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あおもり競輪

AOMORI KEIRIN

12#

検車場レポート

  • 9/4 Wed.  (前検日)
  • 9/5 Thu.  (1日目)
  • 9/6 Fri.  (2日目)
  • 9/7 Sat.  (3日目)

1R

選手の写真です。
高久保雄介選手
 オープニングレースの1番車は高久保雄介(写真)だ。あっせんをしない処置で7月は走れなかったが、復帰後の成績も安定。前回の8月岐阜でも決勝に進出している。
 「前回は内容が良くなかったが、久々に決勝に乗れたのは良かった。体調は悪くないし、脚はいいと思う。昔みたいに絶対先行ってわけでもないけど、その中でも自分でレースを作れるようになりたい。1R、1番車はちょっと前の記念でもあってそのときは3着でした」
 オールスターで落車、失格した近藤龍徳だが、続く8月岐阜では準決勝を1着で突破するなど落車の影響はなさそうだ。
 「前回は良かったですね。周りにも伸びてるって言ってもらえたし、自分もそう思う。松岡(篤哉)さんのまくりを抜けていますからね。オールスターの落車で自転車が潰れてしまったので前のに戻したのが良かった。(状態は)変わらずここに来られているし高久保さんとあうんの呼吸で頑張る」

2R

 7月大垣記念の落車で1カ月の欠場があった松岡篤哉だが、復帰戦の8月岐阜で決勝に勝ち上がり不安を一掃した。
 「大垣記念の落車で肋骨を痛めたが、前回を走ってみて、思っていた以上に大丈夫でしたね。練習もしっかりできているし上積みがある。師匠(山口富生)がオールスターでもすごかったので自分も頑張りたいです」
 大塚健一郎は4月四日市の落車で87日間の欠場。復帰戦の7月サマーナイトでも初日に落車して52日間の欠場となってしまったため、復帰戦の今回は競走得点がゼロで迎えることとなってしまった。
 「ろっ骨が何本あっても足りません(苦笑)。右は(今までで)全部折れてるんじゃないかな? しょうがないですね。事故点も消え、点数も消え、82期、新人の大塚です。もう怖いもんはないですね。8月はあっせん停止も重なったんで、練習は3週間くらいできた。ゼロから頑張ります」

3R

 近藤隆司は今期ここまで一度も決勝に乗れていない。今回は記念開催だが南関勢は豊富。ここから流れを戻していきたい。
 「(8月)平の前に練習を休んでしまったから、初日も山中(秀将)の番手で千切れてしまった。そこからしっかりと練習して状態は良くなってきてます。感覚も良くなってきたし、ここから点数を戻していきたいですね。あとは上がるだけです」
 青森勢のトップバッターは坂本周作。初出場だった昨年大会は車体故障により一次予選で敗れているだけに、今年こそは勝ち上がりたい。
 「武雄から中3日は休まずに練習してきた。お盆くらいは練習量が減っていたけど、最近はしっかりやっている。(別線は)超強力だが、頑張りたいですね。一昨日は(坂本)貴史と新山(将史)さんと練習してきた。地元の記念なので、少しでも上に上がれるように頑張りたい」

4R

 村田雅一は昨年の競輪祭からコンスタントにビッグレースに出場している。今はそこで見えた課題をクリアするために、試行錯誤している最中だ。
 「悪くはないけど、今は次のステップに向けて色々試している。セッティングだったり練習を見直したり。結果、練習を見直さなアカンなっていうことですね。前回(8月武雄)は追加で行って良かった。山崎賢人、柴崎淳とかFIでもメンバーがキツかったし、力のなさを感じた。そこを今からどうしていくかですね」
 天田裕輝は4月武雄記念の落車から復帰2戦目。前回の走りをふまえ、どれだけ修正できているかだ。
 「怪我は鎖骨、ろっ骨骨折に肺気胸。動けない時期も長かったし、練習を再開しても歯がゆい感じが続いた。戻していったけど、競走になると体が重くて、自分の体じゃない感じでした。練習も33だし、復帰戦も(伊東の)33だから復帰して400を走ってないので、その辺は前検日にしっかり練習で走って感覚を確かめたい。前回より良くなってないと困るし、頑張るだけですね」

5R

 小埜正義は決勝に勝ち上がった8月松戸FIから中16日とゆとりのスケジュールで今大会を迎えた。
 「相手は藤木(裕)君や隅田(洋介)君なんで、けっこうヤバいですね。状態は何とも言えない。けっこう空いたので練習はちゃんとできたけど、走ってみないと分からないです。早く走りたいですね。こんなに空いたのが久しぶりなんで、ホントに走ってみないと分からないです」
 杉本正隆は8月取手で優勝したが、続く小田原記念で落車。状態が気がかりだ。
 「小田原の3日目に落車したけど、怪我は大したことなかったので、体は大丈夫。フレームも大丈夫でした。隅田君は頑張ってくれると思うので、信頼して付いていきます」

