V、準V3回と決勝で連を外していない。南関に自力型手薄をどう克服するかが浮沈の鍵となりそう。メンバー次第では番手飛びつきもあるか。
今期はA級に降級した早坂秀悟だが、さすがにA級では実力上位。自慢のスピード、ダッシュ力を発揮して常に優勝争いを賑わしている。経験値を活かせれば後藤を撃破の場面も。
佐伯辰哉もA級では格上の走りを披露している。8月別府、9月佐世保と6連勝の実績がある。機動力を遺憾なく発揮できれば好勝負に持ち込めよう。
機動力群を抜く後藤大
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後藤大輝
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山本健也