今年から新設されたファン投票8位〜14位による一発レースで、男子のオリオン賞レースに匹敵する。ガールズは年々選手層が厚くなっているので、ガールズドリームレースに見劣りしない白熱した戦いが演じられる。
本命には石井寛子を推す。抜群なレースセンスとスピードを武器に高いレベルで成績をまとめている。今年は8Vのうち7回を完全で飾っていて、ガールズケイリンフェスティバルでも決勝に進出した。好位確保から鋭脚を発揮する。
ガールズケイリンコレクション京王閣ステージを制すなど、今年は飛躍を遂げた長澤彩だが、ガールズケイリンフェスティバルではよもやの564着。初日に梶田舞を叩けずに終わると、2、3日目は立ち遅れてレースにならなかった。持ち味の地脚を生かせれば単十分。
安定感なら石井寛に見劣りしない小林莉子だが、7月松戸で落車しガールズケイリンフェスティバルを欠場。今年8Vの実績は伊達ではなく、体調に問題ないならレース巧者ぶりを発揮しV奪取も。
ガールズケイリンフェスティバルで2連対の加瀬加奈子、スピードには非凡なものがある中川諒子、初の姉妹対決に燃える石井貴子、積極的な競走で奮戦している田中まいら個性派ぞろいで激戦必至。