今期初のS級の中嶋宣成(写真)は、3場所目の今シリーズが初めての記念。前々回の函館FIを712着、前回の川崎FIを715着。初日では大敗続きも、積極策で白星を挙げている。
「A級と違ってオーバーペースになったりして、最後まで脚が残ってないですね。あとはもう少しペースをつかめば、なんとか(S級で)戦えるかなと。(9車立ては)久しぶりですけど、不得意なイメージはないですね」
神田龍は、前回の高松FIの初日に失格の憂き目。失格によるマイナス点もあり、今シリーズで競走得点をアップさせたい。
「(前回、失格したんで)しっかりと取れるように。自分はそんなに天候とかの影響はなかったですね。勝てるところからっていう組み立てだし、いまは(位置が)重なればそこもこだわりたい。基本的には自力ですけど」
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3週間以上空いた大川龍二(写真)は、コンスタントに勝ち星を挙げていた近況を振り返り、現状をこう説明する。
「初めてざ骨神経痛になった。6月が調子が良くて、(7月からの)来期もやってやろうって(練習を)追い込んでやってたら…。それで7月はだましだましやってたけど、さすがに(前回の)豊橋の最終日にはっていう感じだった。1週間くらいは乗らないで、ケアに充てた。こんなに乗らないこともなかったけど、それで痛みはなくなった。7月にしても悪いなりに手ごたえはあったし、9月には初めてのビッグ(共同通信社杯)がある。ちょっとずつでも前に進んできたし、(これからも)コツコツとやるしかないですね」
近況は決勝進出がない望月一成は、前回でも小倉FIを717着。初日予選で勝ち上がりを逃した。
「自分でもパッとしないのは重々感じています。かみ合わないのは、いろいろ(理由が)あると思うけど。今回は空いたので練習の密度も上げたし、調整の仕方を変えてみました。結果が出ないとヤル気も減退しちゃんで、ちょっと変えてみました」
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大槻寛徳は、前回のオールスターを24247着。準決までコマを進めて、上々の伸びを見せていた。
「(前回は)普通よりも良かったですね。まあまあじゃなかったかと。夏場はいつも調子が良くない。イレ込み過ぎちゃって、(練習で)量をやっちゃうんで、それで調子を崩してしまうことがあった。そこをうまく調整してきました」
前回のオールスターを4558着で上位との脚力差を痛感した瓜生崇智は、自分の戦いを見つめ直すいい機会にもなった。
「ここ最近思っていることですけど、前回のオールスターを走ってあらためて自分の自力では最高峰の舞台(GI)では通用しないなって思いました。追い込みよりにやっていかないといけないのかなって。タテ勝負だけじゃなく、前に前に攻めていかないとなって感じましたね」
落車明けだったオールスターが3892着だった取鳥雄吾は、中3日でもトレーニングをこなしてきた。
「(前回は)悪かったですね。ヤバかった。(3場所前の)広島では優勝できているんで、もう少し、もう少しと思ってたのがいい方向にいかなかった。中3日はしんどいけど、帰ってからは乗ってきました」
金ヶ江勇気は、今期一発目の当所FIを571着。そのイメージを拭い去りたい。
「(地元に)大分のロードのプロチームが来てたんで、一緒に練習をしたりしました。強かったですね。(ここの追加は前回の)岐阜から帰っている時に来た。前回の富山が良くなかったんで、それを払しょくしたい」
近況は1着をコンスタントに取っている竹内雄作だが、FIでも大きい数字もある。現状の自身の力をこう明解する。
「結果の通りですね、現状は。(成績に)波があるし、波をなくすのが課題。トレーニングとか乗り方を変え始めてから3カ月くらいたっている。安定するのにもう3カ月くらい、年内っていうとらえ方でやっている。変えてから成績が落ちたわけじゃないし、いい収穫がある。トルクだったり、パワー持久がないとダメだし、競走ではヨコもできないなりにやっていかないと」
昨年の地元、当所記念では決勝に進出している宮越孝治(写真)は、今年も白星スタートを切りたい。
「自分の感じが日替わりですね。いろいろやって、それが合っている時には余裕があるけど。違う時は付いていていっぱいです。(昨年の)11月に怪我から復帰して、まったく(前が)抜ける気がしなかった。それがいまは抜ける気もするし、順調にきている。チャンスが来た時にモノにできる準備はできています」
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サマーナイトフェスティバルで落車に見舞われた佐々木悠葵(写真)は、復帰場所となったオールスターを6764着。落車の影響が色濃く残っていたようだ。
「体が硬くなったりっていうのがありました。あとはちぎれちゃうんじゃないかと思ったけど、それなりに走れたんでビックリしたところもあります。練習とレースは違うので、なんとも言えないところもありますが、前回よりはいいと思います」
元砂勇雪は前回の地元、FIを247着。追加配分の今シリーズは、そこから中1日のタイトなスケジュールだ。
「(前回は)3日間、自力っていうのではなかったので、(中1日でも)そこまでしんどくはない。練習では自力でやってた時と変わらないメニューですが、奈良の最終日とかもそうですけど、自力でやったらめちゃめちゃしんどい。(ラインで)誰かいれば回らせてもらうっていうのを考えていかないと」
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オールスター一次予選2では、橋本優己の果敢な主導権取りから、皿屋豊(写真)は番手まくりで浅井康太とワンツー。5走して白星はなかったが、新車で好感触を得ていた。
「新車で動ていたし、手ごたえもあった。ただ、最終日とか太田(竜馬)君とか、あんだけ強い相手だと…。ナショナルチームの選手とかもそうですけど、あのスピードに自分のスピードが足りない。叩くに脚を使ったりもするし、自分の限界のスピードになってしまう。そこら辺ですね。新車に関しては、(オールスターのシリーズ中に)結構いじって、いい方向にはいっている。けど、まだセッティングを煮詰めたい」
