中部期待の大物ルーキー・山口拳矢(写真)は、前回の伊東FIでS級初Vを無傷で達成。記念シリーズ初参戦の今回も注目が集まる。
「FIの勝ちの積み重ねがビッグレースの出場につながると思うので、目の前の一戦を集中して走っています。9車立てのレースは今回が初めてです。兄(聖矢)には流れの中で走りやすいよって言われました」
その山口をマークするのは北野武史だ。
「(山口の)3番手に付いたことはあるけど、番手は初めてです。ちょっと強すぎますね。(前回の和歌山FI2日目の落車は)奇跡的にケガは何もなかったので、最終日も走りました。その後の練習も普通にやってきたので問題ないと思います」
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雨谷一樹は、前回の京王閣FIから中8日で今シリーズを迎える。
「京王閣の後は、しっかり休んで、しっかり練習もしてきました。感じは悪くなかったので戦える状態だと思います。広島は今回が初めてです」
合志正臣は状態面に多少の不安を感じている。
「(前回の)高松が悪かったので、ここまで間もあったし練習しようと思っていたんですけど、ウエイトをしている時に膝を痛めてしまいました。それを見ながらだったので、思ったような練習はできなかったですね。少し不安はあります」
10月佐世保FIで優勝した坂本健太郎は、その後のFI戦でも手堅くV争いを演じている。
「最近は可もなく不可もなくって感じですけど、あんまり外さずには走れていますね。(中5日は)肩の付け根をちょっと痛めたので治療をしながらですけど、いつも通り練習はできました」
前回の川崎FIは失格で途中欠場となった田中晴基だが、気持ちを切り替えて今シリーズに挑む。
「行くところで行けているので、調子自体は悪くはないと思います。最近はバンクが開催続きで使えなかったので、昨日(前検日前日)だけバンクに入って後は街道で練習しました。広島は(18年に)ブロックセブンで優勝もあるし、イメージは良いです」
地元の竹内翼(写真)は前回の松山FIで約5カ月ぶりに決勝進出を果たした。
「練習中の落車とかもあったけど、やっと戻ってきたかなって思います。松山でハンドルを変えたのも良い感じで、3日間タイムも良かったですし、バックも取れました。地元なのでしっかり自力を出して頑張ります」
11月四日市記念で落車に見舞われた吉本哲郎は、今回が復帰戦。弟子の竹内を目標にして白星スタートを目指す。
「肋骨、肩甲骨を骨折して入院していたんですけど、(同じ時期に入院していた)佐古(雅俊)さんが我慢できる痛みは大丈夫って言って退院していったので、広島のレジェンドがそういうならと思って自分も退院して練習を始めました。練習ではしっかり踏み込める感じがあるし、タイムも出ているので、現状のベストにはもってこれたかなと思います」
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前回の奈良FIでオール確定板入りの皿屋豊は、グレードレースの出場が多かった今期をこう振り返る。
「今期はFIを走ったのが3回だけでした。競輪祭では勝ち上がり戦で1勝させてもらったし、GIを走って勉強させてもらった一年でしたね。(前回からは)3日間あったんで、休んで調整もできました。奈良の状態が続いていると思います」
藤根俊貴は、練習環境を変えて今回が初めての開催となる。
「(前回の)小倉が終わってから冬季移動して、(佐藤)友和さんと友和さんの弟子の5人で成田の方で街道中心の練習をしています。苦手分野の練習ばかりしているし、バンクに入らずにレースを走るのが初めてなので、ちょっとどんな感じか分からないですね」
共同通信社杯から3場所連続で落車に見舞われた吉田敏洋だが、前回の伊東FIではなんとか決勝までコマを進めた。
「ここ最近はひどい状態ですけど、我慢の時期ですね。それでも練習はしっかりやっています。前回からは体調不良にならないように練習してきました。(初日に連係する谷口遼平は)いつも頑張ってくれるので信頼しています」
その谷口遼平は、前回の佐世保記念から中2日での参戦だ。
「一日、休んで、一日、練習してきました。前回同様、悪くない状態だと思います。(吉田との連係は)初めてではないけど、やっぱり緊張しますね」
地元の新星・町田太我(写真)は、今回がS級3場所目。初めての記念シリーズで強さをアピールしたい。
「(S級では)準決勝が壁になってますね。A級とはスピードもレース展開も違うし、来るべきところでS級は来るので、焦って踏んでしまって自分のペースにならないです。(地元記念は)デビューした時から目標にしていたので追加の連絡がきてうれしかったんですけど、プレッシャーも感じています。でも自分の力を出し切れたら結果も出てくれると思うので頑張りたいです」
