KEIRIN EXPRESS

全国の競輪開催案内のポータルサイト

小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠ九州スポーツ杯

3.6Sun 7Mon 8Tue

次回開催

F2

3/11 ・12 ・13

検車場レポート

  • 3/5 Sat.  (前検日)
  • 3/6 Sun.  (1日目)
  • 3/7 Mon.  (2日目)

7R

選手の写真です。
河端朋之選手
 前回の高知が約4ヶ月振りの実戦となった河端朋之は今シリーズが復帰2場所目。
「ヘルニアが出てしまって長い間休んでいました。前回の高知はまだ体が全然ダメでしたね。練習の感じは少しずつ良くなっているし、トップスピードが戻ってくれば戦えると思うんですけど。まずは出し切る競走をして感覚を取り戻していきたい」

 地元の小川賢人は前回の防府で2勝を飾るなど好調を維持している。
「最近は弟子を取っていい刺激を貰っている。前々回の奈良記念からハンドル周りを換えて、自転車の感じもいいですね。目標の久島君には1着を取らせてもらっているし、信頼して任せていきます」

 久島尚樹は前々回の当所戦で2連対しており、小倉バンクとの相性は良好。
「前回の高知でも1着を取れているし感じは悪くないですね。小倉は走り易いし、好きなバンクです。小川さんとは前も後ろもありますけど、初日は自分が前で頑張ります」

8R

選手の写真です。
木村隆弘選手
 点数上位の木村隆弘は1月の佐世保で落車し、大崩れはないものの勝ち星が遠ざかっている。
「落車してから体は問題ないんですけど、前を抜けなくなっていますね。4コーナーからの伸びがイマイチな感じなのでその辺は今回意識して走りたいですね。小倉はスピードに乗るバンクだし、自分は好きなバンクの一つです」

 先行力を高める佐伯亮輔は近況3場所で勝ち上がりを逃しており、今回は巻き返しに期待したいところ。
「点数が上がってきて、勝ちを意識し過ぎてこの3場所は予選で飛んでいる。いつも通り出し切るレースをしていれば結果は違ったと思うし、今回は自分のレースをすることだけを考えたい。初日は後ろが競りになるみたいですけど、慌てず仕掛けたいです」

 一戸康宏は前回の高知から中3日の参戦。今回は久々の予選突破へ集中力を高めている様子。
「中3日でしたけど、いつも通り調整してきました。感じはずっと悪くないので結果を出したいですね。ドーム自体が嫌いじゃないし、まずは予選突破できるように頑張ります」

9R

選手の写真です。
三登誉哲選手
 三登誉哲は前々回の防府で優参するなど、近況は抜群の安定感を示している。
「最近はいい状態をキープできているし、レースの流れもいいですね。小倉は1年振りくらいなんですけど、イメージも悪くない。初日はいつも通り行ける所で仕掛けたいです」

 三登の番手を回る西田雅志は競走得点が急上昇し乗れている一人。
「1月の立川記念の時は97点くらいしかなかったんですけどね。良くなった要因は色々あって、昨年の12月から練習を増やしたり今期から新車に換えたのが噛み合ってくれた。今は走っていて余裕もあるし、感じはすごくいいですね」

 今期からS級にステップアップした原田亮太は、徐々に自信を掴んでいる様子。
「前回の京王閣は体調を崩して休んだんですけど、前々回の静岡記念は初日をクリアできたし自信にもなりました。小倉は初めてなんですけど、PIST6でドームは走っているし大丈夫だと思う。まずは予選で集中して走ります」

10R

選手の写真です。
嵯峨昇喜郎選手
 鋭いダッシュを持ち味とする嵯峨昇喜郎は前回の高知記念から中3日の参戦。
「和歌山で体調を崩してしまって、前回の高知は練習不足だったのでダメでしたね。高知ではここを見据えて走っていた感じ。終わってからは調整もできたし、前回よりはいいと思います。チャレンジで優勝もしているし、イメージはいいですね」

 須永優太は随所で決め脚を発揮し、コンスタントに白星を挙げている。
「前回の川崎が中止になったんですけど、その分練習もできたので変わらず悪くないと思います。嵯峨君とは何度か連係していて強いイメージがあるし、しっかり付いていきたいですね」

