KEIRIN EXPRESS

全国の競輪開催案内のポータルサイト

小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

検車場レポート

  • 3/28 Thu.  (前検日)
  • 3/29 Fri.  (1日目)
  • 3/30 Sat.  (2日目)

1R

 オープニングレースは取鳥雄吾に期待が集まりそうだ。1レース1番車で好スタートを狙う。


 「去年の後半から成績が下がって、点数を見てもらって分かるように、これがいまの現状の脚ですね。練習はしっかりやってるんで、よくなるとは思ってます。相手は強いんですが、しっかり自分のレースをして、力を出し切りたいと思います」


 真船圭一郎は前回の3月名古屋FIで落車に見舞われた。


 「ケガは擦過傷です。そこまでひどくなかったし、練習の感じもそこまで悪くなかった。朝早いレースは問題ないです。相手は強いんですが、自力で頑張ります」

2R

 金子幸央は前回の3月岸和田FIで連勝の勝ち上がり。本来のスピードが戻ってきた。


 「去年の終盤からずっとよくなかったんですけど、岸和田は久々にいい感触でした。悪かった原因は自分でもよく分からないんです。でも、暖かくなって体は思うように動くようになりました。今回もしっかり結果を残したいですね」


 島川将貴は3月ウィナーズカップで大きな数字が並んだ。


 「2月の和歌山からフレームを換えて、それからセッティングが出ていない感じです。ウィナーズカップは相手が強かったのと、その影響があったと思います。セッティングはやっと乗りやすい感じで、方向性は出ました。直前の練習も久々にスピードが出ました。小倉も軽くて走りやすいので楽しみです」


 

3R

選手の写真です。
林大悟選手

 林大悟(写真)は徹底先行のスタイルで着実にパワーアップしている。初の地元GIIIでも強気に攻める。


 「徐々に力はついてきていると思います。前場所からフレームを戻して、ダッシュはこっちのほうがいいので、あとは末脚ですね。地元のGIIIは初めてなので、雰囲気にのまれないように。先行基本に力を出し切ります」


 川崎健次は前回の3月小田原FIでホームバンクでは初めての優勝を飾った。


 「前回は松井(宏佑)君のおかげですね。本当に強かったです。去年の11月に落車してリズムを崩したんですけど、最近はまた安定した成績を残せています。田中(晴基)君とは何度も連係しているし、しっかり付いていきます」


 

4R

選手の写真です。
中西大選手

 中西大(写真)は2月岸和田FIで2度目のS級優勝を飾ったが、その後は今ひとつ流れに乗れていない。


 「岸和田で優勝してから、そこまで悪い感じはなかった。でも、ウィナーズカップは感触が悪すぎて、3日目からフレーム、セッティングを全部、換えました。それで少しマシになりました。同じセッティングで今回もいこうと思います」


 村田雅一は点数最上位の存在。中西をしっかりリードして連係を決める。


 「中西君とはウィナーズカップの初日と最終日に連係したばかり。強いので信頼してます。前回は少し重たく感じたけど大丈夫だと思います。小倉は好きなバンクなので頑張ります」


 

5R

選手の写真です。
奥井迪選手

 奥井迪(写真)はここ4場所で優勝2回、準V2回。予選は負けていない。


 「最近は花粉症がひどかったんですが、だいぶよくなりました。今回は室内だからまだいいですね。前回の名古屋は2日目の内容が悪くて、そんなんじゃダメだと思って決勝はちゃんと先行しました。(山原)さくらちゃんは格上のイメージしかない。いつもまくられている感じがするけど、しっかり自分のレースをして、結果を出したいです」


 山原さくらは3月大垣ガールズコレクションで5着に敗れた悔しさを今シリーズにぶつける。


 「大垣のあとは1日乗って、疲れを抜いてきました。小倉はふだん練習しているバンクなんで、ふだんどおり走れると思います。でも緊張はしますね。奥井さんはすごい強いけど1着を取れるように頑張ります」