6R

 山本伸一は669着に終わってしまったオールスターの反省をこう口にする。
 「オールスターは大事に調整しにいき過ぎてミスした感がある。練習は変わらずだし、状態はいいと思う。ここまでもしっかり練習はできました。青森はこないだ(今年7月)優勝したばかり。走りやすいイメージはある」
 三谷将太は「アカン、よだれが出てきた」と山本と連係できる番組を手放しで喜んだ。
 「追加は伊東の初日が終わって入った。記念なんで、しっかり普通に練習してきました。山本さんとはオールスターの初日も一緒だったし、めちゃくちゃ相性がいい。山本さんがダメでも僕は3着までには入ってますね」

7R

選手の写真です。
小川真太郎選手
 小川真太郎(写真)はオールスターで2勝、3着1回と大活躍。初めての青森競輪場でも活躍が期待できそうだ。
 「初の青森ですね。オールスターはマシでした。これまでがひどかったんで、最近ちょっとマシになってる気がする。オールスターから新車にしたら良かったので、そのまま持ってきました。前のより流れるようにしてくださいとお願いしたら、いい感じですね。ただウォークトップの塗り替えとか工事とかでバンクでほとんど乗れてない。調子は謎ですね」
 桑原大志は「まったくダメでした」と話す8月伊東から中4日でどこまで立て直せているか。
 「前回はなんだろうってくらい、周回中から進まない感じがあった。帰ってすぐ、初速だったり、そういう練習を取り入れてやったので楽しみではある。前回は感覚の差だと思うので、そこがかみ合えば」

8R

選手の写真です。
山賀雅仁選手
 昨年大会の覇者は山賀雅仁(写真)だ。今年は予選からのスタートとなってしまったが、連覇へ向け一次予選はきっちり突破したい。
 「(前回オールスターから中17日)やっと練習から解放される。うれしいですね。疲れが取れてればいいけど。格清(洋介)君は初めて。海老根(恵太)さんに回してもらってるんで、前次第だけど、そのなかで自分の仕事をしっかりしたい。(昨年の優勝で青森は)ゲンがいいと言っても、去年はたまたまなんで。特別なことはやってない。昨日、善知鳥神社に行ってお参りしたぐらいです」
 庄子信弘は強力な南関ラインを相手にどう戦うか。
 「前で頑張ります。最近、人の後ろを回ることが多かったけど、西武園記念では自分でやったりしてた。ここ2場所は人の後ろだったので、久々ですね。青森は去年の記念で補充で走って722(着)だった。相性は悪くないかな。位置は取れそうなメンバーなので、まずは中団を確保して」

9R

選手の写真です。
桐山敬太郎選手
 桐山敬太郎(写真)は前回の8月伊東では112着。決勝はボティシャー、パーキンスの外国勢を相手にあわやの場面を作った。
 「決勝は分かりやすい展開だったし、ありえないけど、あれしか作戦を考えてなかった。強かった? たまたまそう見えただけで、作戦がいい感じではまっただけ。感じもいいけど、あそこまでうまくいくとは思わなかったですね。動けてはいるし、今回もキープできてると思う」
 伊勢崎彰大は伊東の決勝からは1車上がって桐山の番手回りとなった。
 「前回は桐山が強かった。強いし、考えてますよね。自分の調子も数字のとおり。展開負けはしても展開が向けば上位ともそん色ない」

10R

選手の写真です。
坂本貴史選手
 坂本貴史(写真)は前回の8月京王閣で決勝進出こそ逃したが、最終日は竹内智彦らを相手に逃げ切り。地元戦に向けて順調に仕上がっている。
 「いつもどおり、普通に地元で練習してました。練習の感じも良かったので楽しみです。先行して結果も出てる。攻め幅が広がってるのはいいと思う。しっかり前々に攻めて、先行基本にできてるんでいいんじゃないかな。あとは走るだけです」
 成田和也が番手で坂本をガードする。4年前には鎖骨骨折からの復帰戦で決勝に乗るなど、成田にとっても青森は思い入れのあるバンクだ。
 「オールスターが終わってからはちょっと休んで普段どおりにやってきた。調子は普通ですね。最近は勝ててないので1着取れるように。ここはきっかけをつかませてもらうバンクだし、印象はいい。自分としては一番いいイメージを持ってるバンク。しっかり4日間、頑張ります」

11R

選手の写真です。
藤根俊貴選手
 藤根俊貴(写真)にとっては2度目となる記念参戦が地元開催となった。
 「いつも以上に気合いを入れて頑張ります。前回(京王閣)から中7日。けっこう疲れてたのでケアしてから、確認ぐらいで乗りました。あとは今日(前検日に)ここでモガいて感触をみたい。まずは決勝を目標に。2回目の記念なんで、しっかり存在感を出せるように頑張ります」
 守澤太志にとっては6月函館記念の二次予選以来となる藤根との連係だ。
 「函館記念のときも強かったですね。自分の状態は悪くないと思う。最近は落車もしてないし、去年の後半から試行錯誤してたセッティングの方向性も定まってきて、いい方向にいってると思う」

