3年半ぶりにA級降級となった笠松将太。昨年の成績は15勝、2着15回で連対率は27%と悪くなかった。予選を乗り切れない場所が多かったものの、軽選抜、一般戦では好走していた。A級戦なら持ち味の自力攻撃でVをゲットしよう。山信田学が続き埼玉コンビでの連独占を狙う。田村真広まで加勢ならラインは更に強化する。
春日勇人、本多哲也の千葉コンビが第2勢力だ。両者ともに前期はS級で走っていて、11月玉野の最終日は、本多のロングまくりに乗った春日が勝っている。ここも本多が先手を奪えば、春日の首位浮上は十分。
谷田泰平、坂上忠克の中部コンビはどう出るか。S級ではほとんど自力を出していなかった谷田だが、ここは中部の自力型が手薄。A級戦なら自力も視野に入れた総力戦で活路を見い出すか。
近畿勢も肥後尚己、玉手翔ら主力どころは追い込み型。位置取りが浮沈の鍵となろう。
S級で善戦した笠松将
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春日勇人