西岡拓朗が町田をアシストして、地元ワンツーで期待に応える。
「(町田とは)一緒に練習しているけど、一回も差したことはないので、とりあえずしっかり付いていくことを考えます。あわよくば抜くって感じです(笑)。体調もすごい良いのでそれが一番ですね」
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前年度覇者の岡村潤は、今年も相性の良いバンクで鋭脚を披露する。
「広島はイメージが良いですね。この後は中2日で静岡で、その後も中3日で小田原なんですけど、僕は走っている方が好きなので。最近はフレームは変えてないけど、セッティングを探しているところです」
蒔田英彦は前回の川崎FIを連勝で優出した。
「川崎の後はいつも通りの練習をしてきました。感触も変わらなかったです。最近はバック数が増えているけど、そこはあまり意識はしていません。広島は10年ぶりくらい(11年の記念開催以来)なので、イメージは残ってないですね」
11月松山FIで112着の山中貴雄(写真)は、前回の松山FIでもまた無傷で決勝に進んだ。
「最近は自分が思っているよりも体が動いている感じです。練習ではそんなに良いっていうわけでもなく、悪くもなく。7車立てが合っているってのもあると思うから、9車立てでも余裕をもって走れたら良いですね」
飯田憲司は前々回の伊東FIで今期初優出に成功。近況は1着も増えている。
「一緒に練習している後輩の渡邉直弥にセッティングを見てもらって、京王閣記念くらいからガラッと成績が変わりました。乗りやすいし、駆け出しも脚を使わずにいけています。最近、変えたことはそれくらいなので、良くなった原因はセッティングだと思います」
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7月高松FI以降は優勝がない取鳥雄吾(写真)だが、その後も良い状態をキープしている。
「GIとかが続いていたってのもあるし、状態は悪くないです。タイミングだけですね。前々回の高松も落車(の接触)さえなければ優勝まであった感じだったので。(中5日は)松浦(悠士)さんが玉野に練習に来ていたので一緒に練習させてもらいました」
地元の池田良(写真)は11月高松で落車して、今回が復帰戦となる。
「肋骨を折ったので、走ってみないとって感じです。でも、地元ですし走れる状態なので来ました。勝手に気合も入りますし。(取鳥は)いつも強いので、任せてしっかり付いていくだけです」
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8月玉野FIで優勝して以降は、らしくない成績が並んでいた太田竜馬(写真)だが、前回の松山FIで今年3度目のVをゲットした。
「(不調の原因は)分かっているようで分かってないんですけど、前回の優勝はメンタル的に良い薬になったというか、うれしかったですね。調子が悪い時は何をしてもダメなんで、2周逃げ切れるかって言われると、そんな脚はないですけど、感覚としては悪くないです」
桐山敬太郎は11月前橋FIで長期欠場から復帰後、初優出を果たした。
「自分の中では戻っている感覚があるし、結果は伴ってないけど納得はしています。(中2日は)ケア中心です。佐世保記念でも動けてはいたので、良い練習になっていると思います。今回の追加の電話が佐世保記念の初日に来ました」
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前々回の取手FIで完全優勝を飾った鈴木竜士(写真)だが、続く久留米では741着。中11日は集中して練習に取り組んできた。
「久留米は久々に準決勝で飛んで悔しい気持ちがあったので、練習してきました。練習の感じは抜群に良かったです。(佐世保記念で吉田拓矢が優勝したのは)一緒に頑張ってきた仲なんで、僕もうれしかったですね。広島は優勝もあるし、(初日特選のような)コマ切れ戦も好きです」
FI戦を3連続で優勝している北津留翼も絶好調だ。
「今までと感触は変わってないけど、最近は着が良いですね。前回(川崎FI)からはいつも通り練習してきました。広島は前回(8月)優勝しているので走りやすいイメージはあります」
前々回の和歌山FIで落車した坂口晃輔は、前回の奈良FIを失格で途中欠場。流れこそ悪いが、状態面は悪くないようだ。
「前回は失格してしまったけど感じ自体は良くて、落車の影響は感じなかったです。最近はレースが詰まっていたので、中4日は体調を整えることを重点的にやってきました。ケガの影響は全くないです」
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