12R

選手の写真です。
平原康多選手
 平原康多(写真)は今年中盤戦から本来の力強さを取り戻した。オールスターは決勝5着に敗れたとはいえ、2段駆けの北日本勢にもう然と襲いかかった。
 「オールスターはやることをやって負けたので。今年、前半は結果がでなかったけど、何が自分に合ってるのか分かってきた。良さを引き出すために設定が見つかってきました。最初はワッキー(脇本雄太)が負けるわけないって力の差があったけど、みんな対応してきてるし、自分も乗り遅れらんないですよ。ようやく同じぐらいの速度域まで出せるようになってきたので。ここまでも期間が空いたので、色々試すことを試して、いいこと悪いことが色々分かった」
 太田竜馬はオールスターの落車が影響してか、前回の8月伊東では941着と精彩を欠いた。
 「全然アカンですね。岐路に立たされました。落車もあるし、色んな要因がある。前回も脚がたまらなかったですね。このままじゃアカンなと思ってるんで、走り方もしっかり考えて。何かが見える4日間にしたい。伊東から中4日は熊本に行って、(同期の)瓜生(崇智)さんと練習した。初めて熊本競輪場に行ったけど、高知とは違ってデカいですね」
 新山響平にとっては気合いの入る地元記念。このメンバーを相手に好スタートを切って、波に乗りたいところだ。
 「ジャパントラックカップのケイリンで落車して、まだ左肩が上がらない状態だけど走る分には影響はない。今年中にハロン10秒切りたいなと思うし、(ナショナルチームに入って)タイムでは成長を感じますね。(ジャパントラックカップが)終わって2日間はオフで、そのあとは練習もできました。今回は強い選手が北にいるし、どうにか青森勢で決めたいです」

1R

選手の写真です。
近藤龍徳選手
 河上陽一、木村幸希の順で切ったうえを高久保雄介が叩いて最終ホームから主導権。後続をけん制しながら、番手から近藤龍徳(写真)が抜け出した。
 「(高久保とは)あうんの呼吸? 1着、4着にしといて怒られる。あーうーにしといてください。上手く(後続を)殺したつもりが、ゴール前でごっそり来た。俺も食われたかと思いました。ワンツーならもっとうれしいけど、良かった。感じもいいしね」
 3番手を取った木村マークから伸びた堤洋はクールダウンを終えるなり自転車整備に取りかかった。
 「だいぶ待ったけど、あそこ(木村の内)しかなかった。着はいいけど、バンクでモガけてないからか、ちょっと感じが悪かった。セッティングもいじってたけど、オールスターのに戻します」

2R

選手の写真です。
坂本亮馬選手
 志佐明は中団の松岡篤哉にフタをして赤板1センターから前に出るが、そこを打鐘過ぎから松岡が叩いて主導権を握る。叩かれた志佐が3番手で粘り隊列が短くなったところを2コーナーから坂本亮馬(写真)が鮮やかにまくった。
 「後ろに2人もいて積載量オーバーなのに良く頑張ったでしょ。もう6年、7年バックは1(本)なのに、大塚さんは(仕掛けが)『遅い』って(苦笑)。勝ち上がれて良かったです」
 大塚健一郎は交わせず2着。それでも4月福井の最終日以来となる完走ゴールを果たした。
 「坂本兄弟とは相性抜群なんで。でも西川(親幸)さんまで連れ込むレースを考えたときに、もうちょっと。0点なのに前を回してもらってるんでね。とりあえずゴールできた。5カ月ぶりぐらいですか? (差せなかったが)レース脚はレースで戻していくしかないんで」

3R

選手の写真です。
内藤宣彦選手
 打鐘前2コーナーから先行態勢に入った坂本周作は4コーナーの下りを使ってピッチを上げると、そこからペースに持ち込む。バック7番手からまくった近藤隆司は5着まで。番手の内藤宣彦(写真)が好展開を生かして久々の勝ち星を挙げた。
 「(3月松阪FIの2日目以来)5ケ月ぶりの1着です。久しぶりに(写真を)撮られました(笑)。予想どおりというか、希望どおりの流れになりましたね。展開がハマればわるくないと思うし、今日(初日)は番手だったんで。軽かったし、タイムも意外に出てたんで、そこはいい方にとらえたい」
 中団を確保した森川大輔マークから中を鋭く割った鈴木幸紀が2着に突っ込んだ。
 「ラインのおかげですね。伸びた? 怪我が治ったのと、今は(四日市で開催される)共同通信社杯に向けて若いやつらが練習を頑張ってるから。練習環境のおかげです」

