オープニングレースの1番車は高久保雄介(写真)だ。あっせんをしない処置で7月は走れなかったが、復帰後の成績も安定。前回の8月岐阜でも決勝に進出している。
「前回は内容が良くなかったが、久々に決勝に乗れたのは良かった。体調は悪くないし、脚はいいと思う。昔みたいに絶対先行ってわけでもないけど、その中でも自分でレースを作れるようになりたい。1R、1番車はちょっと前の記念でもあってそのときは3着でした」
オールスターで落車、失格した近藤龍徳だが、続く8月岐阜では準決勝を1着で突破するなど落車の影響はなさそうだ。
「前回は良かったですね。周りにも伸びてるって言ってもらえたし、自分もそう思う。松岡(篤哉)さんのまくりを抜けていますからね。オールスターの落車で自転車が潰れてしまったので前のに戻したのが良かった。(状態は)変わらずここに来られているし高久保さんとあうんの呼吸で頑張る」
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7月大垣記念の落車で1カ月の欠場があった松岡篤哉だが、復帰戦の8月岐阜で決勝に勝ち上がり不安を一掃した。
「大垣記念の落車で肋骨を痛めたが、前回を走ってみて、思っていた以上に大丈夫でしたね。練習もしっかりできているし上積みがある。師匠(山口富生)がオールスターでもすごかったので自分も頑張りたいです」
大塚健一郎は4月四日市の落車で87日間の欠場。復帰戦の7月サマーナイトでも初日に落車して52日間の欠場となってしまったため、復帰戦の今回は競走得点がゼロで迎えることとなってしまった。
「ろっ骨が何本あっても足りません(苦笑)。右は(今までで)全部折れてるんじゃないかな? しょうがないですね。事故点も消え、点数も消え、82期、新人の大塚です。もう怖いもんはないですね。8月はあっせん停止も重なったんで、練習は3週間くらいできた。ゼロから頑張ります」
近藤隆司は今期ここまで一度も決勝に乗れていない。今回は記念開催だが南関勢は豊富。ここから流れを戻していきたい。
「(8月)平の前に練習を休んでしまったから、初日も山中(秀将)の番手で千切れてしまった。そこからしっかりと練習して状態は良くなってきてます。感覚も良くなってきたし、ここから点数を戻していきたいですね。あとは上がるだけです」
青森勢のトップバッターは坂本周作。初出場だった昨年大会は車体故障により一次予選で敗れているだけに、今年こそは勝ち上がりたい。
「武雄から中3日は休まずに練習してきた。お盆くらいは練習量が減っていたけど、最近はしっかりやっている。(別線は)超強力だが、頑張りたいですね。一昨日は(坂本)貴史と新山(将史)さんと練習してきた。地元の記念なので、少しでも上に上がれるように頑張りたい」
村田雅一は昨年の競輪祭からコンスタントにビッグレースに出場している。今はそこで見えた課題をクリアするために、試行錯誤している最中だ。
「悪くはないけど、今は次のステップに向けて色々試している。セッティングだったり練習を見直したり。結果、練習を見直さなアカンなっていうことですね。前回(8月武雄)は追加で行って良かった。山崎賢人、柴崎淳とかFIでもメンバーがキツかったし、力のなさを感じた。そこを今からどうしていくかですね」
天田裕輝は4月武雄記念の落車から復帰2戦目。前回の走りをふまえ、どれだけ修正できているかだ。
「怪我は鎖骨、ろっ骨骨折に肺気胸。動けない時期も長かったし、練習を再開しても歯がゆい感じが続いた。戻していったけど、競走になると体が重くて、自分の体じゃない感じでした。練習も33だし、復帰戦も(伊東の)33だから復帰して400を走ってないので、その辺は前検日にしっかり練習で走って感覚を確かめたい。前回より良くなってないと困るし、頑張るだけですね」
小埜正義は決勝に勝ち上がった8月松戸FIから中16日とゆとりのスケジュールで今大会を迎えた。
「相手は藤木(裕)君や隅田(洋介)君なんで、けっこうヤバいですね。状態は何とも言えない。けっこう空いたので練習はちゃんとできたけど、走ってみないと分からないです。早く走りたいですね。こんなに空いたのが久しぶりなんで、ホントに走ってみないと分からないです」
杉本正隆は8月取手で優勝したが、続く小田原記念で落車。状態が気がかりだ。
「小田原の3日目に落車したけど、怪我は大したことなかったので、体は大丈夫。フレームも大丈夫でした。隅田君は頑張ってくれると思うので、信頼して付いていきます」
山本伸一は669着に終わってしまったオールスターの反省をこう口にする。
「オールスターは大事に調整しにいき過ぎてミスした感がある。練習は変わらずだし、状態はいいと思う。ここまでもしっかり練習はできました。青森はこないだ(今年7月)優勝したばかり。走りやすいイメージはある」
三谷将太は「アカン、よだれが出てきた」と山本と連係できる番組を手放しで喜んだ。
「追加は伊東の初日が終わって入った。記念なんで、しっかり普通に練習してきました。山本さんとはオールスターの初日も一緒だったし、めちゃくちゃ相性がいい。山本さんがダメでも僕は3着までには入ってますね」
小川真太郎(写真)はオールスターで2勝、3着1回と大活躍。初めての青森競輪場でも活躍が期待できそうだ。
「初の青森ですね。オールスターはマシでした。これまでがひどかったんで、最近ちょっとマシになってる気がする。オールスターから新車にしたら良かったので、そのまま持ってきました。前のより流れるようにしてくださいとお願いしたら、いい感じですね。ただウォークトップの塗り替えとか工事とかでバンクでほとんど乗れてない。調子は謎ですね」
桑原大志は「まったくダメでした」と話す8月伊東から中4日でどこまで立て直せているか。
