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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠホークス杯

5.24Mon 25Tue 26Wed

次回開催

F2

5/30 ・31 ・1

検車場レポート

  • 5/23 Sun.  (前検日)
  • 5/24 Mon.  (1日目)
  • 5/25 Tue.  (2日目)

7R

選手の写真です。
大川龍二選手
 4月の奈良G3含めて2場所連続で決勝に進出中の大川龍二が中心。位置取りと鋭いまくりを武器に調子を上げている。
 「7車立てで生き残る術を昨年から考えて自分から仕掛けていくように戦っていてそれが結果に繋がり、間違いじゃなかったなと。上にいけばいくほど行き詰まりがあったし、壁を感じていた。若手が増えてきたし、人の後ろばかり回っていると若い子を抜けないですからね。再チャレンジして良かったし、このまま決まり手を持ちながら上がっていきたい」
 松岡孝高はムラこそあるものの、大崩れが減っている。当所との相性も良くロングスパートで中四国勢を脅かしそうだ。
 「今の僕は先行屋ですからね。直前まで若手と一杯練習してきたので、その成果を出したい。3番手に佐藤さんが期待して付いてくれたから頑張りたいですね」

8R

選手の写真です。
小川賢人選手
 3月の当所戦で1、3、2着と一度も確定板を外さなかった小川賢人が主軸。前回の名古屋から中19日空いたことで、調整もバッチリだ。
 「前回の名古屋でスピードのノリが悪かったので、終わってから吉本哲郎さんに連絡してビデオを見てもらい、乗り方と踏むポイントのアドバイスをもらった。そこを意識して練習してきて修正してきた。しっかりと練習ができたので、レースが楽しみですね」
 番手はホームバンクの松尾透。近況は予選で勝ち切れていないが、渾身差しに期待したい。
 「前回の福井でも2連対できたし、体の状態は悪くないんですよね。今回はホームだし、初日から良い目標をつけてもらったので、頑張りたい」

9R

選手の写真です。
佐藤幸治選手
 自力でもF1戦では安定感のある佐藤幸治だが、初日から後輩の瀬戸栄作を目標に得た。
 「栄作とは何度も連係がありますよ。佐世保記念の初日にワンツーを決めています。練習も一緒にやっているから問題なしですね。最近お栄作は調子が良さそうだし、後ろでムチを入れながら走りたい」
 先頭を走る瀬戸栄作はF1戦に限れば予選4連勝中と安定感は秀逸だ。
 「記念ではなかなか思うような走りができないけど、F1ならなんとか戦えている。(佐藤幸治さんには)世話になっているし、しっかりと2人で決まるような仕掛けができれば」

10R

選手の写真です。
才迫開選手
 2月の当所戦で決勝に進出している才迫開はそれ以降、決勝に進出できていないが、記念を含めて6場所走って9勝を挙げている。
 「今回から新車。サイズとかはほぼ一緒で、練習では乗っていないけど、大丈夫かと。状態も変わらない。星島さんまで付いてくれて3車になったので、それなりの走りを。先行しても良いかもね」
 番手を回るのは戸田洋平。才迫とは久しぶりの連係となるが、ワンツー実績もある。
 「付いた時はいつも頑張ってくれるし、何もいうことがない存在ですね。相性も抜群に良いから好きに走ってもらいますよ」
 昇級後はなかなか思うような走りができていない橋本瑠偉だが、潜在能力が高いだけに怖い存在。
 「周りからも練習の力を出せれば、もっと戦えると言われている。函館記念から中4日だったからリフレッシュ中心に疲れを取ってきた。直前の練習でモガいた感じも悪くなかったから、自分の力を出し切りたい。100勝まで残り3勝なので、今期中には決めたいですね」

11R

選手の写真です。
伊藤颯馬選手
 予選メインを飾るのは前回の松山で無傷の優出を果たして決勝でも3着に入った伊藤颯馬だ。
 「前回は優勝したかったですね。少し慌ててしまった。終わってから2週間ほど空いたので、練習はできた。夏バテ気味になってしまったけど、今はもう大丈夫。状態は引き続き良いですね」
 番手はベテランの紫原政文。目標の伊藤とは発連係。31歳差と子ども同然の若手に前を託す。
 「中4日なので、疲れを取る感じでしたね。伊藤君とは初めて。レースで強い所は見ている。差すこととか考えると逆に良くないからしっかりと付いていくことをだけを考えて。前回の函館記念は散々だったから今回はその分を取り返しますよ」