4R

 中井太祐が赤板過ぎに押さえて先行態勢を取る。近畿勢に単騎の栗田貴徳が続き、前受けから5番手まで下げた天田裕輝は田中勇二と併走する。中井は後続の動きを見ながら打鐘の2センターで中バンクに上がってペースを上げる。栗田を内からすくって4番手を確保した天田は最終2コーナーから好回転でまくる。これをけん制しながら追い込んだ村田雅一が白星スタートを切った。
 「中団でもつれていたし、(中井と)2人で決まるかなって思ったんですけどね。天田(裕輝)君を止めにいったんですけど、空振って追いかける形になってしまって。自分自身は別府のサマーナイトで使っていたセッティングに戻して感覚は良かったですね」
 天田裕輝は復調を印象づけるまくりで2着。
 「1着を取れるパターンなんですけどね。あれで勝てないんでまだ本調子という感じではない。ただ前回の伊東で一走して、余計な力みはなかったし、良くなってはいると思う」

5R

 赤板で押さえようとした小埜正義を前受けの藤木裕は突っ張って出させない。両者でもつれたところを隅田洋介が踏み込んで打鐘前から逃げる。藤木が中団を確保して、小埜は6番手で態勢を立て直す。軽快に駆ける隅田に対し、最終2コーナーからまくった藤木は思うように車が出ない。3コーナーから空いた内を進出した小埜が杉本正隆を弾いてから追い込んだ。
 「(藤木に)突っ張られたのが想定外でしたね。その後は隅田が上手に駆けていて、仕掛けられなかった。マエタク(前田拓也)さんのところで内がガラ空きになっていったけど、自分の持ち場のレースではなかったからめっちゃ怖かったです。疲れはあるけど、1回走れば落ち着くと思う」
 番手絶好の杉本正隆は内から来た小埜に気付かず2着まで。
 「(隅田は)強かったですね。まくりが来ても全部止める自信はあったが、(小埜に)気付かなかったですね。(小埜にあたられて)受けたあとはキツかった。状態はよくわからない」

6R

選手の写真です。
阿部大樹選手
 吉武信太朗が先行態勢に入るが、中団で併走になった阿部大樹と山本伸一がからみながら内に切り込んで吉武の前に出る。流れで先頭に立った山本が腹を決めてペースを上げると、三谷将太が番手絶好。ゴール前抜け出すところを中団から阿部大樹(写真)がまくり追い込みで突き抜けた。
 「ここに来る前に金子哲(大)君と練習して何がダメなのかを教えてもらい、1週間意識して練習した。金子君には新車のセッティングも見てもらったし、加賀山(淳)さんにはウエイトのやり方を説教された。(この1着は)自分の力じゃないですね。青森の相性の良さもあるし、この状況で1着取れるなんてデキ過ぎですね」
 三谷将太は山本伸一とワンツーを決められなかったことを悔やんだ。
 「ワンツーじゃないんで何にも言えん。波を作れば良かったですね。阿部大樹は内しか狙ってないと思ってたので失敗した。波を作れば良かったです」

7R

 赤板の2コーナーで新山将史を押さえた小川真太郎を巴直也が打鐘過ぎに叩いて主導権を握る。そのままハイピッチで駆ける巴に4番手の小川は前との車間が大きく空いてしまう。車間を詰める勢いで最終バックからまくった小川が豪快に前団をひと飲み。続いた桑原大志がゴール前で逆転した。
 「(小川)真太郎の頑張りに尽きますね。巴君もかかっていたし、平面ダッシュからだったのでキツいかなと思っていたんですけど、徐々に車間を詰めて行ってくれて。自分は飯田(辰哉)さんのけん制だけ気を付けていて、乗り越えてからは決まったかなと。練習の感じでペダリングとかそのまんま出せたし、もう少し上のクラスでもやれそうですね」
 ラインを上位独占に導いた小川真太郎は2着の結果にも納得の表情。
 「車間が空きすぎてキツいレースでした。引いて1周くらいはカマすのも考えていたんですけど、新山さんもすんなり下げてくれたので。結果的にライン3人で決まって良かったです」

8R

 中団から先に動いて切った庄子信弘を格清洋介がが打鐘前に押さえて逃げる。追い上げた酒井拳蔵と庄司で4番手の位置を取り合う。外併走の酒井が最終2コーナーからまくると、これに合わせて山賀雅仁が番手から踏み上げる。両者並んだまま4コーナーへ。最後は山賀の後ろでためていた海老根恵太が外に回して伸び切った。
 「山賀が内を踏んでいてそっちは付いて行けなかったので、外を踏ませてもらった。先行が残っていないし、(格清は)キツかったと思いますよ。(自分は)1着なので、悪くはないと思う」
 人気を背負っていた山賀雅仁は番手戦での対応の難しさを語る。
 「難しいですね。初めて(格清に)付くからどこから踏み上がるか分からなかった。最初から番手から出るっていうのうはなかったですね。気持ちも体も重かったが、2日目は軽くなると思う。パリッとしてくれれば」