6R

選手の写真です。
児玉碧衣選手

 ガールズの主役は児玉碧衣(写真)だ。3月大垣のガールズコレクションは小林優香に敗れて2着だった。


 「コレクションは(小林)優香さんの後ろに入れたんですけど、それで勝ってもうれしくないなって思って、カマしました。風も強くて、ずっと踏みっぱなしでした。負けたけど自分のなかでレース内容には満足してます。課題も見つかりました。大垣で負けて、優香さんに勝つという目標ができたので、すごいやる気になってます。今回も中3日ですけど、めちゃくちゃ練習してきました」


 ナショナルチームの鈴木奈央は今年初戦の前回佐世保で準優勝。中5日で迎える今シリーズは上積みが見込める。


 「ナショナルチームの練習をずっとやってます。競輪の練習をしてないから何とも言えないけど、力はついてきていると思います。佐世保は久しぶりのレースで初日は失敗してしまったんですが、2日目、3日目はしっかり立て直せたと思います。今回はまずはしっかり自力を出して、決勝に乗りたいです」

7R

 工藤文彦は勝ち切れないレースが続いているが、得意の小倉バンクで流れを変えたい。


 「最近の成績の差は激しいですね。調子もあんまりよくない。前回のウィナーズカップも感触は悪かったですね。1着がずっと取れてないし、気持ちの問題も大きいと思ってます。小倉は相性がいいので、なんとかしたいです。まずは一走してみてですね」


 八谷誠賢は地元GIIIで誰よりも気持ちが入っている。


 「コンディションとかじゃなくて、とにかく全力で頑張るだけですね。気合で何とかしたいと思ってます。せっかく呼んでもらえたので、雰囲気は味わいたいですね」


 

8R

 小嶋敬二は3月ウィナーズカップの3日目に失格を喫した。


 「押上げ失格はたぶん初めてです。最近はちょっと走りすぎですね。ずっと月3本ペースだった。小倉では通算500勝と700勝を」決めている。S級通算700勝までもあと2勝なんで頑張りたい」


 河村雅章は昨年後半のスランプから抜け出し、徐々に調子を上げている。


 「前回の大宮からかなり空いたんですけど、ずっと練習してました。状態はいいと思います。初日は行けるタイミングでしっかり行きたいですね。細切れですし、チャンスはあると思います」


 

9R

選手の写真です。
中本匠栄選手

 中本匠栄(写真)はビッグ初出場の3月ウィナーズカップで2勝と存在感を発揮した。


 「2勝できたんですけど、上位との力の差は感じました。もっと力をつけないとダメですね。一時期の悪かった頃よりも状態はよくなってます。初日はメンバー的に似たタイプが多いんで難しいですけど、しっかり動いて結果を出したいですね」


 伊東翔貴はまくりの決まり手が急激に増えている。


 「先行しようとして、まくりに回る。そんなレースが最近は多いですね。でも、それもバレてきている。前回の佐世保は着はよくなかったけど、感触はよかった。初日は細切れなんで、順番が来たらしっかり仕掛けたいと思います」

10R

選手の写真です。
渡邉一成選手

 ナショナルチームの活動を優先している渡邉一成(写真)は2月全日本選抜以来となる競輪参戦だ。


 「久しぶりに競輪用の自転車で外のトラックを走って、競技用とこんなに違うんだって改めて感じました。競輪用のフレーム、セッティングとしっかり向き合うことができた期間でした。あとはパフォーマンスで出せるかどうか。初日の相手はふだん戦ったことがない選手が多いんで、逆に自分のことだけ考えて、集中してレースを走れると思います」


 廣田敦士は3月ウィナーズカップで上位の厚い壁に跳ね返された。


 「トップの選手との力の差をすごく感じました。積極的に行けるところでしっかり行かないとダメですね。考えてから動いても遅い。2月はあっせんが止まって、その期間にしっかり練習はできたので、状態は上がっていると思います」


 

11R

 地元の北津留翼は前回の名古屋FIで大きな数字を叩いた。


 「準決勝は先行したけど、軽く(小森貴大に)行かれました。巻き返しが早かったですね。前回までにセッティングとか部品を試していたんですけど、あまりよくなかったので、ひとつ前に使っていたものに戻します。初日は細切れなんで、タイミングを見て、しっかり仕掛けます」


