昨年12月の静岡でのヤンググランプリを制した小原佑太(写真)は、年明け初戦の向日町FIの初日に失格。そこからおよそ1カ月半空いた。
「特別競輪(GI)での1レース1番車はすごく名誉のあること。正直、まったく考えていなかったのでビックリです。1レース1番車として恥じないレースをしたいですね。ここまではいつも通りナショナルでトレーニングをしてきました。いいレースをして勝ち上がれるように頑張ります」
1月静岡FIの最終日に落車失格を喫した佐々木雄一だが、その後の大垣FI、奈良記念で勝ち星を挙げている。
「小原君とは過去に2、3回連係がありますけど久々ですね。前回は展開的に難しい部分もありましたけど、ハンドル周りのセッティングを少しいじって感じは良かったので悪くないと思います。(小原は)とにかくダッシュがすごいので、まずは踏み出しに集中したい」
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荒井崇博(写真)は前回の静岡記念を2118着。単騎の準決では深谷知広の先行を狙いすましたまくりで仕留めた。
「もうこの歳になると、いまみたいな状態でGIを走れるのは最後かもしれんけんね。この先どうなるかわからんでしょ。獲れるチャンスが来るか来ないかは、その時になるまではわからんけど。そこまでにも運が必要になるけん。初日はいつも頑張ってくれる上田(尭弥)に任せて勝ち上がれるように」
3車の北日本勢の先頭を務める小松崎大地は、前回の伊東FIの251着で得たものをGIの舞台で生かしたい。
「前回の伊東は追加でしたけど、そこも含めてここに向けてしっかりと計画的に練習して来られました。前回は収穫もありましたし、すごく得るものがあった。ライン3車なのは有利ですけど、車番的に外枠なのでその辺もしっかりと考えて隙のないように戦いたい」
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1月の和歌山記念の最終日を腰痛で欠場した寺崎浩平(写真)は、今シリーズが今年2場所目。ナショナルチームでのトレーニングで、状態を戻してきた。
「しっかりと追い込んだ練習ができたんで、体的にはすごく仕上がっている。あとは自転車とのマッチングが出てくれれば。(今年は)一戦、一戦、結果もですけど、内容もですね。去年みたいに先行(主体に)できればいいかなと」
一次予選では近畿ライン3番手の村上義弘は、94年のデビューから28年目となるシーズンも1走入魂のスタイルは変わらない。
「なかなかリズムに乗り切れないところもありますけど。目の前の1つ1つを頑張っていく。それしかない。良かった時もそうですし、良くなくても、そこは変わらない」
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町田太我(写真)は松山651着、小倉741着と直近2場所ではFIながらも決勝進出を逃している。それだけに自身も強気になれない。
「感触が悪い。セッティングも変えたりしたけど、イマイチ、パッとしない。思ったように自転車が進んでいない。上向きになっている感じはしない。去年(3月の当所で)コケちゃったんで、しっかりと(指定練習で)感触を確かめたいですね」
前回の奈良記念では1334着。決勝にコマを進めた柏野智典だが、自身のデキには満足していない様子。慎重にこう口を開く。
「(前回は)ちょっと納得いってないところ、かみ合ってないところがあったんで修正してきた。自分としてはかなりデキが悪かったですね。(初日は)唯一(自分たちのラインが)3車でしっかりした番組だと思います。僕が(町田の)ハコを回ることになりました」
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前回の大垣FIを312着とまとめた坂井洋(写真)は、好リズムで地元地区の大一番を迎える。
「前回の大垣はここに向けて積極的に仕掛けたというわけではないですけど、3日間とも最終バックを取れましたね。最近は目の前の一戦、一戦をしっかりと走ろうと思っている。それがいい方向に出ているのかなって思います。練習の感触も良かったですし、勝ち上がれるように頑張りたい」
井上昌己は前回の地元、佐世保FIを3連勝の完全V。直近の2場所で5勝と固め打ちをしている。
「(前回は)前が頑張ってくれた感じですね。そのあとはトレーニングを計画的にやってきました。(初日に連係する伊藤颯馬は)2、3回あります」
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GI獲りを見据えて近況のFI戦線を戦い抜いた鈴木竜士が、黒沢征治の番手でまずは一次予選突破をもくろむ。
「黒沢さんとは、連係は何度もありますし信頼してます。今回に向けて、このクラスでも脚負けしないようにFI戦はしっかりと外を踏むように意識していました。もちろん獲るつもりできている。しっかりと初日はクリアして、決勝まで勝ち上がれるように」
前回の奈良記念を3148着の園田匠(写真)は、8着ながらも最終日に好感触を得た。
「最終日の着が一番悪かったんですけど、(自分の感じは)一番良かった。日に日に良くなった感じです。準決でも伸びも悪くなかった。(中5日だけど)詰まっている分には全然いいです」
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森田優弥は、前回の和歌山FIを初日特選、準決と逃げ、まくりで連勝も最終日は中止になった。
「(1月の)向日町で落車して修正に出していたエースフレームが戻ってきたので、今回から戻します。街道とバンクを使って計画的に練習して来られましたし、調子自体もいいと思います。後ろは信頼している(武藤)龍生さんなので、出し惜しみをしないように思い切って仕掛けていきたい」
前回の大垣FIを完全Vと3場所前の大宮記念から安定した戦績を残している武藤龍生(写真)は、状態も悪くなさそうだ。
