前々回の川崎記念3243着、前回の岐阜FIを113着と近況乗れている窓場千加頼(写真)は、仕上がりにも自信をのぞかせる。
「(中2週で)普通にいつも通りトレーニングをやってきました。休みもとれたし、トレーニングもできたんで万全だと思います。(初日は)自力自在に攻めていきたい」
大きい着順もある近況の早坂秀悟だが、成績面以上の動きは見せている。
「今期、こういう点数(97、98点)のなかで1期間を走るっていうのは、初めてだと思う。だけど、スタイルを崩さずにこのまま成績を上げていきたい。自分的には手応えもあるんですけど、それが形(成績)になってない」
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前回の奈良GIIIでは、予選を連勝で準決に進出した久木原洋。初日は前回を含めて3連勝中で、当然ながらここも期待が高まる。
「奈良は自分の脚力も気持ちもかみ合っていた。そのあとは腰に違和感があって、練習を何日か休みました。治療して(腰の)痛みはないです」
志村太賀は前回のダービーを556着。不本意ながら3走で終えた。
「(ダービーは)すぐに負けちゃいました。感じは良かったんですけど、なんかコロコロって負けちゃいました。その前(小倉、大宮)の落車もあったんで、ビビっちゃったのもあるのかもしれない。(前回のあとは)体のズレがあるかもっていうのがあったんで、ケア中心にやってきました」
ダービーが3走での帰郷になったため、中6日での今シリーズになった近藤隆司は、その期間を練習に充てた。
「(ダービーは)残念だったけど、早く帰ってしまった。それで中6日なったんで、いっぱい練習をしてきました。休まずにやってきたんで、(感じは)いいかなと。(函館は)風があったりなかったり、風向きによって走り方を変えた方がいい。その辺は冷静にやりたい」
橋本強は前回のダービーで2度の落車に見舞われ、状態が心配される。
「(怪我は)左足の打撲と擦過傷です。流れが良くないですね。帰ってから翌日から練習を始めた。走ってみないとわからないけど、(状態は)問題ないと思います。(自分の状態は)チェックしてきたんで」
4243着とダービーはまずまずの成績だった柏野智典だが、こう振り返る。
「自分では(もっと走れると)期待していたんですけどね。思うようには…。自転車とのバランスが悪かったかなと。そのあとは順調に過ごせました」
直近は6場所連続でFIをこなした真船圭一郎は、久しぶりの9車立てもいつもと変わらない様子。
「自分は7車でも9車立てでもやることは一緒。どっちでも、どうってことはない。いつも通り変わらずに練習もやってきたんで、あとは力を出せれば。ただ、(初日は)車番が良くないですね」
ダービーの一次予選では同県の後輩、眞杉匠とのワンツーだった神山拓弥(写真)は、眞杉のダービー優出にも刺激を受けて、こう口を開く。
「(一次予選は)いうことがなかったけど、そのあとが続かなかった。ダメなところがたくさんあるし、GIで勝ち上がるには足りないところがたくさんある。そのあとは多少疲れもあったし、考えながら上手にやってこられたと思います」
その神山の前を務めるのは、同県の坂井洋。函館は一昨年7月のミッドナイトでのチャレンジ以来となる。
「(ダービーは)初めてGIで勝ち上がれたんで良かったけど、出し切れなかったレースもあった。すべてのレースで出し切れるように。ここは前回がミッドナイトだったから寒いイメージがある。(バンクが)軽い感じがなかったんで、軽いイメージをつけたい」
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中本匠栄(写真)は、初めてのダービーが特選スタートもそれを生かし切れなかった。
「練習でも良かったし、調子も良かったんですけど、(ダービーは)前半は思うように体が動かなかった。(原因は)ああいう(大きい)舞台での経験不足だったかなと思います」
今年はここまで3勝と勝ち星がなかなか伸びない伏見俊昭は、今シリーズでリズムを取り戻したい。
「ダービーに向けて練習をして、手応えみたいなものは良かった。でも、2、3走目と自分のレースがヘタクソでした。そのあとも練習の感じは全然悪くない」
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前回、初めてのダービーを経験した谷口遼平(写真)は、4958着の成績以上に多くのものを学んだ。
「(ダービーは)すごくいい経験になったけど疲れました。いまの自分にとって、ああいうメンバーで走れたのはすごく良かった。さらに上が見えたんで、あとは頑張るだけですね。(初日は後ろの)椎木尾さんがしっかりしてるんで、あとは自分のやれることを全力で頑張ります」