 今期S級初昇格を果たした大石剣士は各地で善戦している。


 「それなりに戦えているけど、もっと力をつけて、上で戦いたいですね。前回の別府の後に風邪を引いたけど、もう治っているので大丈夫です。今回は新車。練習で2回しか乗ってないんですが、感触はよかったです」


 

12R

選手の写真です。
中川誠一郎選手

 中川誠一郎(写真)は2月の全日本選抜で優勝を飾った。3月ウィナーズカップは決勝進出を逃したが、シリーズ2勝を挙げた。


 「前回の感触はあんまりよくなかったですね。自分のなかの感覚とズレがありました。反応が鈍っている感じがありました。終わってから3日間、ちょこっとだけ乗りました。前回よりはいい感じだし、今回はわりと普通に走れるかなって思ってます」


 園田匠は地元GIIIに向けて、しっかり準備してきた。あとは結果を出すだけだ。


 「ここに向けて、ずっとやってきました。いつもとは違うと思います。地元記念なんで自分がメインのつもりで頑張ります。(中川)誠一郎さんがいるんで、言うことはないですね。あとは自分が集中して走るだけ。責任感を持って走ります」


 村上博幸は今シリーズただひとりのS級S班として実力を示す。


 「3月は体調を崩したり、練習を追い込んだりして、うまくいかなかったところもある。前回は乗車フォームが崩れていると感じたので、中3日で調整メインですけど、そこは修正してきました」


 

1R

 後ろ攻めの谷口明正が上昇して赤板で誘導員の後ろに収まる。取鳥雄吾は前受けから中団に車を下げた真船圭一郎にフタをする。取鳥は外併走の状態から打鐘で一気に飛び出すとすかさず巻き返しにきた真船を最終ホームで合わせ切る。軽快に駆けてバックを通過。絶好展開を迎えた大川龍二が差し切り、オープニングレースを制した。


 「初手の並びからよかったし、取鳥君がうまく駆けてくれた。本当に感謝、感謝ですね。いい感じで駆けてくれたので、あとは援護したときにしゃくられたりとかしないように気を付けていた。前回の落車の影響はないですね。直前も先輩方にバイクで引っ張ってもらったりとかをしてもらった。いつも小倉は初日の成績が悪いけど、今回は初日からいいスタートを切れてよかったです」


 取鳥雄吾は別線を封じる逃げで2着に粘った。


 「朝が苦手なので、直前まで、気持ちが弱っていた。でも、しっかりとレースを作れたし、真船さんが仕掛けてきたのも見えていた。真船さんがスピードを上げたら合わせられる余裕もあったし、1レースで逃げて2着に残れているなら準決に繋がります」


 

2R

選手の写真です。
小林大介選手

 樫山恭柄にフタされた島川将貴の仕掛けが遅れると、前受けの金子幸央が最終ホーム手前まで誘導員を使って主導権。番手の小林大介(写真)が展開有利に抜け出した。


 「展開が向きましたね。やっぱり自力選手(島川)があれじゃダメですよね。金子は先行しても強かった。(シリーズを勝ち上がるうえで)ほんとに初日が大切ですから。残り1周で2人で決まるなって思いました。調子自体は前回よりも全然いい」


 金子幸央が2着に粘って関東ワンツーが決まった。


 「ラッキーでした。誰も切りに来なかったし、展開が向きました。鐘前くらいから逃げようと思って、あと1周になったらもう行っちゃおうって。かかった感じはしたし、脚の感じはいい。練習みたいな感じで逃げられたし、いい刺激も入りました」


 

3R

選手の写真です。
田中晴基選手

 打鐘で飛び出した水谷将司に対し、林大悟が反撃に出るが、3番手から田中晴基(写真)も合わせて踏み上げる。最終ホームで林が強引に叩いて逃げる。松尾信太郎は口が空き、林の後位にはまった田中が鋭く追い込んだ。