9R

選手の写真です。
牧剛央選手
 後ろ攻めから動いた桐山敬太郎だったが、別線から次々と切られて7番手に置かれてしまう。逃げる金澤竜二を中団確保の津村洸次郎が2コーナーまくり。渡辺正光のけん制で津村のスピードが鈍ると、番手の牧剛央(写真)がその外を鋭く伸びた。
 「久しぶりの1着ですね。前回(5月)のここ以来だから、4カ月ぶりですか。あれも作戦のひとつ。津村は越えたかなと思ったけどね。浮いたと思って内も見たけど、津村がもう1回行ったので。桐山がいい勢いで来て、4着かなと思ったけど食われずに良かった」
 何とか2着に突っ込んだ桐山敬太郎だが後ろになってしまったレースを反省する。
 「ホントだったら全部出させず先行して、それで4、5着のほうが良かった。ジャンで金澤の前に出られたね。受ける展開は嫌いだけど…。後ろに申し訳ない」

10R

 後ろ攻めの瓜生崇智が赤板過ぎに誘導員を下ろし、川口公太朗がさらに押さえて出る。後方まで下げた坂本貴史は打鐘手前から巻き返して主導権を握ると、別線の巻き返しを完封。番手から成田和也が抜け出すかに、ライン3番手の鹿内翔がゴール前で鋭く突き抜けた。
 「坂本君は積極的にいくと言ってくれていたし、いいレースをしてくれた。自分は3着に入るつもりで踏んだんですけど思った以上に伸びた。落車明けでしたけど体は問題ないですね。ここを目標にしてきたし、いいスタートを切れて良かった」
 鹿内翔の強襲に屈した成田和也は言葉少なにレースを振り返る。
 「自分から人気になっていたし、もっと踏めば良かったですね。自分自身は余裕もあったんですけど…。付いていく感覚などは問題なかった。2日目以降はしっかり頑張ります」

11R

選手の写真です。
守澤太志選手
 和田禎嗣が先行態勢に入ると、前受けの藤根俊貴は下げずに中団で本郷雄三と併走する。内に詰まったままの藤根が2コーナーから3番手に切り込むと、井手健を張って単独になっていた守澤太志(写真)がバックから自力に転じて伊藤大志とワンツーを決めた。
 「(藤根がさらに内に行き)もうあれを付いて行っても…。(藤根は)ヨコもできるタイプだから、引かなかったんだろうけど、駆けてない時にさばきにいってるから、危ないと思っていた。もうずっとバックを踏んでいましたよ。自分は全然脚を使っていなかったから。今日(初日)の(展開)で感触がとかはないですよ」
 懸命にハンドルを投げた藤根俊貴は和田を8分の1輪とらえて辛くも5着に。内に詰まったレースを反省し、二次予選Bからは積極策での名誉挽回を狙う。
 「(別線が)自分だけしか見てない感じでしたね。引かない競走をしたかったけど、あれなら引いた方が良かった。首の皮が一枚つながったので、2日目は力で思いっ切りいきます」

12R

選手の写真です。
小原太樹選手
 茨城コンビの上昇に続いた平原康多はすんなりと3番手を確保。車間を詰めた勢いで2コーナーからまくると武田豊樹の強烈なブロックも乗り越えて初日特選を制した。
 「魅せるレースをしてファンの人も喜んでくれたんじゃないかなと思う。ガチでやってるんでね。武田さんのブロックで止まった。すごく上手かったです。最後も踏み切れたんで、(感じは)まあまあですね」
 武田のブロックを見てしまった木暮安由が平原との連結を外すと、平原ライン追走からバックで外に持ち出した小原太樹(写真)がゴール前で平原に詰め寄った。
 「(単騎で)気楽だったんで、何も考えず、思ったことをやればいいやと思ってた。流れが向きましたね。反応は悪くない。理想は最後抜ければ。そこは課題があるんで」
 武田豊樹は平原を強烈にブロックしたが止めることはできなかった。
 「何とか止められれば(吉田拓矢と)2人で決まったと思う。もうちょっとだったね。拓矢もかかってないわけじゃないけど、康多も強い。僕も手ごたえを感じながら走れました」

6R

選手の写真です。
中井太祐選手
 後ろ攻めから中井太祐が動いて赤板2コーナーで津村洸次郎を受けると、打鐘過ぎ2センターから津村、坂本周作で踏み合いに。絶好のまくり頃になった中井太祐(写真)が2コーナーから仕掛けて準決勝進出一番乗りを決めた。
 「(好展開を)モノにできて良かったです。うまくモガき合う展開になった。感じもいいですね。何か重たい感じはしますけど、(1着で)気分もいいです」
 小林卓人もきっちりと食い下がって近畿ワンツー。「記念の準優は初めて。展開に恵まれた」と展開を生かしての準決勝進出を喜んだ。

