地元の大黒柱・山崎芳仁が、ファンの期待を背負ってシリーズを牽引する。G1を9勝し、一時代を築いた実績は圧巻。近況も1月松阪記念で31⑧2の成績を収めており、直近4ヶ月の連対率は4割と依然高水準を維持している。地元戦での戦いにかける思いは強く、佐々木雄一や五日市誠ら北日本の実力者たちと連係し、盤石の布陣で頂点を狙う。
対抗馬として注目されるのはS級2班ながら潜在能力の高さが際立つ太田竜馬だ。1月松阪記念では2917と復調気配があり、持ち味のスピードを生かしたカマシ、まくりは破壊力抜群。仕掛けがハマれば上位勢を一蹴する可能性もある。原誠宏や筒井敦史といった安定感のある追い込み勢との連係にも注目だ。
また、自在性が持ち味の寺沼拓摩も軽視は禁物。近況は1月熊本で226の成績を残し、直近4ヶ月の3連対率は6割と抜群の安定感を誇る。若手の太田龍希や篠田幸希らと結束し、スピードと勢いで波乱を演出する可能性も十分にある。
その他にも、南関の実力者・新田康仁や、ガッツある中村圭志など、一発を秘めた選手が揃っており、混戦模様のシリーズとなりそうだ。
地元レジェンド・山崎芳仁が頂点を狙う
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山崎芳仁
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太田竜馬
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寺沼拓摩