3月のルーキーチャンピオン(若鷲賞)ではVを逃した松岡辰泰(写真)が、S級特進後、初めてのグレードレースの挑む。
「地元の青柳(靖起)君もいるんで、まさか自分が1レースの1番車とは、ビックリしました。前回が終わってからは(中12日)空いてたんで、トレーニングとケアをしました。体調はバッチリです。(9車立ての)ルーキーチャンピオンは番手戦だったけど、9車の不安はないです。まぁ、初日は8車立てですしね」
勝ち星から遠ざかっている松岡貴久が、近況のジャッジをくだす。
「いまの競輪に自分の体調と年を考えながら、まだそこに適応できてない。いろいろと試しながらっていう感じです」
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コンスタントに1着を重ねている森山智徳は、中6日のローテーション。
「前回はあんまり内容が良くなかったんで、(今回は)そこをしっかりと考えてやります。自分は競走(の間隔)が詰まった方が調子がいい。1月の岐阜から決勝に乗ってないんで、決勝に乗りたい」
伊原克彦は直近の初日を3連勝中。前回の奈良FIの準決では別線の踏み合いはあったものの、先行策で神田紘輔とワンツーを決めている。
「まだまだ一歩、一歩ですけど、だんだん良くなってきている。いいころに戻すっていう感覚ではなく、いまはいまですね。勝ち上がることを第一優先にと思っているのが、いい方向に(動けて)いってるんだと」
前回の高松FIで昨年10月以来の優勝を飾った宮本隼輔だが、コメントは慎重だ。
「(脚力は)もうちょっと欲しい、全体的にですね。優勝した時はもちろんうれしいけど、だからってそれが(練習のモチベーションになる)ってことはない。普通に練習もやってきた。あとは自分の気持ち次第です」
フレーム変更を考えている岡崎智哉に変わり身があるかもしれない。
「(初日は)フレームを換えようかと。新車じゃないけど、練習で乗ってたらいままで使ってた時とイメージが違ってた。それでと。感覚も悪くないんで、練習の時の感覚をいかに出せるかですね」
このメンバーでは先行での決まり手が一番多い片岡迪之は、前回の小倉FIを174着。逃げた準決は、目標不在の諸橋愛にまくられた。
「(前回も)感覚は良かったんですけど、諸橋さんが強かった。そのあとはここまでやりたいこと(練習)ができた。でも、(脚力的には)まだまだ足りないところが多いですね」
津村洸次郎は、ここ2場所の6走で5勝の固め打ち。
「練習のメニューとかセッティング、自転車を変えたりはしてない。ただ、レース中の感覚がつかめてきた。そこが一番大きいと思います。あまり考えすぎると失敗するんですけど、ここっていうところで(仕掛けて)行けている気がする」
来月に41歳を迎える矢口啓一郎は、神山雄一郎、高木隆弘のタイトルホルダー2人を付けてに自力に迷いがない。
「ヘビーウェイトですね(笑)。でも、昔よりも、そこまで後ろがっていうことはない。自分もいい傾向になっている。この年でも先行ができるようになっているんで。仕掛けられる感覚が戻ってきた。ただ、9人制が全然走ってない。久々なんで、あとはそこですね」
中井俊亮は前回の地元、奈良のFIシリーズを323着。
「(前々回のウィナーズカップでは)やりたいことはできてるけど、(位置を取ったりしたあとの)そこからが。先輩にアドバイスをもらったりして、練習をしています」
3月の広島FIで3場所連続の完全VでS級に特進。S級2場所目の今シリーズの地元記念になんとか間に合ったルーキーの青柳靖起(写真)。
「(前回のS級初場所は)A級とスピードも違って、ちょっとあたふたした感じもあった。なんとか走って感覚がつかめたらいいなと。養成所にいたころから、(ホームバンクの武雄は)4月に記念があるので、目標として1年以内にS級に上がって地元記念と思っていた。昨日(前検日の前日)も一緒に練習した成松(春樹)さんに付いてもらえるので、ワンツーができるように」
前回の伊東FIでは中のコースを鮮やかに突き抜けて優勝の竹内智彦が、コンディショニングの難しさをこう口にする。
「(前回の優勝は)あれは不思議ですよね、自分でもわからない。満身創痍だった。展開が恵まれたけど、あそこから優勝は無理かなと思った。(前々回の落車で)体にきていたんで。そこからリフレッシュした。ただ、どんだけ絶好調でもダメな時はダメだし、自分でもわからないところがある」
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弟、昂(119期)が5月にデビューする林慶次郎(写真)は、状態面でもアップ。こう気合を入れる。
