前回の平塚FIでは初日特選、準決でシンガリ負けを喫した小松崎大地(写真)は、最終日を待たずに欠場。状態面が心配される。
「着は見ての通りですね。ただ、原因はわかっているので、そこまで不安はない。原因はクツですね。(クツを)元に戻したので、感覚的には大丈夫です」
渡邉雄太は、前回の平塚FIから中4日。ここを目標にトレーニングを積んできた。
「(ここに向けて練習していたせいか)平塚はちょっと疲れていた。ただ、そのあともあんまり良くなかったので、疲れを抜くようにやってきました」
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久留米記念は一次予選で敗退した宮本隼輔(写真)は、2日目以降を欠場した。中10日での変わり身はどうか。
「前回は体に違和感があって良くなかった。(久留米のあとは)いつも通り(練習を)やったんですけど、状態は変わらないですね」
前回の四日市FIは163着の成績以上に手応えをつかんでいる山田久徳が、白星奪取に虎視眈々。
「(開催中止などで空いた時は)練習はしっかりとやってました。(四日市は)そんなに悪くなかったんで、もっと成績が上がってもいいと思うけど。相手だとかメンバーもありますしね。1着を取ったらいいとこ(2日目の白虎賞)に行けるんで、しっかりと狙っていきたい」
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5月の宇都宮記念3日目に落車に見舞われた坂本貴史(写真)は、前回の平塚FIを289着。
「(宇都宮記念の落車の)怪我自体はそんなにひどくなかった。平塚はいいところもあったり、悪いところもっていう感じです。そこの修正をしてきたんで、今回の方が絶対にいいと思います」
2場所前の前橋313着、続く宇都宮241着。岩本俊介がFIシリーズの成績をまとめている。
「しっかりと自分と向き合って、充実した練習ができた。手応えもありました。上位の人たちは(開催中止になった)ダービーの分までここにぶつけてくると思うので、自分も頑張りたいです」
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ホームの和歌山バンクで初のGI開催に、東口善朋(写真)が燃えないわけがない。
「(四日市FIの欠場は)腰痛が出たので無理はできなかった。もう体の方は大丈夫です。(練習は)いつも通りやって、気持ちも体もいい感じでもってこられた。自分が現役の時に地元でGIをやるのは、これで最後かもしれない。楽しめるように」
熊本コンビの3番手を固める井上昌己は、例によって淡々としたもの。
「(開催が中止で)空いている間はしっかり(練習が)できたけど、やりすぎて腰をやっちゃった。全プロ記念の前くらいですかね。今回はそれもあってセッティングを元に戻します」
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吉田拓矢(写真)は前回の平塚FIを134着。決勝は坂井洋に託したが、優勝につなげられなかった。
「(平塚は)レース勘がイマイチでした。久々のレースっていうのもありましたね。そこらへんは徐々に良くなってくれればいいですね」
根田空史を先頭に4車で結束する南関勢は、萩原孝之が番手で重責を担う。
「(前回の)平塚は周回中から悪い感じはなかった。決勝に乗れなかったけど、(最終日は田中晴基の)11秒1のまくりを差せた。ゴール前で踏んだらよく伸びました」
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4月の武雄記念に次いで前回の四日市FIの223着が今年2場所目となる深谷知広(写真)が、中1週間で今シリーズを迎える。
「前回が(ここに向けて)いい実戦経験になりました。自分のなかでやれることをやったし、そのあともいい練習ができている。1回走ったことでレースの流れもつかめた」
吉田敏洋は、同県の後輩、深谷との連係でまずは追走に専念する。
「みんな一緒ですけど、次は(開催が)あるだろうって思って、直前で中止になっているから、ただ空いているのとは違いますよね。でも、2カ月間、よく練習ができた。(初日は)しっかりと深谷の呼吸に合わせるだけ。まずはそこができれば、抜く抜かないじゃなくて」
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山崎芳仁(写真)は、前回の宇都宮FIの566着を振り返り、気持ちを切り替える。
「前回はちょっと自分のタイミングで踏めなくて悔しさが残った。タイミングが全部狂った感じがある。それも自分が弱くて、脚がないから。運よく(コンスタントに走れてたんで)、自分は競走が空いてた不安はないです」