 北村信明は前々回の防府で優勝を飾るも、前回の高知で落車。今シリーズが復帰戦となる。
「ケガは打撲と擦過傷だったので大丈夫だと思うんですけど、まずは走ってみてですね。今野君とは一度あるんですけどかなり久し振りですね。自分のできることをします」

11R

選手の写真です。
林慶次郎選手
 地元の林慶次郎が予選のメイン。持ち前の機動力に注目が集まりそうだ。
「前回の防府から間隔も空いたので練習はしっかりできました。今期から先行だけじゃなくて、しっかり結果が出せるように意識して走っている。別線の菅田さんは積極的なイメージだし、流れをしっかりみて仕掛けていきます」

 柳詰正宏は近況の3場所で1着こそないものの、前回の高知記念で3度の確定板入り。
「ようやく戦える状態になってきました。今回は中3日ですけど、状態は維持できていると思います。林君と息を合わせてワンツーを決めたいですね」

 佐藤愼太郎は今期優参こそないものの、鋭い決め脚で安定感を示している。
「状態は変わらず悪くないですね。最近は流れもいいので成績が安定してきている。菅田君は何度も連係して相性もいいし、信頼して付いていくだけです」

12R

選手の写真です。
北津留翼選手
 地元の北津留翼が今シリーズの主役。前回の全日本選抜競輪では1勝に終わり、ホームバンクでの奮起に期待したい。
「前回の取手は正直調子があまり良くなかったですね。終わってから練習で出力を計ったら、数値は悪くなかったし今回は大丈夫だと思います。ホームバンクだし、気持ちで負けないように頑張ります」

 荒井崇博は決め脚が復調し、今期はG戦線でも抜群の存在感を見せている。
「1年半前からパーソナルトレーナーを付けて、いい練習ができている。若い頃は何回モガいても大丈夫でしたけど、今は年齢に合った練習をしていかないと。(北津留)翼に頑張ってもらいますよ」

 前回の高知記念で優参した島川将貴の先行力は今開催でも軽視できない。
「まだ和歌山記念の落車の影響が残っていますね。高知記念の決勝も全然カカっていない感じだったので。練習では少しずつ良くなっている感じはするんですけどね。今回はセッティングを変えて試してみます」

7R

選手の写真です。
小川賢人選手
 後ろ攻めの久島尚樹が赤板で上昇し、櫻井学が九州ラインを追っていく。5番手まで下げた河端朋之は打鐘4コーナーからスパートすると、後位は離れて最終2コーナーで久島が番手に嵌る。最後は2センターで外に持ち出した小川賢人が直線で突き抜けた。
「久島君が前々に踏んでくれたおかげです。内からも来ていたし、久島君がキツそうだったので最後は踏ませてもらいました。いつも自分でやっている分、後ろの競走だったので脚は楽でしたね。調子も問題ないです」

 2センターで内に潜った高橋清太郎が直線で鋭脚を発揮。
「ラインがバラバラになっていたので、申し訳ないですけど内を踏ませてもらいました。ああいう展開になったら自分の競走をするしかないので。最近の小倉はいつも成績がいいですね」

8R

選手の写真です。
木村隆弘選手
 後ろ攻めの一戸康宏が赤板で前受けの佐伯亮輔を押さえる。4番手まで下げた佐伯は打鐘ですかさず巻き返すと、番手の競り合いは木村隆弘が守り切る。最終ホームから一戸がまくり上げるが車の出はイマイチで、木村がゴール前は佐伯を差し切った。
「120点満点のレースですね。競り勝てて最後は抜けているし言うことはありません。最近は前を中々抜けなかったんですけど、今日は余裕もあったし感じが良かった。落車してからやっと1着を取れたし嬉しいです」

 ペースを掴んだ佐伯亮輔が逃げ粘っての2着。
「最近は欲を出し過ぎて小さいレースが多かったんですけど、今日は自分のレースをしようと思っていました。出切ってからしっかりペースで踏めたし、踏み直しもできたと思う。久し振りに予選を突破できたし悪くないですね」 

