注目の新鋭、山崎賢人が小倉に初登場する。デビュー3場所でチャレンジを卒業すると、その後も白星ラッシュ。1月佐世保で3連勝なら、ここがS級をかけたシリーズになる。S級特進は南潤、門田凌に先を越されたが、実力は111期ナンバーワンの呼び声が高い逸材。自慢の機動力で飯塚隼人、立石拓也らそろった九州勢をリードする。
対するは末木浩二、恩田淳平ら強豪ぞろいの関東勢だ。末木は昨年6月のレインボーファイナルで1、2班戦に上がったが、その後は3度の完全優勝を飾るなどA級屈指の徹底先行型。恩田は末木を上回る前期5V。自力主体に器用な立ち回りができるだけに、末木や伊藤慶太郎と若手機動型がそろったここは番手を回ってもチャンスがありそう。
点数最上位なのは前期S級の重倉高史だ。S級終盤は自在な走りを見せていただけに、若手機動型がやり合うようなら一発あるか。
前期S級だった清水剛志、奥谷広巳の近畿コンビ。ダッシュが魅力の宗崎世連とA級もS級戦に負けず劣らずのレベルの高さだ。