前回の地元、小田原FIを316着の松谷秀幸は、2カ月近くのブランクで感覚にズレがあったようだ。
「(小田原は)あんまり良くなかった。レースを走らなすぎたからですかね。練習はしてたんですけど、レースでの感じが違いすぎて…。(終わってからも)すごい疲れた。全然ダメだったんで、練習もしてきました」
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新型コロナウイルス感染症感染の影響が心配されただけに、稲毛健太(写真)は地元のGIの開催が行われることにホッとする。
「無事に地元が開催されてうれしい。あんまり意識せずに、自分らしい走りをしたい。前回が良くなかったんで、それと比べたらいいと思います」
河端朋之は、前回の久留米記念では成績以上に動きの良さが目を引いた。
「久留米は準決も残れなかったけど、先行をしていい感じで駆けられた。思ったより走れました。トレーニングに関しては、伊豆でいつも通り変わらずにやってきました」
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ビッグ初出場だった3月のウィナーズカップではいきなりの優出で3着表彰台に上がった高橋晋也(写真)は、今回が初めてのGIの舞台。
「練習はできているし、感覚的にも悪くない。自分はナショナルチームのBチームで練習をやっている。環境としては最高です。初めてのGIですし、1つでも上のレースで戦えるように」
武田豊樹は、前回の宇都宮FIの135着がおよそ2カ月ぶりのレースだった。
「本当に久しぶりのGIになりますね。自分は練習をしてしっかり準備はした。(高松宮記念杯は)自分にとっては、すごい思い出のあるレース。伝統の東西対抗で一番好きなGIです」
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「僕の準備は整ってます」と、村上義弘(写真)は、地元地区のGIに万全のコンディション。5月ダービーの開催が中止になっていただけに、このGIシリーズの開催意義について丁寧に説明する。
「日本選手権は僕はあっ旋がなくて(もともと)走れなかったけど。競馬にしろボートレースにしろ公営競技はやっていた。でも、競輪が開催できなかったことで、(選手たちは)いろんなモヤモヤした思いがあると思う。選手は競輪を走ることでしか、見ている人を勇気づけられない。コロナウイルス感染症で苦しんでいる人たちの助けになれるのも、開催があってこそだと。自分は選手生活も長いし、1カ月空いたからってプラスになることはあっても、マイナスになることはない」
久留米記念2163着の渡部哲男は、準決が悔やまれる。
「準決がもったいなかった。3番手は難しいところもあるし、いい勉強になりました。上積みはないと思うけど、疲れは取ってきた」
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5月があっ旋しない処置だった郡司浩平(写真)は、4月の武雄記念以来の今シリーズ。トレーニングを積んで、脚力アップに重点をおいた。
「しっかり練習もできて、底上げができた。怪我をしないで、いい状態で練習ができたんで力がついてると思います。和歌山は(16年に)初めて記念を獲った場所ですから(悪い印象はない)」
関東勢は4車で結束。鈴木竜士が番手を志願したことで、平原康多がラインをリードすることになった。
「(宇都宮記念で落車して、前回の)全プロ記念は(体の状態は)ひどかったけど、数字だけは(良かった)。そのあとは練習しながら、しっかりケアもしてって感じですね。(全プロ記念と比較して)全然いいと思います」
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新田祐大とともに自転車競技トラック種目の東京五輪代表に内定している脇本雄太(写真)は、昨年2着のグランプリ以来。
「オリンピック(代表)内定に関しても、(東京五輪が)来年の話なんで、まだ実感がないですね。まずは目の前にあるレースを。(高松宮記念杯は)相性のいい大会なのに優勝できてないんで、今度こそ。(12年と昨年で決勝は)2着が2回ありますから。(清水裕友と松浦悠士の中国勢に)自分の力がどこまで通用するかチャレンジャー精神で戦いたい。僕自身は競輪が久しぶりなんで、楽しみながら走りたい」
前回の久留米記念は清水とワンツーの準V。今年はすでにウィナーズカップでビッグを制覇している松浦悠士は、仕上がりも良さそうだ。
「練習の感じはすごく良かったです。直前の練習ではかなり戦える手応えはあったので、すごい楽しみです。(清水が)前で頑張りたいって言ってくれたんで、じゃあ今回は僕が番手でっていうことになりました」
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