今期はA級に降格した岡部芳幸は、長らくトップクラスで活躍した実力者。00年ダービーでV、G2では4Vを飾っている。昨年は8勝にとどまっていて、地力低下はいがめないが、A級戦なら話は別だ。同門の菊池翔、前S級の佐藤佑一らとの連係から勝機を見い出す。菊池は3場所続けて決勝を外しているが、11月平塚では準Vと好走している。
S級は1年間で明け渡した橋本瑠偉。レースの組み立てには課題があるものの、昨年の後期は7勝を挙げていて、同格戦で仕掛けがツボにはまった時は好勝負に持ち込んでいた。好機に仕掛けて主導権を握れば押し切る場面もありそうだ。この開催には栃木籍で参戦の予定で、ガッツマーカーの飯嶋則之がタッグを組む。
成績には波がある三浦貴大だが、12月西武園で3連勝すると、同月小倉は413着、決勝は駆けて粘っている。ポテンシャルは高いので、単の魅力を秘めている。上田隼が続いて岐阜ワンツーを狙う。
岡部芳が貫録を示す
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岡部芳幸
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橋本瑠偉