山中貴雄はオールスターを8423着。GIのロングランシリーズをソツなくこなし、直線での伸びも悪くなかった。
「悪くなかった。脚自体も感じ良かった。ただ、(順延もあって)長かったですね。(1日の順延で)若い子は体が楽になったっていうけど、自分はあちこち痛いところが出てきたりと。そのあとも移動が多くて(中3日で)練習する時間はなかった」
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層の厚い中四国勢だけに番手回りの多くなった原田研太朗だが、一次予選は三宅達也、近藤修康の岡山ベテランコンビを連れての自力戦。
「体調とか体自体は全然問題ないんですけど、前回のオールスターは半分以上が人の後ろでしたし、自力脚が落ちているなっているのは感じていますね。自分で動く回数も減ってきているので、道中も余裕がない感じでした。そこから中3日で上積みはないですけど、立ち遅れないように仕掛けたい」
岸和田GIIIが5785着、続く前回の静岡FIが743着。ここ2場所が一息の根本哲吏だが、突然の変わり身があるかもしれない。
「この2場所は微妙な感じですけど、急激に良くなることもあるし。(中4日でも)自分は調整しても意味がない。刺激を入れた方がいいので練習をしてきた」
富山出身の岩谷拓磨(写真)は、追加配分で昨年に続き2度目の富山記念に気持ちを入れる。
「(富山が)生まれ故郷なんで、(西武園から)実家に来て、実家の方で軽く乗ってました。オールスターも悪くなかったし、(追加配分を走るか)ギリギリまで迷ったけど、ここを走ると(9月の)共同通信社杯まで9車立てが続くので、その方がいいかなと」
白戸淳太郎は、前回のホームシリーズ、川崎FIをオール4着。近況は勝ち星から遠ざかっている。
「今年は早くから暑かったんで、夏バテでやられている。それで練習の量を減らしたけど、その減らしたのに慣れてきてしまった。脚力は落ちていると思うし、これで気持ちの方が切れるとヤバいかなと。久々に1着も取りたいですね」
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渡部幸訓は、前回のオールスターの3走目に落車失格を喫した。6月の高松宮記念杯でも失格をしているだけに、GIでの戦いにメンタル面での変革があるようだ。
「(オールスターでの失格は)自分でも降りて大丈夫かなと。そしたら車輪が引っかかってしまった。必死に付いてっていうわけじゃない。余裕があるなかで動いて失格になっちゃっている。やっぱり自分のなかではGIになるとチャレンジャーだけど、受けて立つくらいの気持ちの方がいいのかなと。そこら辺を同期の内藤(秀久)さんにも話を聞いたりしました」
一次予選で渡部と連係する岩本俊介も、オールスター一次予選1で失格の憂き目をみた。
「(1走目で失格して)その分、みんなよりは練習ができた。オールスターでの感じも悪くなかったし、いつも通りやって体調は維持できていると思います」
オリオン賞からスタートした前回の山口拳矢のオールスターだったが、一次予選2で1位入線も失格。
「前回の2走目(一次予選2)は映像を見たらスパッとまくっているように見えたかもしれないですけど、自分のなかでは踏んだ感触はそこまで良くなかったですね。帰ってからはそれなりにやって来られたと思います。33バンクでの9車立ては松戸記念以来で2回目かなと。やっぱり9車立ての33バンクは立ち遅れたらまずいと思った。その時の反省を踏まえて戦いたいですね」
山岸佳太は、前々回の川崎FIを3連勝の完全V。弾みをつけて臨んだオールスターだったが不完全燃焼の898着。
「(オールスターが)終わったあと、自分にイライラしてきました。反省点が多いですね。脚力ということより、(組み立ての問題で)もったいなかった。そこ(GIのプレッシャー)が一番ムダですね、そういうのをなくしていこうと。あとはもうちょっと先行を多くっていうのがある。それで(別線が)来たら、飛び付こうっていう感じです」
単騎のオールスター決勝では、寺崎浩平後位を脇本雄太から奪取。番手まくりで優勝が見えた松浦悠士(写真)だったが、ゴール前で脇本にのみ込まれた。
「(オールスターの決勝は)隙があればとは思っていたので、その辺を考えながら走れました。そういう意味でうまくレースはできましたけど、やっぱり厳しかったですね。(最終)コーナー回るまではもしかしたらって思っていましたけど。寺崎君も掛かっていましたし、スピードが上がれば上がるほどヨコの動きはできなくなる。脇本さんは来るだろうなって思っていて、気配も感じていましたけど、直線に入ってうわって感じでした。今回は中3日ですけど、2日休んで1日練習してきました。富山を走るのは3年前に優勝した時以来ですね」
落車明けだったオールスターでは一次予選1で別線をねじ伏せたものの、嘉永泰斗にいつもの動きががなかったように見えた。
「オールスターは初日にまくって勝てたけど、踏んでいる感触は良くなかったですね。サマーナイトフェスティバルで落車した影響で、体の動き自体も悪くて重かったですね。でも、やっとビッグレースで落車せずに無事に終われたので、悪い流れは切れたのかな。今回は33バンクなので、後方にならないように組み立てたい」
吉澤純平は前回のオールスター優出が、19年2月の全日本選抜以来のGI決勝だった。勝負どころで後方に置かれたのが痛く、決勝は7着に終わった。
「久々(のGI決勝)だったんでフワフワしてたところがあります。松浦君が崩しにいった時に、自分も反応できれば良かった。予想してなかったし、そのあとはもう1回くらいチャンスがあれば良かったんですけど。自分はそんなに疲れも感じなかったので、(そのあとの中3日は)普通に練習してました」
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