12R

選手の写真です。
北津留翼選手
 初日特選の主役は地元の北津留翼。圧倒的なスピードで別線を瞬く間に置き去りしそうだ。
 「ダービー終わってからゆっくり休んで、練習もできました。ダービーの初日、2日目は展開が向きましたね。今回は初日だけ色々と試す。フレーム以外のモノは全て変える感じですね。セッティング、シューズなど、一新して走る。理由としては今までよりも自転車が流れるようになることを期待して。乗り方も変えるからぎこちなくなると思うけど、試してみないとわからないので。準決からは今までのモノに戻します」
 番手の坂本健太郎は北津留と抜群の相性を誇り今年に入り6度連係して3度のワンツー。その内、北津留は5勝を挙げている。
 「今は北津留フレームとほぼ同じ仕様のモノを使っている。直前は小倉で3日間、練習した。林3兄弟と練習して良い汗をかけた。(北津留は)S班と同じを脚を持っていますからね。1、2コーナーからの仕掛けなら良いけど、バックまくりだと付いていくのがキツい」
 中部勢は3車が結束。川口公太朗が中軸を担う。
 「ダービーは精神面と体力面がキツかったけど、良い勉強にはなりました。あまりレース間隔が空くのは好きじゃないけど、疲れも取れて、練習もやれた。同期の(吉田)茂生とは結構、連係がある。北津留さんは強いけど、番手でやれることをやりたい」
 目標不在の鷲田幸司は総力戦の構え。タテヨコ駆使して展開を乱しそうだ。
 「前回終わってからはバンクで普通に練習してきた。前回の調子をそのまま維持できていると思う。自分のラインが劣勢だし、頭を使わないと脚で負けているから勝てない。決勝までの勝ち上がりを考えると少しでも良い着を取っておきたい。いざとなれば中部分断も考えています」

7R

選手の写真です。
松岡孝高選手
 後ろ攻めの松岡孝高は赤板で上昇して大川龍二に突っ張られるも2コーナーのくだりを利用して打鐘で先制。最終ホームで巻き返してきた大川を桑原亮が止めると松岡は軽快な踏み直しで逃げ切った。
 「ラインで決まったのが一番良かった。緩んだらいこうと思ってました。前受けしていたら突っ張っていたかも。納得はしていないですね。タイミングが遅いし、アプローチの仕方が微妙。感覚のズレですね。修正できる範囲内だし上積みしかないと思っている」
 桑原亮は大川を止めて差しにいくも2着まで。
 「仕掛けた時に出が悪くてあれって感じだったけど、そこから踏み上がっていった。タレなかったですね。もっと大川君を体でバシッと止めないといけなかった。差せなかったのは悔しいけど、レースは見えている」

8R

選手の写真です。
吉武信太朗選手
 酒井拳蔵が切るとその上を小川賢人が叩く。打鐘過ぎから徐々にペースを上げると後方の吉武信太朗が最終ホームで3番手の位置に追い上げる。酒井を決めて中団を奪うと2センターから外を踏み込みゴールした。
 「体が動いた。ホームでいけそうになくてヤバいと思ったら気が付いたら位置が取れていた。落ち着いて仕掛けようと思っていたけど、下手くそなレースでした。タイミングが難しかったですね」
 木村隆弘は吉武のトリッキーな動きにも難なく対応してワンツーを決めた。
 「ホームであんな動きしたから脚にめちゃくちゃきた。2コーナーで仕掛けると思ったのに仕掛けなかったし…。でも位置取りしたことでチャンスが生まれたし、頑張ってくれた。抜けなかったのは自分が弱いからですね」
 地元の松尾透は四国勢を止め切れずも直線で前へ踏み込み確定板入り。
 「対応が難しかった。3番手に入ったのがわかったが、真後ろからくるのは対応が難しい。小川君が頑張ってくれたおかげで3着に入れた」

9R

選手の写真です。
佐藤幸治選手
 後ろ攻めの佐伯亮輔が赤板過ぎに先頭に立つとそのまま先制。車を下げた瀬戸栄作は最終バックで一気にまくり返すと最後は番手の佐藤幸治がゴール前で差し切った。
 「合わされたと思ったけど、そこからググーンと伸びていった。よくあそこでいってくれた。かなりカカっていたのに。仕掛けたスピードも良かった。ワンツーは彼のおかげ」
 瀬戸栄作は好スピードで中四国勢を捕らえて先輩とワンツーを決めた。
 「会心のまくりだったんですけどね。あれで抜かれるようでは。佐伯君がフカしてくれてよかった。緩んだら仕掛けるつもりだったけど、緩まなかった。もうワンテンポ早く仕掛けたかった。太田竜馬のフレームを使っている。今年の頭に借りてやっとセッティングが出だして使い始めた」

