今回はオープニングレースからハイレベル。松岡健介は前回、寛仁親王牌の3日目に続いて小森貴大の番手となる。
「前回からフレームを換えた。スピードに対応できるように、こうなって欲しいないう思いもあってサイズとかを変えました。前回は思ったように進まなかったので、ここまでにセッティングを修正してきた。感じは悪くなかったけど、こればっかりは走ってみないと。小森君とは前回もそうだけど、何回か連係はある」
飯野祐太はGIの裏開催とはいえ先月は小田原、青森で優出している。
「ナショナルチームの練習をやってたけど、それがダメで、10月川崎のあとに元の練習に戻した。そしたらいい感じになってきました。セッティングも元に戻して、結局色々戻ってますね。感じは悪くないんでしっかり頑張りたい」
前回の10月松戸GIIIで決勝2着の永澤剛は直近の点数が110点超えと特選メンバーにも引けを取らない高い点数を持っている。
「10月函館の落車はスピードが出てないところでだったので、そんなに怪我はなかったけど、練習で離れたりするし点数ほど(感じが)良くはないですね。なのに点数だけあって怖いです。藤根(俊貴)君とはオールスターの初日にも連係して2回目。防府は去年の記念でブロックセブンを走って以来です」
高橋和也は前回、10月富山で連勝の優出。同じ33バンクで同様の活躍を見せたい。
「今は名古屋が使えないので街道か豊橋に行って練習してる。記念は最近(初日)1Rばっかりだったけど、2Rでも早いですね。ラインで決められるように頑張りたい」
久保田泰弘(写真)は今回が地元記念初参戦だ。前回の10月久留米では3日間、宮本隼輔と連係して全てワンツー。今回も勝ち上がって、宮本や清水裕友と連係したい。
「あんなことは一生ないと思う。状態は問題ないけど、やっぱり緊張しますね。昨日(前検日前日)ぐらいから様子がおかしかった。記念もだけど、S級になって地元を走るのは初めて。まずはコケないように頑張ります」
今年に入ってピリッとしない國村洋だが地元のここは頑張りたい。
「練習は変わらずやってる。久保田とも練習は一緒にやってます。前回の防府から間があったので、リフレッシュしてからやってきた。何となくアタリが出てきてるし、結果に出てないだけで感触はいい。それがここで出てくれたら」
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山本伸一(写真)は10月松戸でGIII初優勝。ここは松戸の初日以来となる自力でのレースとなる。
「(GIII優勝は)ひとつの区切りになったので、それは良かった。ここまでも普通に練習してきて、悪くなく来れてるんでいいと思います。人の後ろに付く練習はしてないし、練習では自力。そこの不安はないですね。しっかりいつも通り頑張ります」
伊藤颯馬は9月から3カ月連続での防府参戦。9月久留米から3場所連続で優出するなど、成績も上向きだ。
「少しずつS級のレースに慣れてきた感じ。9車は久しぶりだけど、流れで走れるのでそっちの方がいいかも。久しぶりだからとか記念だからとか消極的に考えないようにしたい。防府は最近良く走ってるし、イメージも悪くない」
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久米康平は9月共同通信社杯から4場所連続の33バンクでのレースだ。
「最近はずっと33だけど、前橋はちょっと感じが違った。でも感触は悪くなかったです。着は変なところ(中間着)でまとまってるけど。寛仁親王牌で思うところがあったので、それを調整した。ハンドル回りをイジって親王牌に行ったけど、4日間走ってもう一段高くしてもいいなと思った。練習でも思った通りの感じがありました」
前回、10月佐世保で連勝の優出を決めている市橋司優人も侮れない。
「前回はたまたまですよ。でも仕上がってましたね。感じは松戸(GIII)から良かったです。乗り方は半年くらい前に変えたけど、それ以外は何も変えてないんですけどね。防府に悪いイメージはない。これでS1も見えてきたんで頑張りたいですね」
松川高大(写真)は前回、10月別府で優勝と気を良くして3カ月連続の防府に参戦する。
「調子はいいと思う。ここまでは普通にバンクで練習して来たけど、練習の感じも良かったです。9車は久々だけど、こっちのほうが僕にはいいと思う。3カ月連続で防府を走ってるし、33も大丈夫です」
合志正臣は9月防府で決勝3着、10月佐世保で決勝2着と調子を戻している。
「前回の防府のときは椎木尾(拓哉)のフレームだった。いいなと思って久留米記念に行ったけど、ちょっと違うなと思ったので佐世保で自分のフレームに戻した。今回、またGレースでどう出るかですね。悪いときだったらフレームを乗り換えると、ガラッと変わってしまうけど、最近は体も良くなってきたのでどれに乗ってもフレームに体を合わせられる。今の松川なら迷いなく任せられますね」
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竹内雄作は通算300勝を達成した10月京王閣記念から中2日とタイトなスケジュールだ。
「前回(京王閣記念)が追加で今回が中2日なので疲れはありますけど、しっかり戦いたい。前回はちょっと体が重かったけど、そのなかで収穫もあった。門田君はスピードがあるイメージなので油断せず」
