オープニングレースに1番車で登場するのは、北日本の注目の若手・小原佑太(写真)だ。
「西武園記念が中止になったので、今回が初めてのグレードレースです。7月28日からナショナルチームでプレオリンピックっていう大会があったので、少し疲れは残っていますね。でも、ベストのタイムは出ているので、調子は悪くないと思います」
ナイターGIIIで2Vの実績がある山岸佳太が小原に対抗する。
「平原(康多)さんに自転車を借りて、フォームとかいろいろ試しているところです。前回(高松FI)の感じはあまり良くなかったんですけど、修正しながらですね。中1週間は誘導とかもあったんですけど、時間を見つけてやりたい練習はできました」
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前回の弥彦記念で3度確定板入りを果たした染谷幸喜(写真)は、今シリーズが追加参戦となる。
「追加の電話は、昨日(前検日前日)の昼前くらいにきました。弥彦から1カ月くらい空いて地元(松戸)記念の予定だったので、結構追い込んでいる時だったんですけど、今月は正あっせんが1本しかなかったので、追加の電話があれば走るつもりでした。函館は(17年7月)チャレンジの時以来です。いつも通り力を出しきれるように頑張りたいです」
前回の玉野FIは準決勝敗退の三登誉哲だが、3日間最終バックを取る積極的なレースをした。
「7車立ては先行選手がカカるとまくれないので、逃げた方が着が良いかなと思って戦法をちょっと変えました。今回も積極的に仕掛けたいです。玉野から中3日ですけど、疲れとかは気にしてないです」
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石塚輪太郎(写真)は前々回の和歌山FIで決勝2着に入るも、続く岐阜FIでは準決勝で敗れた。
「7車の初戦(和歌山)は良かったんですけど、岐阜が悪かったので、まだつかみ切れてないかなって感じがします。(中12日は)いつも通りバンクで、いつも通りの練習をしてきました。感触も悪くなかったです。7車立てで自分のラインが3車なのは大きいので、それを生かして走りたいです」
3場所連続優出中の吉本哲郎は、近況のレースを冷静に振り返る。
「(前々回の)広島は目標がいるレースだったので、自力じゃないから…っていうのがあったんですけど、(前回の)久留米では自力で仕掛けて(115着)だったので、結果は悪くなかったなと思います。7車立ては走りやすいですね。ブロックセブンで優勝したこともあるので、そんなイメージで走っています。函館は広島と違ってコーナーが長くて、直線が短いっていうイメージがあるので、そこを頭に入れて走ります」
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7月別府FIで落車した森山智徳は、続く小倉FIを欠場して今シリーズを迎える。
「ケガは左半身の擦過傷と打撲でした。落車のあとはちょっと休んで、2週間くらいは練習できました。調子が良い時と比べると万全ではない感じがするので、一走してみてからですね」
江守昇は前回の川崎FIの準決勝を事故棄権。そのまま途中欠場となった。
「自転車が故障した衝撃で腰を捻った感じになって欠場しました。(初日に連係するは)近藤(隆司)君とは、(昨年1月前橋FI以来で)覚えてないくらい久々です。練習でも、最近は僕がバンクに入らないので一緒にはやってないですね」
前々回の福井記念で落車した小森貴大の状態面はどうか。
「左肩から腰の擦過傷がひどかったので、しっかり治してから練習をしてきました。1週間くらいはできたと思います。タイムも問題ないし、大丈夫です」
岡本総(写真)も、復帰戦の富山記念で落車失格をしている。
「(6月)伊東で落車した時は右腰の打撲がひどくて自転車に乗れなかったんですけど、富山の落車はそこまで体のダメージがなかったので、すぐに練習してきました。直前の練習も良くはなかったんですけど、レースには参加できる状態だったので走ることにしました」
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近況は準決勝敗退が続いている久米康平だが、7月小松島記念は連勝で準決勝へコマを進めた。
「調子とか状態は悪くないんですけど、決勝に上がれてないので、そろそろ上がりたいですね。7車立ては嫌いじゃないですけど、強い選手と戦う時は不利な時もあるかなと思います。今回は同地区の選手が少ないので、できるだけ多く勝ち上がれるようにラインで決まるレースをしたいです」
久米をマークする山中貴雄(写真)は、前々回の別府FIで昨年6月高知以来の優勝を飾った。
「最近はラインでなんとか走れている感じですね。調子自体も良いと思います。函館はイメージ的には好きなバンクです。(久米は)強いし、ダッシュもあるので離れないように頑張ります」
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6月川崎FIでS級初優出を果たした眞杉匠(写真)は、続く宇都宮で初Vを達成。その後も好調が続いている。
「(6月)小田原からフレームを変えて、自転車の感じが良いです。練習では使っていたフレームなんですけど。(前回の)松戸からは普通に練習してきました。今回はしっかり決勝に乗って、優勝を目指して頑張りたいです」
前期はA級戦で格の違いを見せた岡田征陽。昇級初戦の弥彦FIでゴール後落車に見舞われたが、休まず続く西武園FIから復帰した。
「西武園は落車明けの開催だったから噛み合わなかったですね。今回はしっかりケアをしてきたので、前回よりは良いと思うんですけどね。(目標にする)眞杉が強いのは知っているので、しっかり付いていきます」
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6月青森GIIIで準Vの成績を残した鈴木庸之は、その後も好調をキープしている。
「前回(西武園FI)から中8日は、普通に練習してきました。徐々に調子が上がってきている感じはあります。7車立ては前回くらいからやっと慣れてきたというか、どうすれば良いか分かってきました。初日は自力自在に、前々に走ります」
鈴木を目標にするのは、青森GIIIの決勝以来の連係となる朝倉佳弘だ。
「鈴木君は踏み出しが良いので離れないように集中していきます。(6月)小田原で転んだ後も普通にレースを走っていたんですけど、体が痛かったので前回(福井FI)からはケアをしつつ練習してきました。中25日間も空きましたけどリセットできたし、マイナスではないと思います」
北海道の北斗市で生まれ育った野口裕史も気合は十分。初日特選は持ち前のパワーで押しきりを目指す。
「函館は(17年8月以来)3年ぶりです。気持ちが入りますね。前回(和歌山FI)からは結構、時間があったので、前半は強めに練習して、後半は軽めにやってきました。だんだん良くなっている感じはします。(初日は)後ろが競りですけど、僕がやることは一緒です」
松谷秀幸(写真)は芦澤大輔と野口の番手で競りとなったが、ここは得点最上位として意地を見せたい。
「先手は野口君かなと思ったので、野口君に付かせてもらいます。ここを見据えて計画通りに練習ができたし、良い状態で入れたと思います。初日から試練ですけど、番手を守り切りたいですね」
山中秀将は同県の野口とは別線で力勝負を選択した。
「僕が野口さんの番手を守り切らないといけなかったのかもしれないですけど、変則的なメンバーだったし、僕もまだ自力でやりたいって気持ちがあるので別でやらせてもらいます。鎖骨の痛みが出たりして、良かったり悪かったりですけど、全体の状態としては上がってきていると思います」
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