10R

選手の写真です。
才迫開選手
 打鐘で橋本瑠偉が一気に飛び出すと才迫開は3番手を確保。最終ホームで車間が空いていた才迫だが、詰める勢いでまくり白星をゲットした。
 「練習不足の感じはある。車間を空け過ぎましたね。自分のペースに乗せてからと思ったら、良い勢いで仕掛けてきた。重かったけど良い刺激が入った。いつも初日が一番緊張するけど、クリアできたし、新車も重かったけど、良い所もあった。準決からは気も脚も楽に走れます」
 戸田洋平は才迫にピタリと続いて人気に応えた。
 「開が冷静でしたね。落ち着いて仕掛けてくれた。自分はついていっただけ。体も問題なさそうです」
 佐方良行は橋本を利して3着。
 「あそこからいくのかと思ったけど、そのおかげです。ありがたいことですね。2車で車間を空けたりするのは難しいですから、援護しきれなかった」

11R

選手の写真です。
伊藤颯馬選手
 打鐘から伊藤颯馬が反撃に出て最終ホームで岡崎景介を叩き切るとそのままペースで駆けて悠々と逃げ切った。
 「ホームで後ろが併走になったのがわかったからニュートラルに入れて落ち着いて走ろうと。体が重い感じがするけど、タイムが良かったし、引っかかりもあるから良いと思う。フレームも前回から換えて良い感じですね」
 紫原政文は岡崎に飛び付かれるも老練のテクで番手を死守してワンツーを決めた。
 「2分戦だし、スピードの合う所で勝負しますよね。俺が岡崎君の立場でもそうしますよ。だから狙われるのは仕方がない。コーナーで無理に当たりにいくと逆に良くないから2コーナーの出口で決着を付けようと。巧くいきました。地元で気合が入っていますからね」

12R

選手の写真です。
北津留翼選手
 前受けした北津留翼は打鐘で6番手まで車を下げる。吉田茂生がハイピッチで駆けて最終ホームを通過するが、1センター過ぎから反撃を開始した北津留翼は圧倒的なスピードで前団を飲み込み快勝した。
 「試したセッティングはみんなが思っているよりも特段良かったわけではないですよ。一走した感じでは何とも言えないですから。準決からは元に戻す予定だったけど、先行したときにどうなのかが気になるからこのままいきます」
 坂本健太郎は北津留の強さにあきれ顔。
 「今日の翼はまあまあやね(苦笑)。1コーナーあたりでいきますよとは作戦で話していた。付いていけたのは練習していますからね。差せるかなとか思ったけど、4コーナーからビューと伸びていってこりゃ無理だなと」
 川口公太朗は北津留のまくりに脱帽。
 「(吉田)茂生が良いスピードで駆けてくれて2コーナーからも伸びていったからワンチャンスあるかもと思って、番手から出ることも視野に入れていたけど、北津留さんがそれ以上のスピードでまくってこられた。凄かったですね。あのスピードは止められない。止めにいったら事故になってました。シューズを試したけど、ダメだから戻します」

3R

選手の写真です。
渋谷海選手
 後ろ攻めの渋谷海は赤板過ぎに切ると石口慶多を出させて中団を確保。石口が徐々にペースを上げると渋谷は最終バックからまくってゴールした。
 「石口さんがまだ流すようならカマシも考えたけど、かけたので、まくりにいった。へんなタイミングでいったから3コーナーののぼりがキツくて。もう少し早めに仕掛ければ良かったです。連勝での決勝は初めて。調子は良いですね。初日よりもバンクが軽く感じた。高松に移籍してから体重が一気に増えた。練習をしっかりしているから強気にいけますね」
 廣川泰昭は渋谷にピタリと続いてワンツー。
 「抜ける感じはなかったし強かった。先行基本の作戦だったけど、落ち着いて走ってくれた。付いて行く分には大丈夫。落車が続いてクランクとかギヤを変えて流れない仕様にしている。前までのやつは流れ過ぎて、前に突っ込んでしまっていたので。決勝はセッティングを変えるかもしれません。考えます」

