オープニングレースで1番車を任されたのは、佐々木豪(写真)だ。前回の名古屋オールスターは6839着と、悔しい結果に終わった。
「ちょっとショックやったっすね。内外線間を走らせてもらえなかったというか、締め込まれたりで危なかったです。オールスターが終わってからは、普通に次の日から練習して、防府にも練習に行ったりしました。GIを含めて1R1番車は何回かあるけど、朝は苦手です。でも、33(バンク)は好きだし、雨でバンクが濡れていたとしても、実は濡れているバンクって走りやすかったりもするので」
横山尚則は8月和歌山FIIワールドエボリューショントーナメントで233着。オール確定板入りを果たした。
「あれは付いて行っただけなんですけどね。でも、最近は一時期よりは調子が落ち着いてきたかなって思います。特に何を変えたとかはないんですけど、体の状態が良くなっているのか。富山はあたりさわりのないバンクで、相性は良くも悪くもないです。ただ、33なので立ち遅れないようにしたいですね」
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前回函館FIで準Vの久米康平は、長いトンネルから抜け出して調子を上げてきている。
「ずっと足首の状態が悪かったんですけど、4月くらいからだんだん状態が良くなってきて、体が動くようになってきました。10月は寛仁親王牌があって、そのあとは競輪祭にも出られることになったので頑張りたいですね。(前回の)函館の前は結構、練習していて疲れがあったんですけど、今回の方が疲れはないので良いと思います」
5月全プロ記念で落車した永澤剛は、復帰2場所目の7月函館FIで今年初優出に成功。前回の四日市FIでも、決勝にコマを進めた。
「前回は前のお陰で決勝に上がれました。(中6日は)きっちり練習はできました。練習では踏めているんですけど、レースになるとまた違うんでね。練習している八戸競技場が33なんで、富山は嫌いじゃないですけど展開とか初手の位置が重要になりそうですね」
7月防府FIで約2年3カ月ぶりの優勝を飾った才迫開は、前回の向日町FIで早くも今年2V目をつかんだ。
「優勝は、まさかのまさかですよ。たまたまです。前回から状態は変わらずだと思います。中3日だったんで、1日は練習しました。33バンクは苦手ですけど、雨は別に気にならないです」
6月久留米記念で決勝進出を果たした杉森輝大は、前回のオールスター3走目に白星をゲットした。
「調子はちょっとずつ上がってきていると思います。あとは結果が付いてきてくれれば。前回からはちょっと休んでから練習を開始しました。感触も悪くなかったです。富山は33で走りやすいイメージがあるので、あとはしっかり良いタイミングで仕掛けたいですね」
近況のFI戦は手堅く決勝にコマを進めている坂本健太郎。しかし、今回は状態に少し不安があるようだ。
「前回(四日市FI)は、結構練習して行ったけど、調子が悪かったです。でも、外国人選手がいたし、厳しいメンバーの中で凌げましたね。今回は、膝が痛くて練習が思うようにできてない…。初日を走ってみてからですね。富山は5月にも走って(512着)悪くなかったと思います」
5年ぶりに地元記念に参戦する宮越孝治(写真)は、前回の岐阜FIで決勝に進出。良い流れで今シリーズを迎える。
「状態は上がっています。準備は万端です。結構、練習して来たから、徐々に疲れが抜けていけば良いですね。準決勝が一番大事になると思うんで、そこで一番良い状態になっていれば。決勝にあがってしまえばあとは気持ちだけだと思うので」
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7月奈良FIと平塚FIを連続で優出した取鳥雄吾(写真)だが、前回のオールスターは898着と大きい着が並んだ。
「オールスターは結構、練習して行ったけど体が動かなかったですね。練習はしっかりできているから、流れとパターンがはまれば大丈夫だろうっていうのはあります。33は、この前の奈良でも走ったし嫌いじゃないです。初日は南関勢も付いてくれて4人になるけど、考え過ぎるとごちゃごちゃするから、考え過ぎないようにしたいです」
前回のオールスターを欠場した中野彰人の状態面も気になる。
「扁桃炎になってしまったので欠場しました。40度くらいの熱が下がらず、点滴とかもしたんですけど良くならなくて…。状態は良くはないですけど、普通くらいにはなりました」
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6月岸和田FIで特進し、7月当所からS級の舞台に立った山田諒。今回が記念シリーズ初参戦だ。
「S級はやっぱり違いますね。流れが速くて、なかなか仕掛けられないです。前に出切ってしまえば、どうにかなりそうですけど、最近は警戒されてしまうので。富山はS級で一回走っているから、そこは大きいですね。チャレンジの時から奈良を結構走っているので、33は奈良のイメージが強かったんですけど、富山は奈良よりもちょっと直線が長い感じがしました」
河村雅章は、前々回の弥彦FIで優出。前回の向日町FIでも2勝をマークした。
「最近は、まとめられていると思います。向日町は風邪気味だったんですけど、もう治っているから前回よりは良いと思います。富山は悪い印象もないし、走路もキレイなので好きですね」
前回の弥彦FIは233着の櫻井正孝だが、直前にアクシデントに見舞われた。
「4日前に初めてギックリ腰になりました。立てなくなって焦って病院に行ったら、安静にしていないとダメって言われたんで2日間安静にして。昨日(前検日の前日)は自転車に乗って来ました。指定練習でモガいてみてって感じですね」