「下(弟)が出てきたんで負けられない。うかうかしてたら、僕がまくられる。自分も一時期よりもバックが取れるし、粘れるようにもなってきた。ちょっとずつですけど、練習の感じもいいんで、あとはそれがレースで出せるかですね」
フレームを変更する山岸佳太だが、心配はなさそうだ。
「この前(前回)はあんまり良くなかった。フレームをデカいのにして、それで4日間いこうって思ってやりました。それで今回は元々(使ってた)のに戻した。あとは(仕掛ける)タイミングですね」
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昨年の当所、地元記念では一次予選敗退も2日目以降を3連勝の山田庸平(写真)は、地元のアドバンテージを味方にしたい。
「ここは練習でもやってるんで、クセとか走りやすさとかわかっている。そういうのを生かせたら。(最近は)腰の調子がずっと良くなくて、それをみながら練習をしてきました。思った通りにはいってないんですけど、それに対処しながらやってきました」
初のビッグだった前回のウィナーズカップが689着だった伊藤颯馬が、山田に前を託された。
「やっぱり7車の方がやりやすいですけど、ボチボチ9車にも慣れないと。ここに来る前は車の出が悪かったけど、たぶん疲れじゃないかと。当日(初日)までには良くなると思う」
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小川真太郎は、前回の小倉FIを611着。昨年3月の平塚FI以来の優勝を竹内翼との連係で決めた。
「(前回の決勝は)竹内さんがすごい頑張ってくれた。絶対に優勝しないとって。そのあとは天気も良かったんで、サイクリングばっかりでゆっくり乗りました。前回もそうですけど、ダービーに向けて気持ちも入っている。今回もダービーに向けてセッティングだったりを煮詰めていきたい」
前回の福井FIは連勝で優出と伊藤信が、徐々に本来の動きを取り戻してきた。
「腰を痛めてたんですけど、2月くらいにやっと良くなって痛みが引いてきた。そこから練習量を増やせているのが、(成績に)つながっているのかと」
神田紘輔(写真)は、直近の3場所で2V、準V1回とFIシリーズながらも抜群の成績を残している。
「2月の大垣からフレームを換えてからずっと調子がいい。展開に助けられている部分もあるけど、練習をしていても調子がいい。(中6日で)1日休んだくらいであとはずっと練習をしてました」
3場所連続の優出と竹内雄作は、高いレベルで安定している。
「しっかりと乗って、バンクでもスピード練習をしてきたんで悪くない。(同地区に)若い子も出てきたし、そこに付くためにもいろいろとできないと。(前回は)硬いフレームを試したけど、それが合わなくて今回は戻してきた」
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当所記念4度の優勝と地元に強い荒井崇博(写真)だが、年齢とともに照準を合わせる難しさを痛感しているようだ。
「昔だったら(ここに合わせてって)そうだったんですけど、年を取るとそうもいかない。3月前半くらいまでは追い込んで(練習を)やってきて、あとは神頼みですね」
荒井と数多の連係をこなしてきた中川誠一郎が、一次予選からタッグを組む。
「(前回の)別府ではだんだん良くなってきた感じ。(逃げ切り優勝は)長かったんでキツかった。そもあとも結構(練習が)できました。これからデビューする弟子がいるんで、それでバンクに行くんで成績がいいのかもしれないですね」
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9人いる地元勢のなかでただ一人の特選スタート。山田英明(写真)は、単騎でも存在感アピールする。
「地元だし優勝を狙って。調子は走ってみないとわからないんで、その辺りは慎重に。ただ近況だけで言うとちょっとずつ戻ってきた感じがある。(初日は)野原(雅也)もいるけど、ここまで自分を通してきたんで(単騎で戦う)。位置を取って、仕掛けられるように」
一昨年は準V、昨年は優勝と当所記念で結果を残している松浦悠士は、清水裕友に前を委ねてシリーズのスタートを切る。
「ここは去年も一昨年も2、3日目から軽いイメージがある。初日がそこまでいいっていう感じがないけど。(前々回の)ウィナーズカップが調子の底。それでも決勝で3着に入れたし、力自体は去年より上がっているのかと。前回はウィナーズカップの反動があってしんどかったけど、そのなかで走れた」
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