6月名古屋、8月四日市で優勝している川口公太朗は竹内の番手で切れ味発揮なるか。
「まずは竹内さんと決まるようにですね。9月岐阜記念でも連係させてもらったし、最近はちょいちょいあります。自分も変わらずいい感じ。ここは(昨年1月に)S級初優勝したバンクなんで、イメージもいいです」
ここは金子哲大の先行力が中心になりそうだ。
「調子自体は悪くないと思ってるけど、季節的に寒くなってきてる。あまり冬場は好きじゃないんですよ。(前検日は暖かかった)この気温が続いてくれればいいんですけどね。9車も久々だけど、33も最近走ってない。昔は33が好きだったけど、最近は相手の自力も強くてどんどん飛んでくるから落ち着けなくなってしまった。細切れだけど僕らは3車なので、それを生かしてラインで決められるように」
キャリアハイの競走得点を誇る柿澤大貴は金子の番手でチャンスだ。
「金子さんとは何回もある。練習もしっかりしてます。この成績は鈴木(庸之)さん効果ですね。鈴木さんがヘルニアから復帰する前に2カ月、長野に来てた。その間、ずっと一緒に練習した成果ですね」
佐々木雄一(写真)は10月久留米で3勝を挙げるなど差し脚好調。ここも相性のいい坂井洋との連係で人気を集める。
「前回(寛仁親王牌)は体が重い感じがした。オーバーワーク気味な感じでした。その前の久留米(記念)が良かったので、その感じで行けると思ったけど。ここまではいつも通り練習して来ました。数値もデータもいい状態に近い感じで良かったので今回は大丈夫だと思う。坂井君とは3回目。今までは全部ワンツー決まってます」
坂井洋も寛仁親王牌で2勝と好調。過去2回は佐々木に差されているが、今回は押し切ってのワンツーなるか。
「33は苦手だったけど、最近はけっこう走ってるんで慣れてきました。記念は今まで準決勝止まりなんで、今度こそ決勝に乗れるように。防府には27日に入って、28、29日とここで練習させてもらいました」
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宮本隼輔(写真)は初出場だった昨年大会以来となる1年ぶりの地元戦。10月久留米で優勝するなど、成績も上向いているだけに期待できそうだ。
「もうちょい欲しいところだけど、最近のなかではいい方だと思う。結果が出てるので悪くはないです。去年よりはいい感じで走れるかな。地元勢を盛り上げられるように。楽しんで頑張りたいと思う」
追加参戦の10月京王閣記念から中2日の柏野智典だが、安定感は抜群。番手で地元の宮本を援護する。
「調子はいいと思います。特に大きく変えたことはないけど、(清水)裕友や松浦(悠士)とか強い人と走れたのが感覚的に大きい。今期は2班で初日は予選だけど、予選では余裕があるから自分のテンポで走れるようになった。そこも大きいですね」
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惜しくも10番手で特選スタートはならなかった島川将貴が予選のトリを飾る。
「前回(寬仁親王牌)はセッティングとかもいじってたけど、脚的にも弱かった。終わってから練習もして、セッティングも変えた。レースで使える感じにあると思うので、そのままで来ました。富山からいじって前橋はそのまま行ったけど、何か違うなと思ったので。脚的にはいいんですけどね。番手は桑原さんだしラインで決まるように」
桑原大志(写真)は現状を打破するためにフレームを換えて地元記念に臨む。
「練習は普通にやってきた。最近は付いて行くのがギリぐらいで、抜くというところまでいってなかった。これが老いなのかなって。今回は自転車を換えてきた。1個前に使ってたのに戻してきたけど、前のよりかはいいかな。あとはどうやって恵まれるか。チャンスが来たときに、どうモノにするかですね」
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清水裕友(写真)は地元記念3連覇へ向けて初日から全力投球だ。
「前回(寛仁親王牌)も悪くなかったけど、かみ合わなかった。今回は地元勢全員で盛り上げられるように。競輪祭は見てない。とりあえず、この4日間に全力を尽くすのみ。まずはここですね。練習はいつも通り。あとは気持ちだけですね」
郡司浩平は3年連続の当所記念参戦。ここを勝てば2年連続のグランプリに大きく前進する。
「前回(寛仁親王牌)が終わって、ちょっと体調を崩した。ちょっと体を休めて、また戻ってきた感じ。前回と比べると変わらずですけど、上がっては来てる。前回の初日に(昨年のグランプリと同じメンバーで走って)やっぱりラインは大事だなと思った。自分が乗るのは大前提ですけど、(賞金ランク7位の)和田(健太郎)さんもいるので2人で走れれば」
現在、賞金ランキング9位の山田英明にとっても気の抜けないシリーズだ。
「プレッシャーはありますけど、そのなかでも楽しみながら。一昨年は周りにグランプリ、グランプリと言われて、グランプリのグの字も聞きたくないぐらい嫌になった。去年は狙うどころか寂しい感じになってしまったので。2年前は後半に失速してしまったので、そこを考えて調整して来た感じ。自分らしく、泥臭く、一戦、一戦ですね」
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