7R

選手の写真です。
伊勢崎彰大選手
 後ろ攻めの酒井拳蔵が赤板で上昇すると合わせて踏んだ近藤隆司は上手く中団を確保。2コーナーで仕掛けた近藤が合わせて番手から踏んだ高久保雄介を飲み込むと、続いた伊勢崎彰大(写真)がゴール前で鋭くとらえた。
 「今日(2日目)は言うことないですね(笑)。初日のこともあったのでどうかなとも思ったけど近藤君が中団を取ってくれて。(近畿の)番手まくりもあると思ったけど、スピードの違いで行ってくれましたね。自分は楽しみなぐらい踏み応えもあったし、準決も展開次第で勝負になりそうですね」
 近藤隆司は後方に置かれた初日を反省するレース運びでしっかりと中団を確保。伊勢崎と千葉ワンツーで準決勝に勝ち上がった。
 「初手で中団を取れたし酒井(拳蔵)君が来たときにスピードが合えば番手とか3番手で勝負することも考えたんですけど、金澤(竜二)君が下げてくれたので。ジャンから緩んだんで後ろからカマされればキツかったですけど、(金澤が)2車だったので来ないかなと。振り切れれば100点でしたけど差されてしまったので10点ですかね(笑)。でも人気に応えられたし初日の修正できたのは良かった」

8R

選手の写真です。
新山将史選手
 赤板の2コーナーから隅田洋介が上昇すると、合わせて踏んだ藤根俊貴が隅田の番手にはまる。隅田がそのまま主導権を握ると、藤根は別線の動きを見ながら最終2コーナーから番手まくり。続いた新山将史(写真)がゴール前で逆転した。
 「(藤根は)何でもできるし、好きに走ってくれればと。(直線で)後ろを見ていたら踏み直されてヤバいと思ったし、車間を空けなくても大丈夫でしたね。地元でいい目標を付けてもらって、番手を回らせてもらって感謝です。(初の地元記念での準決勝進出に)デキすぎだけど、ここまで来たら欲を出して。これで調子が悪いと言ったら周りに怒られますね」
 藤根俊貴は2着権利の狭き門を突破したが競走内容には納得がいかない様子。
「初日やってしまったので、今日(2日目)は2着権利っていうのもあって初日よりもプレッシャーがあった。結果オーライでしたが、脚とかよりも気持ちですね…。ここにきて中途半端になっているので。3日目は気持ちを切り変えて、やれることは限られてくると思うので頑張る」

9R

選手の写真です。
山本伸一選手
 赤板過ぎから先行態勢に入った山本伸一は巧みなペース駆け。中団に入った木暮安由の仕掛けが遅かったこともあり、渡邉一成の8番手まくりも届かず。逃げた山本伸一(写真)がそのまま押し切った。
 「(先行は)後ろ攻めになったんでね。ペースには入れられたし、距離は長かったけど、いいペースでいけた。タツ(近藤龍徳)もしっかり内を締めてくれたし、あれも大きかった。(初日のレース後に感触が良くないと話していたが)今日(2日目)、指定練習でゆっくり周回して、アップでも長めのローラーをしたり。思ってるほど感覚は悪くないかも。気持ち悪いけど自転車は進んでる。今までにない感覚ですね」
 村田雅一が2着に続いて近畿ワンツーが決まった。
 「伸一さんが強かった。2コーナーからも踏み上がってました。僕は木暮が来たので合わせて踏んだ。伸一さんは僕が後ろだといつも強い。抜かれへんと思ってるんでしょうね(笑)。最後抜きに行って、伸一さんが強かっただけで僕も悪くはない」
 バックから好スピードでまくり上げた渡邉一成だったが、3着までが精いっぱい。
 「すんなり山本さんが駆けたら逃げ切りがあるから、その展開にはしたくなかったけど。行けるタイミングはいっぱいあった。ジャン前2コーナーにホームでも行けたけど、(自分たちのラインが2車で)1車分遠く感じた。その分、成田(和也)さんには悪いことをした。ダメな3(着)だなって感じ」

