山原さくらと荒牧聖未。この2強を中心に優勝争いが繰り広げられる。近況で一歩リードするのは山原だ。4月小倉の欠場はあったが、続く4月防府で完全優勝と体調の不安はなさそう。今年8戦で5Vの機動力でここもライバルたちを一蹴する。
荒牧は今年初戦の玉野で優勝して以来、決勝戦では勝ち切れずにいるが、まくり主体に抜群の安定感を見せている。鋭いタテの脚と位置取り。総合力を駆使して山原に一矢報いたい。
2強に迫るなら奈良岡彩子の自在戦だ。3月千葉の落車はあったが、復帰した4月函館ではきっちり決勝に乗った。ここまでにはさらに上積みも望めるだろう。高橋梨香、山本奈知も好位確保から上位に食い込みたい。