前回の前橋記念では3319着。グレードレースで初めて決勝に進出した脇本勇希(写真)が、地元GIIIのオープニングを務める。
「(予備から上がったのは)前検日の2日前くらいですかね。もう呼ばれるんじゃないかと思って、調整はしてました。(前回の前橋は)たまたまっていうところもあるんで、自信になっているとかはない。ただリズムはいいと思います。1レースの1番車ってことで期待をされていると思いますけど、(4月の)川崎で(1レース1番車で)とんでるので嫌な思い出がある。でも、地元なんで頑張ります」
渡邉晴智は前回の地元、静岡FIの初日に遅まきながら今年の初勝利を挙げた。
「(静岡の1着が)キッカケで気持ちが楽になりました。(初日は)南関の3人で頑張りますよ」
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小原佑太(写真)は、競技のトラックネイションズカップ香港大会で海外遠征。前回の高松FIから、およそ2カ月ぶりの実戦となる。
「香港でネイションズカップがあって、そのあと(帰国してからの)隔離とかもあった。それでも自主練習もできたし、そのあとも1週間、練習ができた。ただ、ウエートトレーニングが1カ月くらいできてなくて、それ(今回はウエートトレーニングをやって)の疲れが残っているところもあります」
近況、コンスタントに白星を重ねている吉本卓仁は、橋本瑠偉に前を委ねて自然体。
「(橋本が)ちょっとでも外して踏んでくれれば。自分はスピードが8割方戻っている。でも、昔みたいに長い距離をモガける脚がないですね。そういう感覚を忘れている。スランプが長かったんで、脚が戻っている感じがあっても自信がない」
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前回の前橋記念5677着と一息だった木村幸希だが、前々回の松阪FIは初日予選、準決を連勝した。
「内容はないけど、点数だけ(上がってる)って感じですね。うまいというかセコく。無理はしないできっちり勝ち上がりの着順を取れるようにとは思っている。力がついて、無理やりでも(仕掛けて)行けるようになればいいんですけど、他力本願ですね」
同タイプの伊早坂駿一を意識しながら、藤井昭吾が口を開く。
「(初日は)伊早坂君もいるけど、先行してどれだけ残れるかっていうレースをしたい。(福井は)地元だと思って、ここを意識して練習をしてきました。(前回の)岸和田からはそんなに時間もなかったので、調整をしてきました」
優勝こそないものの、FIシリーズでは高い確率で優出を遂げている伊原克彦(写真)は、前回の岸和田FIの決勝でもタッグを組んだ川村晃司を引き連れて一次予選に臨む。
「(前回の決勝は)展開的にも厳しかったですね。あのレースでこうしてはダメだっていうのがわかったんで、そこは収穫でした。(地元の)ここに向けてやってきたぶん、(前回が終わってからは)調整しながら合わせてきた」
河合佑弥は復調の手応えを感じながら先を見据える。
「以前はレースに参加できてないところもあって、もどかしいのが続いてた。いまは自分の力を出せているので、あとはその力を上げていくだけです。(競走得点も)じわじわ上がっているので、このまま上げていきたい」
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末木浩二は3場所前の弥彦FIを3連勝。S級初Vを飾ると、3度確定板にあがった函館記念を挟んで前回の松戸FIを2勝している。
「状態はすごくいいです。ここ(福井)は初めてですけど、あんまり競輪場の好き嫌いはないですね。流れがいいので、自力でしっかりと勝ち上がれるように」
直近の2場所はFIシリーズで成績をまとめている佐伯亮輔だが、9車立てのGIIIに笑みを浮かべる。
「やっぱり7車立てだと、(別線に)すんなり4番手で脚をためられてまくられたりしてしまう。自分は9車立ての方が。(3場所前の1545着だった)西武園記念を上回れるレースをしたい」
前回の京王閣FIでは途中欠場の岡崎智哉(写真)だが、フレームを戻した今回はいつも通りのパフォーマンスが期待できる。
「練習の感覚がだいぶ(レースで)出るようになった。前回に関してはコンセプトをガラリと変えた新車がうまくいかなかった。(今回は)元に戻した慣れたフレームにしました」
磯川勝裕は、中3日の強行ローテでも変らずを強調する。
「(体調は)浮き沈みがない方なので大丈夫です。磯田(旭)さんとは前回の2日目に連係(ワンツー)してるんで、2車のラインでも先行基本です。レースが続いてるんで、自分のテンション的にもいいと思います」
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決勝に進んだ4月奈良以来のグレードレースになる吉田茂生は、GIII連続優出に好スタートを切りたい。
