優勝候補の筆頭は真鍋智寛だ。スピードは一級品で、在所成績第3位の有望新人。ルーキーシリーズでは5月松山でVをゲットしている。もちろん本格デビュー後の成績も素晴らしい。7月広島111着、同月小松島111着、8月奈良113着、同月武雄111着、9月岐阜ルーキー企画レース2着。特別昇班は逃がしたものの、自慢の快速を遺憾なく発揮して勝ち星を量産している。好機に仕掛けて主導権を握り押し切ろう。
対抗格は同期生の長松大祐。本格デビュー戦の7月高松は決勝を外したものの、その後は同月別府123着、8月松山111着、9月豊橋116着と優勝争いを賑わしている。真鍋を後方に追いやっての先まくりなら逆転も可能だろう。
他の新人はやや力の差があるか。松下綾馬は決勝では3着が最高の成績だし、照井力斗は8月京王閣で初Vを達成しているものの、その他の場所は決勝を外している。小榑佑弥はまだ優参がない。
先輩期では真崎章徳が自在な立ち回りで好走しているが、7月防府の決勝で落車し、以後は欠場が続いているので体調が浮沈の鍵となりそうだ。
在所成績第3位の真鍋智
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長松大祐