4R

選手の写真です。
掛水泰範選手
 掛水泰範は中団の橋本優己にフタをして最終ホームで一気にカマシ敢行。番手の梶應弘樹が離れて裸逃げになるも軽快に踏み直して逃げ切った。
 「初手の並びから作戦通りで、橋本君にフタをしようと。それで彼が下げるか下げないかでした。外併走も勉強しようと。中里君が早めに駆ければそのまま併走勝負だったけど、緩めたので、ホームで仕掛けた。スピードがないからいろんなことをしていかないと勝てないですからね」
 橋本優己は仕掛け所を逸すると強引にバックからまくり2着に。
 「仕掛ける事ができず、ラインに迷惑かけたし、自分も不完全燃焼。掛水さんがいった所で仕掛けようと思ったけど、焦りが出てしまった。運が良かったから2着なだけで、本来なら5,6着のレース。脚はアップから感じが良かったから決勝は反省を生かしたい」
 中里福太郎は緩め過ぎて掛水に叩かれるも踏み続けて確定板入りした。
 「流し過ぎました。道中までは作戦通りだったんですけど。先行すれば、小野さんも仕事しやすいのにその展開に持っていけなかった。2センターで腹を括れば良かった。セッティングを変えて踏めるようになっている」

5R

選手の写真です。
魚屋周成選手
 正攻法の魚屋周成が上昇してきた山口智弘を突っ張るとそのままペースで駆けて悠々と逃げ切った。
 「4車だったので下げても仕方ないし、もったいないですから。4車を生かしたレースをしようと。自分も残るように走った。セッティングを変えて失敗してまた変えての繰り返しだったけど、だいぶん感じ良く走れている」
 吉良勝信は魚屋にピタリと付けてワンツー。
 「魚屋君が優しい仕掛けをしてくれた。今日は続いての2着か千切れての7着かのどちらかだと思っていたので。3着で勝ち上がれると思ったら気が楽になって走ることができた」

9R

選手の写真です。
才迫開選手
 打鐘過ぎに吉田茂生が一気に仕掛けると才迫開は後方に置かれる。最終バックで瀬戸栄作が仕掛けるも出が悪く、鷲田幸司に好展開が巡るも才迫が怒涛のまくり追い込みで前団を飲み込んだ。
 「みんなが脚を使ってくれて、スピードをもらえた。内容は良くないけど、脚を溜められた。吉田さんのかかりが良かったから仕掛けようと思ったところで行かなくて良かった。落ち着いていけました」
 吉田茂生は軽快な踏み直しで逃げ粘った。
 「前半は落とし気味で才迫君がきていないのを把握してから踏み上げていった。4コーナーでみんなが見えて心が折れそうになったけど、頑張ってよかった。小倉は流れるから相性がいいですね」

10R

選手の写真です。
坂本健太郎選手
 前受けした伊藤颯馬が車を下げると松岡孝高と併走状態に。先頭に立った藤井昭吾がペースで駆けるも伊藤が松岡を捌いて2コーナー過ぎからまくる。強引に近畿勢を飲み込むと離れながら追った坂本健太郎が最後は差し切った。
 「高松以来の白星。その時も伊藤君の番手でした。作戦は前取って、切って切っての所をカマす感じでした。併走になったけど、あそこで下げない姿勢は見せないとですからね。伊藤君が仕掛けた所が良い所じゃなくて、合わされると思って見ていたらまくり切ってしまったからこれはいかんと思って追っかけた。伊藤君が強かったですね」
 伊藤颯馬は松岡を捌いてまくる好走でラインを上位独占に導いた。
 「ちょー嬉しい。別線に切らせてドンだったけど、スイッチが遅れてしまった。併走になったけど、あそこは我慢だと。ドカしてからすぐにいきました。調子は良いですね。昨日よりキツかったですけど。2センターで単独なのがわかって、一瞬夢をみたけど、差されましたね」

11R

選手の写真です。
北津留翼選手
 前受けから5番手まで下げた北津留翼は中団から先まくりを狙った川口公太朗の上を豪快にまくり後続を引き千切った。
 「セッティングは初日のままで走りました。突っ張るつもりだったけど、スタートで脚を使って、呼吸も整わなくて、突っ張れず。その後も仕掛けのタイミングにしくじったけど、自転車が前まで流れてくれた」
 川口公太朗は先まくりで北津留に抵抗するも飲み込まれて2着。
 「俺がやれることは岡本さんもやれるからせめて吉武君はまくらないとと思って仕掛けたけど、まくっただけなのにかなりキツかった。シューズを換えて良かったけど、自転車の進みはイマイチですね」
 戸田洋平は岡本総と絡み合い伸び比べに勝って3着で決勝に駒を進めた。
 「川口君を止めようと思ったけど、止められなかったですね。逃げてくれた吉武君のおかげで3着に入れた。よく仕掛けてくれたなと思う。川口君と北津留君を止めていれば面白かったけど、止められる感じは全くなかったですね」