当所ホームの比佐宝太が本命。持ち味の自力攻撃で安定した成績を残していて、今年は1月平塚から3月京王閣まで6場所走ってオール優参。2V、準V1回、決勝3着2回と決勝でも結果を出している。このメンバーなら機動力にものを言わせて別線をねじ伏せよう。当所は昨年の8月に参戦して121着、本格デビュー後の初Vを達成している。今シリーズは連覇を目指しての参戦だ。同県の鈴木規純が食い下がり地元ワンツーを狙う。
埼玉コンビは中山拓人、小川辰徳ともに積極的な自力型だが、年齢の若い中山が前で戦おう。中山は昨年の8月静岡、9月大垣で3連勝を飾ったものの、その後は優勝に手が届いていない。2月松戸、3月奈良と続けて準決で大敗を喫しただけに、調子の上積みが欲しいところ。対照的に小川は成績が上向いている。2月松戸から3月取手まで3場所続けて優参し、決勝3着が2回。中山が先手を奪えば連に浮上してきそうだ。
南関勢も好勝負が期待できる。志佐明、山本淳、斯波雅貴と戦力は充実している。先頭で戦う志佐は1月取手、2月前橋と続けて準V。タイミングよく仕掛けて主導権を握れば、南関勢で連を独占してもおかしくない。
比佐宝が地元Vに邁進
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比佐宝太
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中山拓人