小原佑太(写真)がオープニングレースの1番車を務める。ナショナルチームのトレーニングで着実に進化している。
「7月に入って新田(祐大)さんとお話しをさせていただく機会があり、競技に対する気持ちの面とかいろいろ教わりました。それが競輪にもいい方向に出ています。前回(函館サマーナイト)は初めて予選で番手回りを経験して、番手の人の気持ちが理解できました。今回、それを生かせればと思っています。(初日は)3車を生かした走りをしたいですね」
今期S級に返り咲いた掛水泰範は地元のトップバッターとして登場する。
「S級は通用する感じじゃないですね。(7月)名古屋は自力で全然ダメでした。前回の高松は人の後ろが多かった。位置にこだわらないと勝負にならない。高松は疲れていたので、疲れを取りながら練習してきました。今回はどこかで1着が取れればと思ってます」
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朝倉智仁(写真)は目立った活躍こそないが、ほとんどのレースでバックを取っている。
「前々場所(の小倉)くらいから良くなっている実感はあります。(S級)2班に降班してやり直そうと新しい気持ちで臨めています。前期は気持ちの面でダメなところもあったので、今期はしっかり走ろうと思ってます。久しぶりに2週間近く空いて、休養と練習、調整をしっかりできました。感じは悪くないです。高知は去年の記念で2勝させてもらっているので、イメージは悪くないです。僕はいつも通り自分のレースをしようと思います」
小原周祐は7年ぶり2度目の地元記念出場になる。
「フレームとかいろいろ試しているけど、あんまりいい方向にはいってないですね。しっかり練習して、疲れも取れて、いい状態だと思います。(初日は)しっかり位置を取ってゴール前勝負できれば。結果を大事に、少しでも上のレースを走りたいです」
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桐山敬太郎は前回の小田原FIで決勝3着。勝ち切れないレースが続いているが、調子、成績ともに上向いている。
「前回の決勝は中を割れれば優勝だっと思うけど、失格が頭をよぎって行けなかった。レースは見えてますね。関根(健太郎)君とは初連係。やることをやってもらいます」
久保田泰弘は落車や失格で波に乗れていない。
「普段と変わらず、やれることをしっかりやるだけです。自分から(大川)龍二さんの前でやりたいと。しっかり2人で勝ち上がれるように、何でもやっていきます」
林大悟は今期初戦の小倉FIで勝ち上がりに失敗。気持ちを引き締めて、今シリーズに挑む。
「小倉の初日は新人みたいなポカをしてしまった。今回はそういうミスをしないようにしたいです。ここまで何もなく1カ月近く空いて、空きすぎた感じはするけど、練習はしっかりやれました。感覚は戻っていると思います」
小川勇介は直近3カ月で3度のV。決め脚は冴え渡っている。
「最近の感じは悪くないです。前回(小倉FI)も感触自体は良かったです。終わってからいつも通り練習メニューをこなしてきた感じです。(初日は)林君に任せて、しっかり追走します。連係は何回もあります」
中川誠一郎(写真)は函館サマーナイトで3日間、大敗を喫した。
「函館は自分のコンディションは悪くなかったです。展開が向かなかったですね。今回はメンバー的に自力だと思っていたので、自力のつもりで来ました。オールスターに向けてというより、1本1本、頑張りたいです」
磯川勝裕はここ2場所、初日予選で敗退している。
「調子は悪くないんですけど、初日に飛んでますね。心技体がかみ合ってない感じです。そういう時もあるのかなって思っています。今回は4日間、しっかりいいレースができるように。(初日は)中川さんが相手ですけど、先行基本にしっかり仕掛けてラインで決めたいです」
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近況、パッとしない島川将貴だが、一次予選では負けられない。ライン3車のアドバンテージを生かして攻める。
「サマーナイトは行く前から調子が悪くてヤバイと思っていたら、その通りの結果になりました。練習でもスピードが出てなくて、ずっと重い感じです。いろいろ悩んでますけど、練習はやっているので、いい方向に行ってくれればいいですね。いつも通りバンクで練習してきました。人の後ろだとスピードは出るけど、自力だと出てない。師匠の室井(健一)さんが後ろで、3番手が地元の吉松(直人)さんだし、積極的に行きたいと思います」
塚本大樹はここに来て一気に点数を上げている。初日は同県の東矢昇太を目標に直線勝負にかける。
「前回の高松はちょっと重く感じたんですけど、それまではすごい感じも良くて、結果も出てました。東矢さんとは何度も連係しているし、チャンスはあると思ってます」
佐々木豪(写真)は7月の名古屋、奈良とFIシリーズで2場所連続の準V。悔しい結果に終わった。
「成績自体はまとまっているんですが、調子はそこまで良くないですね。末が甘いです。練習はやってるんですけど、レースが続いていて期間が短くて、なかなか上向かないです。奈良が終わって次の日からしっかり練習はしてきました。毎開催、走るからには勝つことしか考えていない。自力でしっかり頑張ります」
小原丈一郎は前回富山FIで精彩を欠いたが、原因ははっきりしている。
