ランクは2班の長谷川飛向ながら、先行力は今シリーズ一番だ。直近4カ月の連がらみの決まり手は、約7割が逃げてのもの。ここ5場所の予選、準決はオール連対していて、2V、準V1回。結果もしっかり出している。ここも先行基本の組み立てでVを睨む。同郷の内田玄希が長谷川とタッグを組む。今期はまだ決勝での連がらみはないものの、決勝3着は3回あり、好位置があるときは堅実にまとめている。東京ワンツーは大いにあろう。
高橋幸司、房州輝也の北日本勢は両者ともに機動力があるが、年齢の若い高橋が前で戦うか。今期の高橋は動きがいい。2月京王閣112着、3月小倉122着など、連対率が急上昇。タイミングよく仕掛けて主導権を奪えば好勝負に持ち込める。房州も3月宇都宮113着、4月大垣113着、同月大宮は22着で優参と好調だ。北日本勢での連独占は十分。
副島和人、加藤健一の神奈川コンビも軽視できない。成績には波がある加藤だが、仕掛けがツボにはまった時の自力攻撃は破壊力がある。レース巧者・副島の援護で好スパートを決めれば浮上してきそうだ。
猪俣康一、山田祥明の中部勢の動向にも注意したい。
先行力なら長谷川飛
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長谷川飛向

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高橋幸司