 「一緒に出て突っ張ろうと思ったんですけどね。林君が強くて出られてしまったけど、はまってラッキーでした。誰か追い上げてきたら出るつもりだったけど、来なかったんで。小倉は流れが向きます。状態もいいと思います」


 田中マークの川崎健次が続いて南関ワンツー決着。逃げた林大悟は3着で勝ち上がりを逃した。


 「甘かったです。ワンテンポ、ツーテンポくらい仕掛けが遅かったです。田中さんも踏んでいましたからね。なんとか出切ったけど、いっぱいでした」


 

4R

 原口昌平の上昇に対し、赤板ホームでサッと下げた中西大は打鐘前から一気のカマシ。番手の村田雅一は別線の巻き返しをけん制しながら中西をとらえた。


 「ファンの方が応援してくれてうれしかったですね。まだ脚と気持ちに余裕がないし、勝ち上がりが2着権利でシビアなのもあって、それで最後はワンテンポ早く踏んでしまった。でも踏んだら車が出てくれたので、悪くはないですね」


 差された中西大だが、まずまずの手ごたえはつかんだようだ。


 「セッティングとかを修正して前回に比べるとすこぶるいいですね。ただスカスカしていて踏み直しが効かないですね。修正するならそこ。差されてしまったのは申しわけないけど、レース自体は上出来だと思う」


 

5R

選手の写真です。
山原さくら選手

 山原さくら(写真)がまくり快勝。最終2コーナーで先頭に立った奥井迪との踏み合いを制した。


 「やっぱり緊張しました。だから重いとか、軽いとかは良く分からなかったです。勝ててだいぶホッとしましたよ。今回はいつも使っているホイールだったので、安心して走れました。キツい3コーナーを乗り越えられたし、踏んだ感じは悪くなかったと思います」


 敗れた奥井迪は悔しそうにレースを振り返る。


 「力負けですね。もうちょっと仕掛けるのを待とうかと思ったけど、緩んだところで体が動いちゃいました。自分のレースはできたけど、力負け。(山原の)スピードが違いました。2日目は(児玉)碧衣ちゃんとの対戦だと思うので、毎日が決勝戦みたいですね。でも体が動くってことは悪くないと思う」


 

6R

選手の写真です。
増茂るるこ選手

 打鐘から踏み込んで先頭に立った寺井えりかを増茂るるこがホーム過ぎに叩いて出る。そこを児玉碧衣がロングまくりで襲いかかる。2コーナーで増茂を抜き去った児玉がそのまま後続を引き離して圧勝した。


 「キツいところで行ったんで脚はパンパンですね。呼吸は余裕があったけど、脚がキツかった。体調は悪くないと思います。目標が打倒(小林)優香さんなんで、ここでは負けてられません」


 まくられた増茂るるこ(写真)が懸命に児玉を追いかけて2着に踏ん張った。


 「やったほうでしょう。車番サマサマですね。(児玉が)1人で来てくれたんで。(鈴木)奈央ちゃんがずっと横にいて、キツかったです。脚の感じはすごくいいです」


 増茂に合わされて苦しくなった鈴木奈央だが、二の脚を使って3着に食い込んだ。


 「児玉さんを追いかけようと思ったら増茂さんに合わされました。まだまだですね。最後は思いっきりハンドルを投げました。ポイントレースみたいでした。ダッシュ練習が足りてないですね」


 

7R

 前受けから7番手まで下げた工藤文彦が赤板の2コーナーから巻き返す。八谷誠賢をあっさり叩いて主導権を取る。7番手となった小林則之はホームから反撃。これを3コーナーでけん制した中村昌弘が絶好展開をきっちりモノにした。


 「工藤君がいいタイミングで行ってくれた。八谷さんがもっと抵抗すると思ったんですけどね。(工藤が)ジャンから仕掛けているから差せなかったら問題ですよね。落車して体のバランスが悪くなっていたのがよくなり、前回に続いて悪くないかな」


 工藤文彦は長い距離をしっかり踏み切って2着に粘った。


 「自分の距離じゃなかった。先行は疲れますね。でも、あのタイミングでいかなかったら八谷さんは駆けるのがうまいので厳しいと思い行った。突っ張りも考えたけど、そうすると別線にまくられちゃうから。キツかったけど、なんとか勝ち上がれてよかった」