10R

選手の写真です。
太田竜馬選手
 坂本貴史が赤板ホーム過ぎに先頭に立ち、中団が三谷将太、小原太樹で併走になると、そこを打鐘から一気に太田竜馬(写真)が踏み上げて主導権。力強く押し切って、番手の桑原大志とワンツーを決めた。
 「いい感じで仕掛けられた。体は重かったですけど、タイムも出ていたしいいと思いますね。落車前と比べるというよりは、進化している感覚もあるので。準決は暴走しないようにしたいですね。しっかり要所を押さえて仕掛けていきたい」
 桑原大志が太田竜馬をピタリと追走してワンツーを決めた。
 「太田(竜馬)君に付け切れたのは大きいしうれしいですね。太田君は踏み直しもすごかったしこれが太田竜馬かという感じで。自分は前回の伊東から課題を持ってやってこれたし、それがすぐに結果に出て良かった」
 坂本貴史は太田竜馬に叩かれるも3番手で立て直して3着で準決勝へ。
 「先行するつもりで踏んでいたし、来なければそのまま駆けるつもりだった。前々に踏む気持ちでいい位置に入れましたね。3番手に入ってからは後ろが来ないか確認して、冷静に立ち回れたと思う。決勝を目標にやってきているし準決勝も頑張ります」

11R

選手の写真です。
山賀雅仁選手
 赤板過ぎに誘導員を下ろした天田裕輝を新山響平が打鐘で叩いて主導権を奪う。中団に坂本亮馬が追い上げ、隊列が短くなった最終ホームから桐山敬太郎が巻き返すが、桐山は守澤太志のけん制で不発に。守澤の好援護で北日本ワンツーが決まるかに、桐山後位で脚を溜めていた山賀雅仁(写真)が大外を突き抜けた。
 「1着が取れたのは桐山が仕掛けてくれたおかげ。外を抜けるのはそこそこ脚があればできるけど、初日もだけど番手は難しい。桐山がどうなっているかをずっと見ながら付いていたけど最後は外を踏ませてもらった。踏まなければ1着はないし、難しいですね。初日までは重かったけど、今日(2日目)は軽かった。日に日に良くなると思う」
 2着になった守澤太志だが逃げる新山響平を献身的にガード。3番手、4着の伊藤大志も含めたライン3人で準決勝へ勝ち上がった。
 「ジャンで桐山さんがけん制してきたのが効きましたね。(まくって来た桐山に対し)内も空けられないし、きっちり飛ばせばいいか悩んだ。そのせいで最後に山賀さんに来られた。(自分は)余裕があったし、レースは見えています。ラインで勝ち上がれたのは良かった」

12R

選手の写真です。
平原康多選手
 吉田拓矢が先行態勢に入り、内をすくった小川真太郎が中団に収まると、7番手になった小埜正義は奇襲の打鐘過ぎカマシ。吉田は番手に飛び付き、中団に下げた平原康多(写真)は1コーナーから自力に。海老根恵太を飛ばした吉田がバックからまくると、平原は番手に付き直してゴール前で逆転した。
 「もう行かなきゃいけないと思って。波はあったけど、越えれば拓矢とドッキングできると思った。バックを入れて(吉田後位に)入ったんで、正直抜きはないかなと思ったんですけどね。あれは2回やれって言われてもできないです。たまたまタイミングがドンピシャだっただけ」
 最終ホームでは空中分解してしまったラインが再度バックでドッキング。2着の吉田拓矢も苦笑いでレースを振り返る。
 「(小埜は)追い上げかなと思って、カマシとは気づかず対応が遅れた。引く気はなかったです。バックでドッキングしたのは分かりました。正直、情けないレースになってしまったけど、攻める走りはできてるかな」
 鹿内翔も平原の仕掛けにきっちり食い下がってラインで上位独占を決めた。
 「平原さんの踏み出しに合わせて踏もうと思った結果です。平原さんが絶対1着を取るから、付いていけば2着か3着はあると思った。地元記念の準決勝は初めて。3回目でやっと、3度目の正直です」

10R

選手の写真です。
小原太樹選手
選手の写真です。
新山響平選手
 後ろ攻めの吉田拓矢が赤板で上昇すると新山響平も合わせて出て中団を確保するが、ここからレースは全く動かない。ペースを緩めていた吉田が踏み上げたのは最終2コーナーからで、新山は仕掛けたが2センター過ぎでは2着までが精いっぱい。吉田マークの小原太樹(写真)が好展開を生かして決勝戦一番乗りを決めた。
 「吉田君がうまく駆けてくれましたね。バックでは誰もこれない感じだったし、直線ではヨコに動けないので難しかったですね。(吉田を)何とか残したかったんですけど我慢できずに踏んでしまった。付いたからにはライン3人で決めたかったんですけど…。連日、自分でやっていたので今日は先行選手の強さを感じました。この勢いで決勝も頑張ります」
 中団を取ったまでは良かったが新山響平(写真)は最後まで仕掛けることができず。自分だけのレースになったことに硬い表情を崩さない。
 「仕掛けが遅くなってしまって…。引いてからカマすのも考えていたんですけど行けなかった。後味悪いレースになってしまいました。ラインで決めたかったのにダメですね。決勝はいいレースができるようにしたい」
 伊勢崎彰大は吉田拓矢との3着争いを8分1車輪差で制して決勝進出を決めた。
 「小原が前に踏んでくれたおかげですね。3番手だったのでかぶったり内に来られることも想定して、追走していた。調子が悪ければ小原君が踏んだときに空く可能性もあったし、調子は間違いなくいいと思います」