「前場所は全くダメで、いい成績を残せなかった。フレームを替えて良くなかったので、今回は戻してきました。今回は調整というより、練習を強めにやってきました。脚は変わらないです。500(バンク)自体が2回目なので何とも言えないですね。みんな強いので、前々に攻めていきます」
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長島大介は落車から立ち直り、本来のパワーが戻っている。5カ月ぶりの記念参戦で気持ちも入っている。
「(函館サマーナイトは)初日に負けちゃったけど、感触は悪くなかったです。展開もあるし、相手も強かった。2日目、3日目は力を出せました。着以上に感じはいいです。練習は普通通りやってきました。(初日は)ライン3車なので有利。仕掛けられるところでしっかり仕掛けます」
片岡迪之はいまひとつ波に乗れない状況が続いている。
「ずっと良くないですね。何か乗っている感じがしっくりこない。最近はちょっとセッティングをいじったりしてます。(初日は)細切れでチャンスはあると思うので、しっかり自力を出します」
松本貴治(写真)の競走得点が抜けている。このクラスではスピードが違う。
「(函館サマーナイトは)調子も上がってこない感じで、気持ちも乗ってなかったですね。3日間、全くダメでした。ここまで詰まりすぎず、ちょうどいい間隔だったので、ここでもう1回上げようと思ってきました。今回は最低でも決勝に乗りたいですね。(初日は)地元2人が後ろなので、しっかり仕掛けてラインみんなで勝ち上がれるように」
佐々木則幸は4カ月以上、勝ち星から遠ざかっているが、地元記念に向けて準備はしてきた。
「(7月)小倉はあんまり良くなかったですね。小倉まで5場所くらいずっと配分が詰まっていて、脚が落ちてきてました。小田原のあとは地元に備えて、計画的に練習してきました。地元記念はずっと何年も走らせてもらっていて、特別競輪と同じくらいの気持ちです。プレッシャーもあるんですが、楽しみでもあります。(松本)貴治が強いので、千切れないように集中して付いていきます」
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山本伸一は函館サマーナイトの最終日に山田久徳の番手回りを生かして1着。今シリーズの初日は持ち味の自力で勝負する。
「前回は3日間、番手回りで自力を出してないんですけど、脚自体はいいと思います。直前は体調を崩したんですが、バンクで練習はしっかりできました。高知はデビューしたバンクで思い入れがあります。しっかり自力を出して、松岡(健介)さんとゴール前勝負したいですね」
磯島康祐は今期初戦の地元青森で2度確定板入り。今シリーズは2年ぶりの記念参戦になる。
「前回は自力をしっかり出せなかったんですが、3着2回取れたので目標は達成ですね。3週間くらい空いて練習はちゃんとやってきました。あとは久々の9車になるので、レース勘がどうかですね」
四国のホープ石原颯(写真)は初日予選で8連勝中。ここも圧倒的な支持を集めそうだ。
「成績はまとめられているかなって思います。最近はずっと7車なので、今回は9車で不安もあります。ずっと池田(憲昭)さんのフレームを使っていたんですが、自分のものを作ってしっかりポジションも出したので、今回はそれを使います。タイムだけなら出ている。400(バンク)はいい感じなんですが、500(バンク)はどうか分かんないです。次がオールスターなので、そこに向けて今回はしっかり勝ち切るレースがしたいです」
地元の山中貴雄は当地69周年記念の覇者。昨年の70周年記念も決勝に乗っている。
「しっかり準備はできたかなって思います。練習はほぼ9割バンクでやってきました。去年よりも仕上げっているし、今年に入ってからは一番じゃないかと思います。しっかり走れたら結果はついてきそうな感じです。(初日は)石原君に任せて、しっかり追走して抜きたいですね」
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佐藤慎太郎(写真)は函館サマーナイトで決勝に進出。調子、戦歴とも高いレベルで安定している。
「最近はずっといいという感じではないですね。前回も着的に準決は繰り上がりですし、無難にこなしたという感じ。手応えのある結果じゃなかった。ここまでは雨が続いたりして室内練習が多くなったけど、メニュー通りできている。いい状態は変わらずキープできています」
新山響平は今期初戦の小田原FIで完全Vと好スタートを切った。
「最近は逃げて自分のペースで行けた時は結果が出ているけど、まくりが決まってなかった。前回の小田原はまくりを打ちたいと思っていて、3日間、まくりで結果が出たので良かったです。終わってから伊豆に戻ってナショナルで練習させてもらいました。今回の目標はしっかり決勝に乗って、優勝を狙えるように頑張ります」
村上義弘は満身創痍の状態でも気持ちで乗り切る。
「(奈良F1の欠場は)昨年、手術した腹膜炎の切った部分がうずき出して走れる状態じゃなかった。いまは小康状態。様子を見ながらでハードなトレーニングはできていない。今年、オールスターのオリオン賞に選んでいただいて、自分の中でその期待にいいレースで応えられていないので、歯がゆい思いがある。いまの状態では自力選手とは言えない。ひとまず初日は自分でやります。後方にならないように。いままで近畿以外の選手に付けたことはなかったけど、次の段階を考えないといけない」
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