 

8R

 後ろ攻めの河村雅章が早めに上昇して誘導員の後位に入る。赤板手前で7番手から始動した小嶋敬二に合わせて動いた佐々木龍が先に切る。佐々木は小嶋を警戒しながら打鐘でピッチを上げて逃げる。この3番手を取った河村が2コーナーから好回転でまくって快勝した。


 「初手の位置取りは全く想定していなくて最悪だと思った。それならレースを動かそうと思ってかなり早めに動いた。そのおかげであの位置が取れましたね。庄子(信弘)さんが仕掛けてきたのが見えていたので、かぶるのが嫌で先に仕掛けた。(最終)ホームでカマされていたらヤバかったですね。出脚はよかったし、1着も取れているので、練習の成果が出てきたのかなと思う」


 併走状態から佐々木に突っ張られた小嶋敬二は下げて5番手で態勢を立て直す。後方からまくってきた庄子をどかして踏み込んだが、前までは遠かった。


 「よくわからんレースだったな。仕掛けようと思ったらかぶるし。でも、まくった時に飯嶋君が苦しそうだったので、これは2着には届くなと。でも河村君はスピードもよかったし、これは無理だなと」


 

9R

選手の写真です。
池野健太選手

 打鐘過ぎに切った池野健太(写真)が北日本勢を受けて絶好の3番手を取る。快調に飛ばす伊東翔貴に対し、車間を詰める勢いで池野がバック前からひとまくり。後続の追撃を力強く振り切った。


 「うれしいですね。3番手をすんなり取れたので。ホームで目いっぱい踏んでいたけど、車間が空きました。ダメでも仕掛けないといけないと思って行きました」


 伊東の逃げをフルに利した鹿内翔が直線で池野に鋭く詰め寄った。


 「(伊東)翔貴のペースはかなりよかったです。本当にありがたいですね。誰かが内に来ると思ったし、3番手まくり(を止めるの)は無理ですね。最後は差したと思ったんですが…。なんとか勝ち上がれたのでよかったです」


 

10R

 正攻法に構えた渡邉一成は菅原裕太の上昇を許さずに赤板の1コーナーで突っ張る。ピッチを緩める渡邉に対し、8番手となった廣田敦士が打鐘の3コーナーから反撃に出る。これをしっかり合わせ切った渡邉の番手で絶好展開を迎えた竹内智彦が鋭く追い込み、先頭でゴールを駆け抜けた。


 「2周でこなければ突っ張る作戦でした。一気に来たら出させてジャンからカマすかのどちらかでした。ワンツースリーだけど、(渡邉)一成を残せなかった。廣田君もすぐにやめると思ったのにへばりついていたね。このレースで疲れも取れた。本当に一成とは相性がいい」


 突っ張り先行の渡邉一成は別線を完璧に封じたが、末を欠いて3着。勝ち上がりを逃した。


 「2周をしっかりと駆けられているので、自分としてはしっかりとレースができた。4コーナーから差されるのは自分の力不足もあるけど、俺としては番手に求めるものがある。残り2日はいい形でダービーを迎えるためにも色々と試して走りたい」


 

11R

選手の写真です。
柳詰正宏選手

 正攻法の北津留翼が赤板で上昇してきた恩田淳平を突っ張る。北川大五郎が打鐘で叩いたうえを大石剣士が一気にカマして主導権。3番手以降は大きく車間が空いたが、5番手の北津留が最終2コーナーから鮮やかにまくって人気に応えた。


 「あそこで突っ張らないと、立ち遅れて後方になってしまうので。これまで地元選手が勝ち上がっていなかったので、緊張しました。セッティングを元に戻して、出脚は変わらないが、急激にタレることがなくなった。このままのセッティングで準決勝もいきます」


