直近4カ月の競走得点トップは児玉虎之介だ。まだ優勝経験はないものの、10月松阪から11月富山まで、3場所続けて連勝で決勝にコマを進めている。最終ホーム、バックの先制回数が多く、競走は積極的だ。このメンバーなら、機動力にものを言わせて初Vをゲットするとみて中心視しした。
地元期待の新人・岡部伶音はレース勘が気がかり。本格デビュー戦の7月函館でいきなりV、続く同月宇都宮は112着。好スタートを切ったが、8月豊橋で先頭員早期追い抜きの失格を喫してしまい、ここが復帰戦となる。ポテンシャルは高いので、実力を遺憾なく発揮できれば圧勝してもおかしくない。
まくり、差しが冴え渡っている奥出健士郎から狙う手もある。10月青森、11月平塚を連覇すると、同月岸和田は322着と素晴らしい成績だ。8月富山の決勝でワンツーを決めている布居翼を目標にするか、自在戦で勝機を見い出す。その布居は予選で確定板を外す場所が多く、成績には波があるが、うまくレースの流れに乗れると怖い。中井修は10月松戸121着。決勝は斎藤敦の逃げに乗っての番手まくりで児玉虎を撃破している。近畿ラインがレースを掌握なら浮上してきそうだ。
11月岸和田で113着と好走した藤野竜也は好位置占めれば連対望める。
児玉虎之介にV機到来
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児玉虎之介
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岡部伶音