スピードを活かした自力攻撃が冴え渡っている尾崎睦で首位は不動。2月京王閣から4月弥彦まで、4場所続けて完全Vを達成すると、久留米オールガールズクラシックは213着と好走。準決は坂口楓、石井寛、柳原真、小林優らの強豪を撃破した。今の充実ぶりなら3連勝を飾る公算が大きい。
めきめきと力を付けてきた渡部遥が対抗格。今年はまだ優勝には手が届いていないものの、決勝は1回も外していないし、準V4回、決勝3着4回と常に優勝争いを賑わしている。機動力には一段と磨きがかかった感があり、打倒尾崎の一番手だ。
久留米オールガールズクラシックは大きな数字を並べた高橋梨香だが、普通開催なら話は別。今年はオール優参して準V3回、連対率は5割を上回っている。持ち味の自在戦が奏功すれば連に浮上してこよう。
廣木まこも久留米オールガールズクラシックは振るわなかったが、普通開催では自力主体の競走で決勝を外していない。うまく流れに乗って自力を出せれば連対望める。
ベテランの域に達した加瀬加奈子ながら、相変わらず競走は攻撃的だ。久留米オールガールズクラシックの2日目は、選抜戦ながら山原さの2着と気を吐いた。仕掛けがツボにはまると怖い。
スピード際立つ尾崎睦
-
尾崎睦
-
渡部遥