9R

選手の写真です。
三登誉哲選手
 赤板で後ろ攻めの成松春樹が中団の原田亮太にフタをして押さえて出る。原田は打鐘から叩き返すと成松と踏み合いに。脚を溜めていた三登誉哲が最終2コーナーまくり返すと、前団を一気に飲み込み西田雅志とワンツーを決めた。
「初手は想定外の展開になりましたけど、落ち着いて仕掛けられた。前があしを使っていたし展開も向いてくれました。余裕はなかったですけど、しっかりまくり切れているので悪くないと思います」

 西田雅志が三登にしっかりと続いて人気に応えた。
「三登君が全てやってくれました。楽な展開ではなかったと思うんですけど強かったですね。余裕はあったんですけどあれは抜けないですね」

10R

選手の写真です。
須永優太選手
 後ろ攻めの嵯峨昇喜郎が赤板で前受けの今野大輔を押さえて、藤田大輔がすかさず切って出る。後方まで下げた今野大輔が打鐘でカマして主導権を奪うが、嵯峨が最終ホームからまくり返す。バックで先頭に出た嵯峨に乗って、須永優太が直線で突き抜けた。
「嵯峨君が頑張ってくれたので残したかったですね。後ろから影が見えたので早めに踏みました。もう少し引き付けて踏めば良かったですね。集中して走れていたし、自分自身の調子はいいと思います」

 北日本の3番手を固めた安部貴之が2着での勝ち上がり。
「前の二人が頑張ってくれたおかげです。自分はからまれないように追走していました。道中で余裕もあったし悪くなかったですね」

11R

選手の写真です。
柳詰正宏選手
 後ろ攻めの菅田和宏が上昇し、前受けの林慶次郎を押さえる。先頭に立った菅田を、畝木努が打鐘で叩きに出て両ラインで踏み合いに。戦況を伺う林が最終ホーム手前から更に叩きに出て後続を突き放すと、柳詰正宏がゴール前は差し切った。
「今日は前受けからシンプルに組み立てようと作戦を組み立てていた。踏み合う感じも想定していたし、慶次郎がその中でうまく対応して走ってくれた。慶次郎はいつも自分にキッカケを与えてくれるし、今日も安心して付いていけました」

 地元の林が豪快なカマシを決めて2着。
「道中で脚を使ってしまったので後半タレましたね。自分はダッシュ系で柳詰さんは地脚だし、最後は抜かれてしまった。ペース配分を修正できればもう少しやれそうですね」

12R

選手の写真です。
荒井崇博選手
 赤板で上昇した堀内俊介が前受けの北津留翼を押さえて、島川将貴がすかさず叩いて先行態勢に入る。後方に下げた北津留が打鐘で叩きに出るが、島川が合わせて踏み北津留は最終1コーナーで外に浮いてしまう。先手を追った渡邉一成がバック手前からまくって桑原大志のけん制を乗り越えると、切り替えた荒井崇博が直線で強襲した。
「翼がいけなかったし、切り替えてからは内に吸い込まれないようにだけ気を付けていた。一成が行けるかなと思って見ていたけど、桑原さんのけん制もあって中々いけなかったね。最後はすんなりと一成を抜けているし悪くないね」

 島川ラインを追った渡邉一成がまくりで2着。
「もう少し早く仕掛けたかったけど、桑原さんが車間を空けて振っていたしタイミングが難しかった。踏んでからは乗り越えられているし悪くなかったです。特に修正するところもないし、明日も出し切れるように」

3R

選手の写真です。
奥村諭志選手
 後ろ攻めの高谷敏史が赤板で上昇し、突っ張り気味に踏む奥村諭志を強引に叩いて出る。番手に嵌った奥村だが、打鐘ですかさず叩き返して主導権を奪う。そのままペースを掴んだ奥村が力強く押し切った。
「突っ張るつもりだったので出られたのは誤算でしたけど、4番が追い上げてからだと厳しい展開になるので早めに叩きました。昨日は乗れていない感じだったんですけど、自転車を色々いじって感じは良くなりました。決勝は内容がもう少し欲しいですね」

 連佛康浩が奥村に続いてワンツーを決めた。
「本気で抜きにいったんですけど強かったですね。かかっているというよりペースが巧くて奥村の持ち味が出ていましたね。1番車だったし緊張しましたけど、ワンツーが決まって良かったです」