「前回はなんだろうってくらい、周回中から進まない感じがあった。帰ってすぐ、初速だったり、そういう練習を取り入れてやったので楽しみではある。前回は感覚の差だと思うので、そこがかみ合えば」
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昨年大会の覇者は山賀雅仁(写真)だ。今年は予選からのスタートとなってしまったが、連覇へ向け一次予選はきっちり突破したい。
「(前回オールスターから中17日)やっと練習から解放される。うれしいですね。疲れが取れてればいいけど。格清(洋介)君は初めて。海老根(恵太)さんに回してもらってるんで、前次第だけど、そのなかで自分の仕事をしっかりしたい。(昨年の優勝で青森は)ゲンがいいと言っても、去年はたまたまなんで。特別なことはやってない。昨日、善知鳥神社に行ってお参りしたぐらいです」
庄子信弘は強力な南関ラインを相手にどう戦うか。
「前で頑張ります。最近、人の後ろを回ることが多かったけど、西武園記念では自分でやったりしてた。ここ2場所は人の後ろだったので、久々ですね。青森は去年の記念で補充で走って722(着)だった。相性は悪くないかな。位置は取れそうなメンバーなので、まずは中団を確保して」
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桐山敬太郎(写真)は前回の8月伊東では112着。決勝はボティシャー、パーキンスの外国勢を相手にあわやの場面を作った。
「決勝は分かりやすい展開だったし、ありえないけど、あれしか作戦を考えてなかった。強かった? たまたまそう見えただけで、作戦がいい感じではまっただけ。感じもいいけど、あそこまでうまくいくとは思わなかったですね。動けてはいるし、今回もキープできてると思う」
伊勢崎彰大は伊東の決勝からは1車上がって桐山の番手回りとなった。
「前回は桐山が強かった。強いし、考えてますよね。自分の調子も数字のとおり。展開負けはしても展開が向けば上位ともそん色ない」
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坂本貴史(写真)は前回の8月京王閣で決勝進出こそ逃したが、最終日は竹内智彦らを相手に逃げ切り。地元戦に向けて順調に仕上がっている。
「いつもどおり、普通に地元で練習してました。練習の感じも良かったので楽しみです。先行して結果も出てる。攻め幅が広がってるのはいいと思う。しっかり前々に攻めて、先行基本にできてるんでいいんじゃないかな。あとは走るだけです」
成田和也が番手で坂本をガードする。4年前には鎖骨骨折からの復帰戦で決勝に乗るなど、成田にとっても青森は思い入れのあるバンクだ。
「オールスターが終わってからはちょっと休んで普段どおりにやってきた。調子は普通ですね。最近は勝ててないので1着取れるように。ここはきっかけをつかませてもらうバンクだし、印象はいい。自分としては一番いいイメージを持ってるバンク。しっかり4日間、頑張ります」
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藤根俊貴(写真)にとっては2度目となる記念参戦が地元開催となった。
「いつも以上に気合いを入れて頑張ります。前回(京王閣)から中7日。けっこう疲れてたのでケアしてから、確認ぐらいで乗りました。あとは今日(前検日に)ここでモガいて感触をみたい。まずは決勝を目標に。2回目の記念なんで、しっかり存在感を出せるように頑張ります」
守澤太志にとっては6月函館記念の二次予選以来となる藤根との連係だ。
「函館記念のときも強かったですね。自分の状態は悪くないと思う。最近は落車もしてないし、去年の後半から試行錯誤してたセッティングの方向性も定まってきて、いい方向にいってると思う」
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平原康多(写真)は今年中盤戦から本来の力強さを取り戻した。オールスターは決勝5着に敗れたとはいえ、2段駆けの北日本勢にもう然と襲いかかった。
「オールスターはやることをやって負けたので。今年、前半は結果がでなかったけど、何が自分に合ってるのか分かってきた。良さを引き出すために設定が見つかってきました。最初はワッキー(脇本雄太)が負けるわけないって力の差があったけど、みんな対応してきてるし、自分も乗り遅れらんないですよ。ようやく同じぐらいの速度域まで出せるようになってきたので。ここまでも期間が空いたので、色々試すことを試して、いいこと悪いことが色々分かった」
太田竜馬はオールスターの落車が影響してか、前回の8月伊東では941着と精彩を欠いた。
「全然アカンですね。岐路に立たされました。落車もあるし、色んな要因がある。前回も脚がたまらなかったですね。このままじゃアカンなと思ってるんで、走り方もしっかり考えて。何かが見える4日間にしたい。伊東から中4日は熊本に行って、(同期の)瓜生(崇智)さんと練習した。初めて熊本競輪場に行ったけど、高知とは違ってデカいですね」
新山響平にとっては気合いの入る地元記念。このメンバーを相手に好スタートを切って、波に乗りたいところだ。
「ジャパントラックカップのケイリンで落車して、まだ左肩が上がらない状態だけど走る分には影響はない。今年中にハロン10秒切りたいなと思うし、(ナショナルチームに入って)タイムでは成長を感じますね。(ジャパントラックカップが)終わって2日間はオフで、そのあとは練習もできました。今回は強い選手が北にいるし、どうにか青森勢で決めたいです」
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