今年は病欠が多く、順調さを欠いている小林優香だが、3月ガルコレ別府ステージで準Vの実績があるし、3月末までに6Vを達成している底力は断然上位だ。たとえ本調子ではなくても、自慢のスピードを活かした競走でVをものにしよう。
鈴木美教も6月あたりから今ひとつの感がある。今年は5月末までに9Vを飾っているものの、その後は優勝に手が届いていない。ただ、小林優と同様に底力は上位なので、有力な優勝候補の一人だ。 対照的に野本怜菜は近況良好。8月青森113着、同月小倉121着、9月弥彦126着と連対ラッシュだ。十八番のまくりが決まれば単も望める。
8月は2場所続けて欠場したのは気になる高尾貴美歌だが、6月四日市で待望の初Vを飾ると、7月久留米でも優勝するなど、成績は鰻登りだった。体調に問題がないようなら侮れない。
ここのところ決勝では確定板入りがない高橋朋恵。今年はここまで1勝の数字は物足りないが、レース巧者なので、好位置キープしての連浮上には注意したい。