中井俊亮はオールスター3走目に、宮本隼輔や近藤隆司を破って大金星を挙げた。
「オールスターで古性(優作)さんとか、近畿の先輩にアドバイスをもらって、自転車とかを見てもらったら、乗りやすくなりました。展開が良かったっていうのもあるんですけど、あのメンバーで勝てたのは素直にうれしいですね。これをきっかけに上向いていければ」
5月川崎FIでS級初優勝を飾った渡邉豪大(写真)だが、その後は思い通りに走れてない様子。
「状態というか、イメージが良くないですね。練習でもレースでもなんかしっくりこないというか。(前回の)向日町から新車なんですけど、今回はギアも変えてみようと思います。これで何か新しい発見がないかなと思って。今シリーズの4日間でなにかつかみたいですね」
前々回の川崎FI決勝で落車した中村浩士。しかし、直後のオールスターでは決勝進出を果たした。
「(落車は)擦過傷がひどかったので、速く治そうと思って皮膚科に行ったりしました。オールスターは、もちろん手応えはありましたけど、メンバーによっては勝てないレースもあるんだなというか、それが競輪なんだなって身に染みて感じましたね。オールスターのあとは、伊豆で250バンクのテスト走行があったり、養成所で講義をしたりして。結構忙しかったです」
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不破将登(写真)は7月小倉FIで決勝2着に入るも、続く岐阜FIで落車。万全とは言い難い状態でオールスターを走った。
「オールスター前にフレームを直しに出したんですけど、お盆だったってこともあって、オールスターに間に合わず、違うフレームで走りました。不安だらけで走った感じでしたね。でも、今回は直したフレームですし、オールスターに比べたら良くはなっていると思います。富山はA級でも優勝したことがあるし、前回(昨年8月)走った時よりも脚は付いていると思います」
7月宇都宮FIで約3カ月ぶりに優出した伏見俊昭は、佐藤博紀を目標にして勝機をつかむ。
「(佐藤)博紀とは久々の連係ですね。(昨年9月に)岸和田で優勝もさせてもらっています。オールスターが終わってからの練習の感じも悪くなかったと思います」
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7月サマーナイトで落車し、前回のオールスターで復帰した小嶋敬二(写真)。今シリーズでも地元ファンの期待に応えたい。
「頑張ります。それだけ。持っている力を出すだけです。10月にも富山を走るから、いつもと変わらない感じもしますけど(笑)。オールスターはファン投票で出られましたけど、来年はどうですかね…」
その小嶋に付けるのが林巨人だ。8月久留米FIと函館FIは連続で決勝に勝ち上がった。
「久留米は(2月名古屋FI以来)半年ぶりの決勝だったんですけど、函館でも決勝に上がれているし、流れは悪くないですね。でも、函館の決勝は伊藤信から離れているので、もうちょっとって感じですね。小嶋さんとの相性はすごい良いイメージがあります。(6月の)四日市の初日もワンツーでした。とりあえずは、小嶋さんがどんなタイミングで仕掛けたとしても、離れないようにしたいです」
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井上昌己は7月川崎FIでVをつかむと、続く高知FIで準V。オールスターでは2勝をマークした。特選組でもおかしくない存在だが、今回は中本匠栄を目標にして予選からスタートする。
「雨がちょっと心配ですね。中本君とは意外ですけど、初めての連係です。彼はしっかりスタイルを持っているから、そのスタイルで走ってもらえれば」
その中本匠栄はオールスターで4129着と、2連対を果たした。
「日当(泰之)君と2分戦みたいな感じになりそうですね。でも、やりづらさはないです。33でも展開が速くなるくらいですし。仕掛けるポイントも速くなりますね。直前は雨で思うように練習できなかったんですけど、室内でやってきました」
前回のオールスターでは惜しくも優出を逃した松浦悠士(写真)だが、3241着とさすがの成績。今回は自身3度目の記念優勝を狙う。
「6月末からオールスターに向けて体重を落して、その分キレはあったけど、ゴール前の惰性とか差し脚の部分では…っていうのがありました。今回は1週間前くらいに腰を痛めて、思うような練習はできなかったんですけど、その分ケアはできました。昨日(前検日の前日に)自転車に乗って不安はなくなりました。雨が降りそうですけど、その辺は車輪を変えたりして対応していきたいです」
8月玉野FIで優勝した渡邉一成は、続くオールスターで決勝進出。今回も段違いのスピードを披露する。
「高松宮記念杯でも決勝に乗っているし、GIの決勝が久々だったわけではないですけど、良いレースができたのは久しぶりでした。富山は相性が良いトラックだと思います。でも、GI、GII、GIIIの優勝っていうより、目の前のレースをどう走るかが重要ですね。その中で結果が出てくれれば」
7月大垣記念で優出した浅井康太だが、続くオールスターは途中欠場となった。今シリーズで良い流れを取り戻したい。
「練習ばかりじゃなくて、いいメンバー、強い人とレースを走って、良くしていかないとダメですね。今は我慢の時です」
オールスターで2626着の吉澤純平は、師匠の武田豊樹とワンツーを目指す。
「最近は積極性がなくなってきていますね。オールスターは3走目に逃げたけど、勝ち上がりで逃げられてないので。そこで積極的にいかないとダメですね。今回もメンバーが良いし、33なんでその辺を意識して走りたいです」
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