「(初日は)コマ切れなんで、いい位置を取って、いいところで仕掛けたい。(4月の川崎で)落車をしてから心配はしていたけど、だいぶいい感じでここまできた。先行もできてのこの感じなんで、初日も早めでもいいところで仕掛けられれば」
大川龍二は近況まくりの決まり手が突出しているように、自力を増やしている。
「(最近は)うまくいってますね。7車立てだったりとか、時代の流れだったりで、去年、一昨年の戦い方だとじきにヤバくなるなと。タテ脚がないとダメだなって。(競走得点が)97点くらいまで落ちた時に、ここっていうところで(タテ脚が)出なかった。それで(タテ脚を出せるような)練習を中心にやっている」
GIIIではまだまだ結果が残せていない青野将大は、師匠の小原太樹やS級S班の郡司浩平との練習で多くを吸収してシリーズに生かしたい。
「いつも通り、師匠だったり郡司浩平さんと練習をしてきて悪くないです。郡司さんは練習でもやはり抜けている。そこに混ざることはできるけど、まだ全然ですね。自分は地脚なんでダッシュが課題ですけど、郡司さんと練習していたらダッシュもどんどんついてくる。S班の方が身近にいるのはありがたいことです」
薦田将伍は3月の宇都宮FIで落車に見舞われると、その後に練習でも落車。長期欠場を強いられた。
「練習している時に落車があって、それで肩甲骨と坐骨の骨折しました。でも、1カ月以上、練習ができてるんでいいと思います」
松岡辰泰(写真)は、前々回の名古屋FIを3連勝でS級初優勝。が、続く久留米FIは516着。
「名古屋の優勝とその前の武雄記念で準決までいったんで、それで運を使っちゃいました(笑)。今回はいいかなと思うので頑張りたい。福井は初めてなんで(指定練習で)乗ってみてからですね」
堀内俊介は前回の広島、全プロ記念23着から中9日。
「練習はできました。いつも通りかちょっと強めくらいにやってきました。落車をして感じが良くなかった時もあるけど、それから少しずつ良くなっている。ただ、内容的にはマイチなところもあります」
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ケレン味のない走りが持ち味の小森貴大(写真)は、地元シリーズでもそこを意識しながらコメントする。
「積極的には走れているし、(初日も)しっかりと積極的に主導権を取りにいきたい。去年(福井記念が)追加で入ったけど、初日に落車したんでリベンジというかしっかり1走、1走を頑張ります」
中3日でも近藤夏樹は、例によって淡々としたもの。
「(中3日で)松戸に入って、あとはウエートトレーニングを1回やったくらいですね。期間が短かったんで、あとは調整です。小森君が積極的なイメージがあるんで、後方にならないようにしたい」
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中20日と前回から間隔が空いた渡辺十夢は、体を極限まで絞って地元のGIIIを迎える。
「(16年に)近畿の地区プロで1000メートルを優勝した時は、1000メートル仕様にして絞ってたけど、今回は練習でかなり追い込んで自然に体重が落ちた。体重はその時と同じくらいです。練習は納得しているけど、どれくらいの調子なのかは、(レース間隔も)空きすぎてわからないところもある。今回は僕にも(優勝の)チャンスがあるようなメンバーなんでめっちゃ緊張しています」
ここ3場所のFIシリーズでまずまずの成績を残している小玉拓真は、自転車とのマッチングにも手応えをつかんでいる様子だ。
「今年に入って新車を使ってたんですけど、ずっとセッティングが出てなかった。それが岸和田くらいから出だして、岸和田が一番良かった。だから、今回はいじらずにきました。体調はずっといい方なんで、あとはタイミングですね」
京王閣ダービーのあとは松阪FI、岸和田FIでともに初日特選、準決を連勝。優勝にはつながっていない柴崎淳(写真)の状態はどうか。
「どうですかね、前の選手の頑張りが大きい。それで成績が出せている。自分が前でやる時は、もうちょっとほしいかなっていうのがあります。(初日に連係する山田諒とは)1回ワンツーを決めているし、(相性は)悪くないと思います」
2月末の平記念でGIII初優勝を遂げた鷲田佳史が、地元でただ一人特選からスタートを切る。
「ここのあっ旋が出てから、ここに向けてやってきた。5月は散々な内容でお客さんと選手に迷惑を掛けてしまいました。地元はFIでも記念でも気持ちが入るし、今回は中3日なんで5月に練習をしたことが少しでもでるように調整をしてきました」
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