持ち味を出せずにダービーが終わった椎木尾拓哉は、相性のいい函館で気持ちをリセットする。
「感触自体は悪くなかったけど、展開が向かなかった。そのあとは練習もしてきたし、ここは走りやすい。(1着も)取らせてもらっている」
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稲毛健太はダービー4走のうち、3度のシンガリ負け。1勝をマークしたものの、課題の残るシリーズだった。
「(ダービーは)感じは悪くなかったけど、なかなか自分が思うような展開にはもっていけなかった。(ダービー後は)負け戦ばっかり走ってたんで、帰った次の日から練習をしました」
昨年は開催中止だっただけに、2年ぶりのダービーを村上義弘は3429着。
「久しぶりの日本選手権(ダービー)だったんで、気持ちも緊張感もあった。そのあとなんで疲れもありますね。日本選手権に向けてできることをしっかりとやったので、最終日は展開上、なにもできなかったけど。それ以外はしっかりとできたと思います」
14年から3年連続で地元記念準Vの菊地圭尚(写真)は、悲願の函館記念制覇に小松崎とのタッグでスタートを切る。
「(前回の弥彦FIは)あんまり感じが良くなかったけど、決勝の乗らせてもらってキッカケをつかめたかなと。前々回(奈良GIII)9車で走ったんで、その感覚があります。(初日は)心強い小松崎君なんで、付いていってゴール勝負がしたい」
小松崎大地は、ダービーの特選でゴール後に落車に見舞われた。その後の二次予選以降を走りぬいたが868着。
「(怪我の影響が)問題ないと思ったんで走りました。気持ちも切れてはなかったけど、ただ4走しただけになってしまった。そのあとはしっかりケアと練習をしてきました」
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地元コンビとのラインができあがった鈴木庸之は、その思いをくみながら気持ちを入れる。
「(9351着のダービーは)前半の3走は自分の力を出し切れなかった。最後の4走目だけ思い切り踏めたかなと。去年(8月)ここでGIIIを優勝できているんで、(相性は)いいのかなと。俺も地元で記念を走る時は気合が入るんで、(後ろの2人が)勝負権のあるように走りたい」
大森慶一はダービーの一次予選で落車のアクシデント。中9日で地元記念を迎える。
「(落車の怪我は)擦りむいたけど、自転車に乗るぶんには影響がないかなと思います。(落車で)自転車が壊れてしまったので、同じようなフレームに換えました。良かった時のフレームなんで問題ないですね」
北斗市出身の野口裕史(写真)にとっては、函館バンクは故郷の“準”地元バンク。前々回の西武園で初の記念を制しているだけ、ここでもV争いを演じる力は十分にある。
「今日も実家から来たし、帰ってきたら地元の友だちとかもいるんでホーム感がありますね。(バンクの成績がいいのは)気候があってるかなっていうのを感じます。(前回のダービーは6日間開催で)長かったし、甘くないですね」
6485着と前回のダービーが不本意な成績だった松谷秀幸は、その思いを直後の函館にぶつける。
「脚の感じはすごい良かった。でも、なにかすべてがかみ合わなかった。悔しい思いをしたので、今回はなんとか頑張りたい。(気持ちを)切り替えて函館記念に向けてやってきました」
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郡司浩平、佐藤慎太郎とのGI史上まれに見る接戦を制してダービーを優勝した松浦悠士(写真)は、18年6月以来の函館バンク。
「(ここに来た)3年前は、まだそんなに上位級と戦える感じがなかった。そのなかで(函館の)最終日に村上義弘さん、三谷竜生さんと走って1着が取れた。それで戦えるんだいうのを感じた記憶に残るバンクです。ダービー前はそわそわしているところもあったけど、終わってからは精神的に解放された。リラックスしてここに来ました」
佐藤慎太郎はダービー決勝で、松浦、郡司にともに微差での3着。
「(ダービーの決勝3着で)悔しい気持ちもあるけど、また頑張ろうって気持ちになった。年齢的にも目標がないとガタガタいってしまうこともあるんで、(獲得賞金でグランプリ出場圏内で)一戦、一戦っていう気持ちにもなる。そういう意味でも大きい3着だった」
稲川翔はダービーの4走で3度、古性優作とのタッグを組んで3363着。
「状態が良かっただけに、準決が悔しい結果になりました。(古性を)しっかりと追走できなくて、結果的に2人とも決勝に乗れなかった。もっと頑張らないと。ここに向けて(体の)メンテナンスもして、練習もしてきました」
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