11R

選手の写真です。
渡邉一成選手
選手の写真です。
守澤太志選手
 中団から先に切った近藤隆司は太田竜馬を出させて中団かと思われたがそのままペースを上げる。守澤太志のけん制もあって、太田は後方に。すんなり中団を確保した渡邉一成(写真)が2コーナーまくりで後続を千切った。
 「僕が予想以上に踏んだから近藤がペースを上げてうまく中団が取れた。中途半端に踏んだら、番手まくりもあるし、踏んだら(守澤を)離しちゃいました。3日目まで頭と体の連動ができていなかったのが集中力を高めて結果につながった」
 渡邉の踏み出しに口が空いた守澤太志(写真)だったが、山賀との踏み合いを制して2着に食い込んだ。
 「(渡邉には)サラ脚でも離れるのに、ジャンで脚を使っちゃいましたね。僕にできることはしたいと思っていたし、中団をすんなり取れるように、(太田に対して)あの動きができた。何とか追いつけて良かった。あれで(山賀を)乗り越えられているので調子は悪くないと思う」
 近藤の逃げに乗った山賀雅仁は渡邉のまくりに合わせてバックから番手まくり。何とか3着で決勝に勝ち上がった。
 「ラインのおかげで勝ち上がれました。近藤君が強い気持ちで走ってくれて土屋さんも後ろを固めてくれた。本当にそのおかげ。(自分の状態は)3日目までの疲れが抜けてきた。連覇に向けて頑張ります」

12R

選手の写真です。
新山将史選手
選手の写真です。
藤根俊貴選手
 赤板ホーム過ぎに平原康多が誘導員を下ろす。そこを打鐘過ぎ2センターで藤根俊貴が叩くが、飛びつきを狙った平原が落車し、木暮安由、大塚健一郎も乗り上げるアクシデントが発生。出切った藤根がペースに持ち込むと、番手の新山将史(写真)が2日目から連勝で決勝進出を決めた。
 「(藤根が出切るのが)あそこじゃ(平原は)粘るだろうと思ったし、そこは勉強で。負けても藤根が勝ち上がってくれればと思ってた。自分が別線ならそこを狙うだろうし、運が良かっただけですね。(弟の響平も決勝に進出)並べるだけでもうれしいですね。僕はGIに出てないんで、(あっせんが同じになるチャンスは)青森記念しかないんで。運が良かった。運だけですね。3年分ぐらい使い果たしました」
 逃げた藤根俊貴(写真)は2着に粘って記念初優出。レース後は「頑張ったあ…」と自分自身をねぎらった。
 「メンツ的に自分が先行だったんで。平原さんが4番手にならない展開を作りたかったけど、そうなりそうだったので。ゆっくり行って、前に出たら緩めないぞと思ってました。落車があったので後ろの2人がいることをモニターで確認して踏み直した。これ(記念決勝)を目標にしてたし、3日間で一番余裕がありました」
 伊藤大志も3着に続いて地元トリオで上位独占が決まった。
 「狙われたら狙われたで仕方ないんで。不測の事態に対応の仕方も2人に教えて。若い子たちにはやることはやろうと言ってた。チームで勝った感じ。すごいうれしいですね。良かったです、ホントに」

<最終日・6R S級ブロックセブン>
 最終日6Rに開催されるS級ブロックセブンで人気を集めるのは岩本俊介率いる東日本ライン。岩本は7月サマーナイトから徹底先行型に変ぼうを遂げ、成績も上昇中だ。
 「体力も付いてきて、そっち(先行)のほうが決まる確率が高まってる。今回は新車を持って来てみた。共同(通信社杯)の前に試してみたくて。練習でセッティングも出してきたし、そんなに悪くない。7車になっても変わらないかな。カマす人がいるので油断はできないけど、普段と変わらないと思う。せっかくいい流れを作ってるので、勝ち負けもあるけどいいレースができるようにしたい」
 岩本が主導権を握る展開なら番手を回る大槻寛徳にも十分チャンスはある。
 「岩本君の番手はあったか、なかったか。(オールスターの落車で状態は)良くはないけど、悪くもないです。若干、今まで楽だったところが苦しいとかはあるけど。練習は普通にやってる。7車は(8年前の)小倉のミッドナイトを走って以来ですね」
 大きな着も目立つ中井俊亮ではあるが、8月オールスターでは宮本隼輔をまくるなど一発がある。
 「成績は思わしくないけど、練習の状態は悪くないんで。レースの組み立て自体はやりたいことができてる。あとは走って戻していけるように。7車は久しぶりなんで構えすぎず、しっかり出し切れるようにですね」