 柳詰正宏(写真)が北津留に食い下がってワンツー。地元ワンツーが綺麗に決まった。


 「地元勢はまさかの勝ち上がりゼロだったので、どうしても北津留さんと決めたかった。北津留さんがうまいレースをしてくれました。今回は不安もあったが、やれることはやってきていたし、気合で付いていきましたよ。最後も北津留さんは踏み直しているので、自分が付いてこれるように踏んでくれたんじゃないですか(笑)」


 

12R

選手の写真です。
吉田敏洋選手

 赤板過ぎに出た吉澤純平を南潤がすかさず叩いて先行策を取る。吉澤が4番手に収まり、6番手に吉田敏洋(写真)、人気の中川誠一郎が8番手で打鐘、ホームを通過。2コーナーからまくった吉澤は不発に終わったが、そのスピードをもらった吉田が豪快にまくり切った。


 「スタートは後ろになると思っていたし、1回動いて前に出てからと思ってました。タマタマはまっただけ。ここはドームなんで純粋に力を出せる。自分のスピードを出せる様に意識してました」


 即席でタッグを組んだ橋本強が2着に流れ込んだ。


 「強かったです。こういう展開になると思ってました。ただ付いていっただけですね。最後は園田(匠)さんがめちゃめちゃ伸びていたので、思いっきりハンドルを投げました。ワンツーでよかったです」


 人気の中川誠一郎は後方に置かれて凡走した。


 「仕掛けないといけないんですけどね。見ちゃってました。それでも3、4(着)までには届くと思ったんですけどね」


 

5R

選手の写真です。
山原さくら選手

 初手は5番手の山原さくら(写真)が、打鐘の4コーナーから一気に仕掛ける。終始、山原を追っていた白井美早子がピタリと続くが、3番手以降は大きく離れて最終バックを通過。直線でもしっかり踏み直した山原が最後は白井を突き放して連勝した。


 「まあまあ緩んだので、あそこで行かないとって。初日よりも脚の感じは軽くて、いいかなって思います。カントも使えたし、自分の好きなタイミングで仕掛けられました。初日は緊張したけど一走したぶん、だいぶ楽に走れました。決勝は頭を使ったレースをしたいです」


 白井美早子が2着に入って、決勝戦に駒を進めた。


 「勝負駆けだったので、付いていけてよかった。久しぶりに(山原)さくらと走って、長い距離だったけど付いていけてよかった。道中は楽だったんですけど、もっと楽に脚を回せればって思います」


 

6R

選手の写真です。
児玉碧衣選手

 初手は3番手の奥井迪が打鐘の4コーナーから一気に踏み込んで主導権を取る。大谷杏奈が続いて、その後ろにいた児玉碧衣(写真)が2コーナーからまくる。奥井との激しい踏み合いを制した児玉が人気に応えて連勝を飾った。


 「カマす予定だったんですが、ちょうど行くタイミングで奥井さんが行ったので、1回待ちました。奥井さんが強くて、休めなかったですね。4コーナーまで我慢すれば伸びると思ったんですが、余裕がなかったです」


 児玉に力勝負を挑んだ奥井迪が2着に逃げ粘った。


 「(児玉)碧衣ちゃんは女王ですからね。先に出て、しっかり力勝負しようと思ってました。絶対に来ると思っていたので、自分のペースで踏んでました。バック線は取れたんですけど、これが今の力の違いですね。全然、スピードが違いました。本当に強かったです。力負けなんで、清々しいです」


 

10R

選手の写真です。
吉田敏洋選手
選手の写真です。
小林大介選手

 前受けから車を下げた取鳥雄吾がすかさず巻き返して打鐘で主導権を取る。後続の動きを確認しながらペースで駆ける取鳥に対し、8番手となった北津留翼がホームから反撃に出る。これに合わせるように吉澤純平が3番手からまくる。これを止めようとした橋本強がからんで3コーナーで落車。後続は落車を避けて車間が空き、取鳥がそのまま逃げ切るかと思われたが、落車を避けながらまくり追い込んだ吉田敏洋(写真)が外を鋭く伸び切った。


