G戦線で存在感を示している健脚がそろい、優勝候補は五指に余る大混戦。本命には森田優弥を推した。最近の森田は強気に攻めていて、ほとんどのレースで最終バックを取っている。結果も出しており、11月宇都宮➋①➊着では21年5V目を飾ると、競輪祭の一次予選2では清水裕らを撃破して勝ち星をゲット。位置取りもこなせるので、展開がもつれても不安はない。援護する武藤龍生は地力強化を感じさせる。21年は3Vを達成。ダービーではGⅠ初優参を果たしているし、最近も競輪祭では予選を323着で準決に駒を進めた。森田の仕掛け次第では差し切り十分。
関東勢では吉澤純平の単にも食指が動く。アキレス腱断裂で3カ月半の欠場を余儀なくされたが、サマーナイトから復帰後はまくり主体の競走で勝ち星を稼いでいて、ブランクを感じさせない。8月川崎GⅢを含み3V、勝率は5割を上回っている。好位置をキープしてのまくりに持ち込めれば、首位に躍り出る場面は大いにあろう。
スピード非凡な岩本俊介も好勝負が見込める。11月四日市記念は11③➑着と優参を果たすと、競輪祭の最終日は浅井康、眞杉匠ら相手に逃げ切りで1勝を挙げた。10月川崎の準決でワンツーを決めた小原太樹を連れて好スパートなら南関勢で連独占もありうる。
北日本勢は山崎芳仁をはじめ永澤剛、佐藤友和、齋藤登志信とそろっている。競輪祭の動きが良かった山崎の一発には警戒したい。
森田優弥を指名も混戦
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森田優弥
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吉沢純平
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岩本俊介