昨年11月に卵巣嚢腫茎捻転で入院し、5月当所から復帰した山原さくら。まだ元のスピードを取り戻したとは言えないが、復帰初戦から決勝に進み、6月の当所は予選2で白星をゲット。好メンバーがそろった決勝は、児玉碧より先まくりに出て、2着に入る激走を見せた。早くも復帰後3回目となる当所は、出稽古で何度も練習したことがあるバンク。今回こそおもい切った仕掛けで復活の優勝を遂げよう。
欠場と開催中止が続いた内村舞織は、6月武雄MNで約2カ月ぶりに復帰。初日から白星を挙げて決勝進出を果たしたが、続く同月当所は体調不良で途中欠場となった。今シリーズまでに長期欠場前の安定感が戻ってくれば、決勝でも持ち前のレースセンスでV争いに加わってくる。
自力で戦っている野口のぞみも、近況は1着こそ少ないが常に決勝で上位に入っていて見逃せない存在。また、地元の新人・廣木まこは今シリーズが本格デビューの初戦で、ルーキーシリーズの広島と当所は連続準Vの成績を残した。養成所の時より確実に力を付けていて、展開次第では初優勝のチャンスもありそうだ。
山原さくらが復活Vを目指す
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山原さくら
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内村舞織