4R

選手の写真です。
巴直也選手
 赤板手前から玉村元気が中団の巴直也にフタをするも、巴が赤板過ぎに先に切って玉村が叩いて出る。玉村は打鐘過ぎから一気にペースを上げるが、車間を詰める勢いでまくった巴が首位で決勝進出。
「赤板で出ていなければずっとフタをされると思ったし、中団をキープして自分のタイミングでいきました。思った以上に車間空いてしまって、そこは自分のミスですね。ドームだから届きましたけど、風があればキツかったと思う。ただ踏んだ感じは良かったので、状態はいいと思います」

 地元の杉山剛が後方から強襲して決勝進出。
「中団でけん制されて展開はキツかった。踏んでからは吸い込まれる感じでいけたし、もつれていたのでこっちに来るなと思っていました。決勝進出はいつ以来か覚えていないですね。勝ち上がれて良かったです」

5R

選手の写真です。
八谷誠賢選手
 遠藤勝弥が赤板で前受けの八谷誠賢を押さえて先行態勢に走る。遠藤は打鐘4コーナーからペースを上げるが、八谷が最終2コーナーから仕掛けると一気に前団を飲み込み1着でゴール線を駆け抜けた。
「早めに仕掛けても良かったけど、今日は勝ちたかったので冷静に仕掛けました。踏んだ感じは重かったですね。自転車とかは何も変えていないし、体の問題ですね。決勝までにはケアして万全の状態にしたいですね」

 八谷のまくりに続いた小林弘和が2着。
「八谷さんが強かったです。かかっていたし、自分は内を気にしながら付いていきました。最後はどこを踏むか少し迷いましたけど、結果的にワンツーなので良かったです。連日足の感じはいいと思います」

10R

選手の写真です。
島川将貴選手
 後ろ攻めの堀内俊介が前受けの島川将貴を赤板で押さえて先行態勢に入る。車を下げた島川は5番から打鐘過ぎに一気に巻き返す。島川は最終ホームで堀内を叩き切ると、軽快に踏み直して力強く押し切った。
「今日はシッティングのままトルクを上げて、いつもと違う感じで仕掛けました。1コーナーからは流して踏んで、またペースを上げて巧く仕掛けられたと思う。桑原さんと決められたのが嬉しいですね」

 桑原大志が島川にしっかりと続いてワンツー。
「踏み出しがすごくてキツかったですね。下ってからは大丈夫でしたけどそこまでは付け切るのに必死でした。昨日からセッティングを変えてみたんですけど、今日の方が良かったですね」

11R

選手の写真です。
渡邉一成選手
 後ろ攻めの佐伯亮輔が赤板前に上昇するも、中団の林慶次郎がけん制して先に切って出る。佐伯は打鐘で叩いて先行態勢に入るが、流した所を渡邉一成が一気に巻き返す。そのまま軽快に駆けた渡邉一成が別線を完封した。
「林君は佐伯君が踏み合うかなと思ったんですけど、そうならなかったので詰まった所で仕掛けました。ラインで出切ったのも分かったし、林君が踏んできたのも分かったので合わせて踏み直せたし悪くなかったですね」

 渡邉の番手を回った田中晴基が続いて人気に応えた。
「自分は付いていっただけで何もしていないですね。抜くとかというよりも付いていくのに必死でした。最後の踏み直しで口が空いてしまいましたね。調子は悪くないと思うんですけど、渡邉さんが強かったです」

12R

選手の写真です。
荒井崇博選手
 川口雄太が後ろ攻めから赤板で上昇して先行態勢に入り、中団は北津留翼と三登誉哲で併走になる。三登は最終ホームから巻きしに出て2コーナーでまくり切るが、後方から仕掛けた北津留が更にまくり、惰性を貰った荒井崇博が直線で突き抜けた。
「(北津留)翼が粘るところを間違えたので、早く下げろと思っていた。踏んでからいい勢いでいってくれたけどヒヤヒヤしましたね。スピードはうまくもらえたと思う。ピンピンで上がれているし悪くないでしょう」

 後方からまくり上げた北津留翼が2着で決勝進出。
「昨日からハンドル周りを換えてかなり良くなりました。少し下げるのが遅くなってしまったけど、届いて良かったです。最後は荒井さんが強すぎるので仕方ないですね」