 「(落車を避ける)あそこだけ余裕があった。落車した橋本君がどちらに転ぶのかなと冷静に見れて、そこから踏んだ。併走していた池野(健太)君を入れると前は純平だし、厳しいなと。ホームから北津留が仕掛けてくるのもわかっていたし、それに合わせて純平も踏むだろうからあの位置さえ確保しておけば、最低3着はあるなと。小倉は走りやすいですね」


 取鳥雄吾は後続のもつれもあって2着に逃げ粘った。


 「後ろの感じもわかっていて、吉澤さんが仕掛けてきたのも見えていたので、バックからは全力で踏み直した。そこからは後は橋本さんに任せようと。しっかりと踏めているし、初日の朝早いレースと違い、しっかりと体が起きていて自分の競走ができた」


 小林大介(写真)は吉澤純平の失格により3着に繰り上がった。


 「(吉澤)純平の頑張りがあってこそ。あんなにギリギリをまくりにいくとは思わなかった。あの避け方で良かったのか、どうなんですかね。脚自体は前回よりいいですよ」


 

11R

選手の写真です。
村上博幸選手
選手の写真です。
南潤選手

 前受けから7番手まで下げた南潤が打鐘をめがけて一気に仕掛ける。ホームで金子幸央を叩いて主導権奪取。番手の村田雅一は離れて、南と村上博幸(写真)の2車で出切る形に。田中晴基が俊敏に村上の後ろに切り替えて最終バックを迎える。4コーナーを絶好の展開で迎えた村上が最後はきっちり抜け出した。


 「初日は正直、油断していた部分があった。今開催で今月3本目だったし、松山記念で体調を崩していたので、いろいろ疲れもあった…。セッティングを少し修正して臨みました。早く体のスイッチを入れ直したいですね。今の競輪は力の差を感じるので、そういう(今までとは)違う部分の競輪を頑張っていかないといけない」


 田中晴基が3番手確保からの追い込み勝負で2着に入った。


 「小倉は相性がいいですね。なんか恵まれます。(南と村上が)2人でピュッと行ったので、追いかけようと思った。体は動けていると思います。ホームで追いかけるときは全開でした。金子君が踏んでくれて、スピードをもらえたのでよかったのかもしれないですね」


 最後は末を欠いて3着となった南潤(写真)だが、力は出し切ったようだ。


 「初日よりも距離が長く感じました。練習のカマシみたいだった。脇本(雄太)さんのイメージで仕掛けていったけど、スピードがもうひとつ違いましたね。でも、自分の感覚でもがけたと思います」


 

12R

選手の写真です。
中川誠一郎選手
選手の写真です。
園田匠選手

 赤板前に飛び出した工藤文彦は後続の動きを見ながらピッチを緩める。4番手に収まっていた河村雅章は打鐘から一気に踏み込んで主導権を取る。後方の中西大は4コーナーから反撃に出るが、思うように車は進まない。2コーナーで池田良のブロックを受けた中川誠一郎(写真)だが、態勢を立て直してバックから自力に転じると前団を豪快に飲み込んだ。


 「(中西の)ひとまくりの展開だと思って安心していたんですけど、中西君が行き切れなくて、外を踏ませてもらいました。(池田良のブロックは)来ると思っていたので、問題なかったです。ギリギリまで待ったんですけどね。今回はアップの段階からコンディションが上がってこない感じで、ちょっと重さがあります」


 中川のまくりを懸命に追いかけた園田匠(写真)が2着。人気の九州コンビでワンツーが決まった。


 「2コーナーで持って来られるのは想定内。バックを入れずに自然に付いていけました。中西君も仕掛けてくれたし、(中川)誠一郎さんも行ってくれたんで。あとは自分の見極めだけでした。(中川は)抜けてますね。最低限の決勝に乗れて、とりあえずホッとしてます。(新車は)最低限、戦えるけど、上積みがないと厳しいので、セッティングをいじります」


 逃げた河村を利した鹿内翔は番手まくりで本線に抵抗。鹿内を追う形から工藤文彦が3着に食い込んだ。


 「思っていた展開と全然、違いました。レースが早すぎですね。前を追っただけで何もできなかったし、これが今の実力ですね」