「大垣で優勝できたんでいいと思います。ただ、いつもラインのおかげで確定板にのれているんで、そこは勘違いしないように。自分のできることをしっかりとやりたい」
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1月の豊橋記念を含めて5場所連続のVの原田研太朗(写真)だったが、前回の小倉FIを172着。準決はまくり不発で連勝が16で止まった。
「(小倉は)そんなに変わらずでした。そこからは(地元の)バンクに乗れなかったんで、そこだけですね。しっかりと(前検日に)バンクの感触を確かめたい」
年明けの立川記念2387着から1カ月半近く空いた松井宏佑の仕上がりが気になるところだ。
「(競技の方で)アジア選が延期になりましたけど、そのあとスケジュールを組み直して、かなりハードな練習をしてきました。新山(響平)さんや寺崎(浩平)さんたちに刺激をもらいながら、いい練習ができました。合宿で普段やらないロードでの乗り込みもしてきたので、踏める距離は伸びていると思います。あとは疲れだけですね」
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前回の静岡記念は3126着。決勝にも進んだ吉澤純平だが、地元のGIに新車を投入する。
「(初日に連係する眞杉匠とは)1月宇都宮の初日以来で2回目ですね。その時はうまく決められなかったんで、今回は決めたいですね。前回までのフレームは思ったよりも進みが良くなかったので、今回から新車に換えます。練習で1日乗ってみて良かったですし、寸法はほぼ一緒なので大丈夫だと。前回の静岡までは、ほぼ調整なしで練習していたので重かったですけど、今回はしっかりと調整もしてきている」
桑原大志(写真)は、前回から1カ月以上空いたこの期間をこう表現して振り返る。
「原点に戻ってしっかりと脚を回してきました。見つめ直すつもりでやってきた。そういう意味では良かったです」
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今年初場所の和歌山記念を4連勝Vと好スタートを切った郡司浩平(写真)は、その後の豊橋記念、静岡記念でも優出。今年はすでに9勝をマークしている。
「前回よりも今回の方が身体も精神的にもいい状態かなと思います。(静岡記念から)2週間弱ぐらいあったので、しっかり練習できて調整もできた。本当にやれることは全部やってきた感じです。(取手は2年前の記念で優勝しているんで)その時を思い出してレースとか組み立てようかなって感じです」
松浦悠士は前回の奈良記念で優勝。決勝はラインの3番手からのV獲りだった。
「(3場所前の)和歌山はちょっとセッティングが合っていなかったかなと思うけど、高松からはいい状態で走れていると思います。(ここまでの5日間は)やりたいことが完ぺきにできたわけではなかったけど、やれる時にやってきました」
前回の奈良記念5153着を浅井康太が冷静に分析して、単騎での初日特選に挑む。
「(奈良は)その前の静岡から調子自体は、普通というレベルだったので戦い切れなかったというか、感触はちょっと悪いかなという感じでした。(ここまでの5日間は)奈良では状態の悪さがあったので、それをしっかりと把握して、トレーニングに取り組めたと思います」
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地元の大一番をS級S班として迎える吉田拓矢(写真)は、前回の奈良記念では3連勝で優出。大宮記念での落車の影響を感じさせなかった。
「まさかS級S班で臨めるとは思ってなかったので良かったです。(大宮の落車はあったが、奈良は)問題なく乗れたんで。影響はまったくないと言っていいと思います。(奈良は)とても良かったので変えずに臨もうと思います。(地元で)あまり気負ってもしょうがないんで、自然体で結果が良かったらいいなと」
深谷知広は、前回の地元、静岡記念を9191着。そこからはしっかりとトレーニングを積んだ。
「(前回からは)しっかり予定通りの練習ができました。(取手は久しぶりなので指定練習で)バンクの感じはしっかり確認したいと思います」
前回の静岡記念では決勝進出を逃し、未勝利だった清水裕友は、そこから中12日のローテーション。
「(静岡は)動けているんでいいんじゃないかなと思います。そのあとはしっかり練習してきました。(取手は)初めてです。まあ、どこのバンクもみんな丸いんで大丈夫です(笑)」
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5年前の当所、全日本選抜を制した平原康多(写真)は、その後もずっとS級S班をキープして今シリーズも初日特選からスタートする。
「(静岡は)身体が悪いとかっていうのはなかったんですけど、まだ全然足りないことが多いなと感じて。終わってからまだ1つ試したいことがあって、試した感じですね。体調は崩してないです。(02年に)A級の初優勝が取手だし節目、節目でいい思い出がありますね」
前回の静岡記念をシャープな伸びで優勝を飾った佐藤慎太郎は、その後も順調な仕上がりのようだ。
「(静岡のあとは)予定通りのトレーニングができました。(静岡まで日程が詰まっていたが体調面は)そこまで悪くなってる感じもしないですし、いい状態のままキープできてると思います。(取手は)走りやすいですし、好きなバンクの1つですね」
昨年11月の競輪祭では準Vとタイトル獲得も時間の問題と思われる新山響平が、今年最初のGIに気持ちを込める。
「(前回の奈良記念は)ちょっとみっともない走りになってしまったので、なんとか修正できるように練習はしてきました。自転車のセッティングがうまくはまらなかった。今回少し練習で乗ってきたので、前回よりはましになったと思います。今年はGIで優勝したいと思っている」
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