スピード豊かな地元の新人・角田光が人気を集める。在所時の記録会ではゴールデンキャップを獲得していて、1㎞TTでは1分5秒台のタイムを叩き出している。ルーキーシリーズで落車し、本格デビュー戦の7月和歌山は欠場したが、同月宇都宮214着、8月函館では3連勝で初Vを手にした。自慢の快速を遺憾なく発揮し、地元ファンの期待に応える。
中島淳もスピードには非凡なものがあり、在所時の記録会ではオールA評価を獲得している。ルーキーシリーズでは5月平塚で準V。本格デビュー後は、7月名古屋113着、川崎117着と勝ち上がり戦は負け知らずだ。好機に仕掛けて主導権を握れば勝ち負けに持ち込める。関東では前期S級を張っていた神山尚も有力な優勝候補のひとり。今期は格上の差し脚を披露していて、7月名古屋では3連勝を達成している。好位置を占めれば、首位に躍り出ても不思議ではない。
タイムなら西岡利起も引けを取らない。在所時の記録会では、ゴールデンキャップを獲得している。スピードを競走に活かし切れていない感はあるものの、本格デビュー3場所目の8月向日町は113着と好走。仕掛けがツボにはまったときの一発には注意したい。
角田光が地元Vに邁進
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角田光
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中島淳